山の天候がやっと安定した8月3日、霧ヶ峰の八島湿原を歩いてきました。途中の車山肩近くでは、車山山頂にかけてニッコウキスゲがだいぶ残っているのが見えて、今日の目的地の八島湿原でもまだ見られるかも、と期待したのでしたが残念、盛りを過ぎたキスゲを数輪見ただけでした。
八島湿原は標高が1600㍍ほどにある湿原ですが、乾燥化が進んでいるようです。尾瀬などと同じようにアシなどが増えて、高山植物も以前より少なくなっているようです。夏らしい入道雲に迎えられ、暑い中で湿原を一周しました。遠くには車山山頂の気象レーダードームが望め、ゆったりとした開放感に浸れた一日でした。
先日の集中豪雨で、車山への道も数カ所で大きくえぐられ片側通行を余儀なくされています。トップシーズンということで車も多くなるので、通過に時間がかかるのを覚悟して来るといいね。