今日は久しぶりに太陽が、午前中ちょっぴり顔を見せてくれました。山梨は日照不足とかで例年の40㌫にも満たないそうです。19日にニッコウキスゲを観に霧ヶ峰に行ってきました。雲は多いものの雨の心配はなさそう、ということで大勢の人がニッコウキスゲを見に訪れていました。いつもの車山肩無料駐車場は満車でしたが、出る車があって待つことなく駐車できたのはラッキーでした。全山が黄色に染まった2005年は此処にたどり着くまで大渋滞、車を手前の駐車場に停めて大分歩いたのを思い出しました。その年と比べると訪れたのは同じ見頃の時季ですが、花の咲き具合は少ないように感じました。
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ニッコウキスゲは一日花で、朝開くと夕方には萎んでしまう。一本の花茎に何個も花芽がついているので、順番に咲いていくからピークの時季が長い花なのです。クリックするとワイド画面で見られます。
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シシウドです。草原の中でひときわ大きいので目立つ存在です。

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グンナイフウロ、高山に生えるタカネグンナイフウロの色の良さにはとても敵いません。
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ヤグルマソウ、一部で水没している湿原を沢渡まで歩いた森の中で見つけました。樹木に負けないくらいの大きな葉です。











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コバイケイソウがニッコウキスゲの中、まだ残って咲いていました。他の群生地では殆どが花殻だけの姿でしたので、咲いているのを撮れたのはなによりでした。

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カラマツソウ、白い糸状の花を枝先に沢山付けます。良く似たものに深山に生えるミヤマカラマツや高山のモミジカラマツがあります。
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美しい黄花はキンバイソウです。














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ヨツバヒヨドリです。この花は白ですが、淡紅紫色も咲いていました。

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シモツケソウも咲きだしました
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ノコギリソウ、鋸のようなギザギザの葉からこの名になりました。












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イブキトラノオ、1㍍近い花茎を伸ばし、草原の風を受けていつも揺れています。

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ハクサンフウロ、他の草にいつも寄りかかって咲いています。
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ウツボグサ、庭で咲くのより高原で観るからか、色が濃いようです。