ここのところ雨が降らないので、キノコの出方はいまいちです。地元工務店の社長さんは、朝早く起き仕事前にマツタケを採りに行くとのこと、先日までは標高2000㍍近くだったがだんだん下がってくる・・・といった話を聞いても、さてキノコの生えそうな赤松の林がどこにあるかは教えてくれないのです。
ハナイグチ(花猪口)はカラ松林の代表的キノコで、信州では「ジコボウ」等と呼んでいます。表面にヌメリがありテカテカしており、裏は黄色なので判別は簡単、安心して食べています。今年は雨が多かったので、沢山採れると思っていましたがそれは出始めだけ。雨が降るのが待ち遠しいこの頃です。
クリタケは栗などの切り株や立ち枯れた木からでますので、見付ければ一度に沢山の収穫があります。自分だけが見付けたと思っても、キノコを採る人の探すポイントは同じですので、採られてしまった後などはよくあることです。
ホテイシメジが山荘から数分の林の中で群生していました。エリンギに似た形、布袋様のおなかのように柄が下方に向かって膨らでいるのでこの名が付いたのでしょう。傘が漏斗状なので地元ではチョコタケと呼ばれ、歯触りもあって美味しいキノコなのですが、獲れる量が少なくなったようです。
編笠山の紅葉は中腹に下がってきました。山麓のカラマツが色づくのは今月の終わりごろになるでしょう。昨日、横浜に戻ってきましたが、キノコのシーズンは終わっていません。次は月末に出かけることになりそうなので、近場で松茸を!などという夢を見ています。