先日、桜の咲き具合を観に行ってきた清春白樺美術館に、今度は入館し「ルオー展」を鑑賞してきました。カミサンらが日曜日に列車で帰浜した後、暇を持て余している私をご近所の大学の先生が、招待券があるからと誘ってくれたのです。文化の薫りとはほど遠い仙人生活をしている私には、彼女(失礼、教授でした)の解説付きの絵画鑑賞は、何とも贅沢な一時となりました。

ジョルジュ・ルオーがどのような人なのか、何も知らない私でしたが、初めてルオーの多くの絵に接して眠っていた魂を呼び覚まされたような、強烈な印象を与えてくれました。ポスターの絵、「誰か老いざらむ?」は絵はもちろんのこと題名も、今の私に呼びかけているようです。

ここ清春白樺美術館はルオーの絵を沢山持っているので、常時展示がされているとのことでした(知らないのは私だけだったかも)。今回はルオー家秘蔵の絵が日本初公開とかで、著名な方々が来館されているようでした。



ここはソメイヨシノの巨木に囲まれた桜の名所ですが、4月5日でまだ三分咲きといったところです。ここからも甲斐駒ヶ岳が望めます、もちろん八ヶ岳も見えます。