10月27日、日本列島近くで急に発生した台風が伊豆諸島近くに接近するというのに、雨も何のその八ヶ岳山麓に来てしまいました。翌28日は台風一過の快晴、八ヶ岳や南アルプスの山々ははやくも雪化粧し輝いていました。山小屋を根城にして、あちこちの紅葉を観あるっていたものですからインターネットカフェに立ち寄ってブログを更新するのも久しぶりです。

28日、八ヶ岳高原ラインの小荒間信号から少し下った県営牧場脇から、南アルプスの山を撮りました。左から先日歩いた鳳凰三山、富士山の次に高い北岳(3192㍍)、中央にどんと聳えるのが甲斐駒ヶ岳(2965㍍)。山麓で紅葉を楽しんでいたら、高い山ははやくも雪化粧です。クリックするとワイドな画面で見られます。

「八ヶ岳まるごと収穫祭」が原村の実践農業大学構内で開かれたので、今年も無料での巣箱作りに参加しました。山梨側から長野県側に周って八ヶ岳を見上げると、山の雪の多さには驚きです。横岳が真っ白く輝き、阿弥陀岳もグンと大きく見えます。主峰の赤岳は阿弥陀(あみだ)の陰で見えないのが残念でした。

実践農業大学の芝生広場、八ヶ岳の白い嶺を背景に、バルーンが青空の中に浮かび気持ちよさそうです。

10月30日、奥蓼科の横谷渓谷を紅葉狩りハイク。横谷観音からの眺め、左下に王滝が写っています。「山装う」とは良く言ったもの、山が燃えるように全山が紅葉していました。

横谷峡の上流、おしどり隠しの滝の案内看板

横谷渓谷には小さな滝が沢山あります。これが「おしどり隠しの滝」なのかな?

御射鹿池の回りにあるカラマツの紅葉はちょうど見頃でした。頭を覗かせている山は蓼科山です。

翌31日、麦草峠を越えて八千穂高原に向かう。後ろの山は茶臼山(2384㍍)です。

八千穂高原の白樺林、一週間早ければ葉がもう少し残っていたかもしれない、残念!

11月2日、増富ラジウム温泉へ。途中のみずがき湖での紅葉も今がピークのようです。

増富ラジウム温泉から本谷川渓谷を遡る。西沢渓谷が山梨では有名だが、ここも奇岩や巨石もあって絵になるところ。

日本百名山の瑞牆山(2230㍍)を、みずがきの森自然公園から眺めてきました。この日は青空にも恵まれず、なんとか山頂が拝めただけ、しかし山麓の紅葉は陽差しはなかったもののまずまずでした。