朝まで降っていた雨も上がりましたので、インターネットカフェに出かけてブログを投稿しています。どんよりした雲で周りの山もガスの中、暫くはとれそうにありません。山も静かでよいのですが、雨が続くと出かけるわけにも行かないのが困ります。そろそろ横浜に戻ろうか等と考えているところです。
関東地方は9日に梅雨入りをしたとのことです。気象庁が発表した翌日は皮肉にも梅雨の晴れ間とのことですから、また美し森につつじを観に出かけました。3日のつつじ祭りの始まった時、ツツジは咲いていませんでした。この日は土曜日とあって観光客も多く、咲き出したばかりのレンゲツツジや山ツツジ、少し雪の残る八ヶ岳の山々などをカメラに収めています。前回来た時から一週間経っていたので、少しは咲いていましたが、山全体が赤く染まるような咲き方を期待して訪れた私には、不満の残る再来訪でした。
久しぶりに足を伸ばして、「大ヤマツツジ」の様子を見に行きました。昭和10年(1935年)に国指定の天然記念物になったこのツツジですが、半分は枯れてしまい、残りもあまり元気がないようで、花芽もあまり付けていません。近くにある大きな山ツツジが咲き出したのと比べても、木の勢いがないのが分かります。
この場所までは美し森から1時間もかかりませんが、訪れる人は希です。道もハッキリ付けられ「大ヤマツツジ」への道標も整備されていますが、一般の観光客にとっては魅力のない存在なのでしょう。この辺の山ではミヤマザクラが真っ白な花を泡のように付け輝いています。コナシの白がこの時季のツツジの赤と良いコントラストを見せてくれますが、ミヤマザクラの白も目立つ存在です。