夏空が待ち遠しい毎日、晴れたり曇ったりですが、雨も降らなくなりました。気温も高くなってきたので、梅雨明けも近いことでしょう。

アサギマダラが長い旅の途中、八ヶ岳山麓の私の庭に立ち寄ってくれました。南の島から日本列島を北上し、秋にはまた南に帰って行くこの蝶、羽が傷んでいるようですがどこまでいくのでしょうか。止まっている花はオカトラノオです。

シモツケソウが満開になりました。雨が降らなくなったので花も長持ちしそうです。

フシグロセンノウが今日咲きました。この花の朱赤色は、薄暗い林の中でもよく目立つ色です。

いつからか咲くようになったフランネルソウです。葉がフランネルという柔らかい生地に似ているからこの名になった、と聞きました。和名はスイセンノウ(酔仙翁・ナデシコ科)

タカネナデシコが咲き始めました。

ユウスゲです。雨に当たると翌朝にはみすぼらしい姿になっていましたが、雨が降らなくなったので凛とした花びらを保っています。美智子妃殿下のお印の花と聞きました。夕方に咲くのでフラッシュが発光して、お陰で良い写真になったようです。

コマクサが咲きそうです。白馬の山で種を頂いたのを蒔いて三年目、やっと咲いてくれました。山野草専門店で聞くと、肥培すればⅠ年目でも咲くよ、とのことでした。2年目に移植したのは枯れてしまい、苗床に残したのが元気に育ってくれたのです。