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昨日、八ヶ岳から横浜に戻りました。午後から降るとの天気予報でしたので、覚悟していたのですが終日高曇りで助かりました。自宅までは183㌔ですが、雨の中の運転は見通しも悪いので疲れます。カミサンは、そんなに急いで帰ることもないのだから、一般道を走って行き来しな!とおっしゃいます。3時間のところが5時間かかるとなると、なかなか言われるとおりには出来ません。ETCが付いてるので、私の財布からお金を出さなくて済む。ついつい高速に乗ってしまうのは、致し方ないのです。山を出発する前に自宅周辺をひとまわり巡回、草花たちの成長をスナップしてきました。

スイカズラが咲いています。私の庭ではなく、お隣の庭で植木にからみついています。隣は空き家、代が変わると来なくなってしまい、この廃屋は住めそうにありません。初夏に咲く花は、初めは白で時が経つにつれ黄色に変色。花の盛りを過ぎた株を見ると、白花と黄花が入り乱れています。管状になった花を引き抜き口に含むと、甘い味とよい香りがします。横浜あたりでも、スイカズラは見かけます。

ヤマホタルブクロが、もうすぐ咲きそうに膨らんでいます。平地のホタルブクロと比べると、赤紫色が濃いのが特徴です。オカトラノオもあと数日で、花穂を風になびかせるまでになりました。オオバギボウシも笹藪の中から花茎を立ち上げ色づき始めました。夏が近くなると、山の草花たちは短時間でどんどん成長します。

6日にアップした「ユウスゲ」のなかの『モリアザミ』は、「ノアザミ」の誤りのようでしたので修正しました。頭花の下の総苞の外片が伸びていないのが「ノアザミ」で、セイヨウタンポポのように花の下の総苞外片が長く伸びているのが「モリアザミ」ということを、自宅に戻って調べて分かりました。庭ではアザミに似た花をつけ、葉に棘のない「タムラソウ」が花芽を付けるまでに成長しました。草丈も150㌢ほどになりヤマホタロブクロなどを見下ろしています。

「ウツボグサ」でも誤った表記をしてしまいました。アップした写真は、白馬山麓生まれの「ミヤマウツボグサ」らしきもの。キバナイカリソウに付いてきたもので、庭に前からあるウツボより少し小さいようです。「ほふく芽を根元から伸ばして増える」のは平地のウツボで、我が家のもこの仲間(標高1100㍍ですが)といえそうです。蓼科の横岳(2200㍍)で撮ったものは花丈も10㌢に満たないものでしたので、見比べるために3点を並べてみました。