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8月19日カミサンらを連れて、北八ツの麦草峠から白駒池への径を歩いてきました。7月に蓼科東急リゾートに泊まり、帰路に歩く予定のコースでしたが大雨で中止となったので今日はリベンジです。昨年も同じホテルに泊まり、白駒池から小海線側の松原湖に下りて帰ったのですから、よほど北八ツが気に入ったのでしょう。夏らしい良い天気にも恵まれ、明日列車で帰るカミサンらには、丁度良いウオーキングだったようです。

麦草峠は2,127㍍と標高は高い、299号線は国道の中で一番高い所を通る道だ。この辺まで来ると樹木は、カラマツからシラビソなどに変わってくる。麦草ヒュッテをあとに草原に入る。八月の後半にもなってくると、山の花も少なくなっている。フウロウが種を付けながらも少し咲いている、リンドウは蕾が色づきだしたところ。

白駒池に向かう山道で、お気に入りはハイマツが生えている岩場の径だ。開けた此処だけは明るく、足下にはゴゼンタチバナやイワカガミがあるのだが残念、花の季節は終わっている。5分も歩くと、またモミ、コメツガ、シラビソの自然林だ。森を覆う緑の絨毯が、木漏れ日の中で輝く様は何度観ても感動する。ここの苔むした原生林は美しい。

白駒池は、標高2,100㍍以上では日本最大の天然湖だという。湖を周る径は整備され、板張りとなって歩きやすい。299号線の白駒池入り口からは10分ということもあって、サンダルを履いたお兄さんやお姉さんも。歩き易くなっているとはいえ、石もあれば滑る所もあるのに大丈夫かい、と余計な心配をしてしまう。こんなことを考えるのは、やっぱりオジサンなんだと自覚するものの、こんな連中の来る所は歩きたくないと思った一日でした。