カントウタンポポの咲いている姿を、やっと写真に撮ることが出来ました。いつもの散歩コースである円海山で、群生して咲いていました。どうせセイヨウタンポポだろう、と思いこみ通り過ぎるところでした。しかし、花を裏返して萼片(正確には外総苞片と言うそうです)が反り返ってないので、すぐに区別が出来ました。「ヤッター、日本タンポポだ!やっと見っけたぞ!」でした。
在来種のタンポポは春から夏にかけて、帰化種は通年開花します。早く咲いたタンポポはもう綿帽子をかぶって、種を飛ばしています。タンポポの葉はお浸し、天ぷら、サラダで食べられます。根はキンピラにすると美味しいとのことですが、まだ試したことがありません。
真っ白な星の形をしたハナニラが、野生化して土手いっぱいに咲いています。近くに農家があるので、そこから種が飛んだのでしょうか。南アメリカ生まれの帰化植物で本名は「トリテリア」ですが、別名の「ハナニラ」と言った方が分かりやすい。この花によく似たオオアマナも繁殖力が強い花で、街路樹の根元で増えて、隣の木の根本へと勢力を拡大しています。