5月1日、ようやく草木も芽吹きだしたであろう春の白馬の里山を散策しようと、八ヶ岳から白馬方面に遠征しました。
鬼無里(きなさ)の水芭蕉の方が通りがよいのですが、「奥裾花自然園」という名前が水芭蕉群生地の正式?な名称なのです。連休に間に合うように除雪が進められ、駐車場から自然園入り口までのシャトルバスも動き出したばかり。水芭蕉の開花は30㌫とのことでしたが、これは嘘でした。解けた雪の湖面にやっと顔を出したばかりの水芭蕉は少しでしたが、小さくて少ないのもまた愛おしいものです。
水芭蕉の群生地としては尾瀬よりも多く咲くというこの地も、開山日は2日というのに、殆どの水芭蕉はまだ深い雪の下で冬眠中、葉も伸ばせずに雪解けを待っていました。
水芭蕉の群生地としては尾瀬よりも多く咲くというこの地も、開山日は2日というのに、殆どの水芭蕉はまだ深い雪の下で冬眠中、葉も伸ばせずに雪解けを待っていました。
樹齢300~400年のブナの原生林に覆われた今池の周りを散策しましたが、この時期に1㍍以上の雪があるのも驚きです。しかし春です、ブナの周囲は雪が解けて地肌が見えてきました、ブナが動き出した証拠です。残雪の上に小さな黒く散らばっているものは、ブナの実でした。