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6月3日に「清里高原つつじ祭り」が美し森で開かれました。朝取りの高原レタスや採れたて牛乳の無料サービスもあるというので、カミサンらを連れて出かけてみました。天候も6月に入ってから晴れる日が続き、爽やかな初夏がやっと到来しました。オープニングセレモニーでは地元、「高根ふるさと太鼓」の力強い演奏で賑やかな幕開けです。

しかし、肝心のレンゲツツジは蕾が色づきだしたところで、まだ咲いていません。私の山荘ではこのツツジは花を散らし始めています。イベント会場の登山口から頂上までの階段道は、11日までライトアップされているようですが、期間中に花が開くのは残念ながら半分ぐらいのようです。今年は咲きだしが遅く、清里駅周辺や清泉寮あたりで見頃となっており、標高でいうと1200から1300㍍でやっと咲いた状態。美し森は1500㍍の高さなので、寒さの影響もあって遅くなったのでしょう。

富士山や南アルプスを背景に、レンゲツツジの朱色の花を撮るのは残念ながら出来ませんでした。まだ三ツ葉ツツジの薄紫が、芽吹いて間もない木立の合間で良いアクセントになって咲いています。清泉寮・ビジターセンターに車を置いて美し森登山口まで林間を往復しましたが、歩いているのは私たちだけでした。折角来たのなら、ちょっとでも林道に入ってみれば良いところが見つかるのに、と人ごとながらいつも想います。真っ白な花をいっぱいに付けて葉も見えないほどの木は、コナシでしょうか、見事な咲きっぷりです。

前日には霧ヶ峰・車山まで行ったのでした。標高は車山肩の駐車場でも、美し森より200㍍は高く雪も多かったところなので、レンゲツツジの蕾は膨らみ出したばかり。ショウジョウバカマがあちこちで咲いている寂しい草原です。目立ったのはコバイケイソウの群落、7月ごろには1㍍程に大きくなって、綺麗な花を付けますがこれは毒草。幼葉がギボシに似ているのですが、これは食べられません。

車山肩からスキー場近くまで下ってくると、斜面で山菜採りをしている方を沢山見かけました。私たちも車を止めて山に入ってみましたが、山ウドを2本採っただけでした。それならばと、勝手知ったるいつものワラビ取りの場所に移動しようと衆議一決です。車山周辺を歩く積もりだったので弁当を持参しているから、今日一日は自由に動けます。

観音平へ登る山道の途中にある、カラマツの植林地は誰も入っていません。ワラビも峠を越えてしまったかと思いきや、まだ結構生えており沢山の収穫でカミサンも満足のようです。日当たりが良いこともあってレンゲツツジが満開です。こんなところには観光客も来ませんが、私たちだけで観るのは勿体ないぐらいの咲きようでした。ちなみに、ここの標高は1200メートルほどです。