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春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような 僕の友達 (『四季の歌』作詞・作曲 荒木とよひさ) ♪すみれの花咲く頃・・・は宝塚歌劇ですね。日本はスミレの国と言われるほどに沢山の種類があるようです。自宅近くでスミレの群生しているところを発見しました。芝生の中にこんなにも沢山のスミレが、いつのまにか育っていたのか不思議です。芝刈りや除草剤(最近では発芽抑制剤と名前を変えている?)にも負けないで、咲いてくれたスミレに脱帽です。

今日は朝から低く黒い雲が走り、大荒れの天気です。横なぐりの雨で満開の八重桜も、ずいぶん花を飛ばされてしまいました。しかし、低気圧が駆け抜けてしまうと急速に天候は回復、午後からは雲一つ無い青空です。

昨日、4月に入って初めて自宅近くの円海山(標高153㍍)までウォーキングの足を伸ばしました。この日も黄砂の影響が残っているのか、晴れているのに遠くはボーッと霞み展望はよくありません。富士山や丹沢なども顔を隠したままでした。尾根から谷筋へ下ったところに瀬上池があります。この辺は湿地となっており、春先にここに来てセリを採ったことがありました。

この日はセリ摘みを予定してここに来たのではなかったのですが、足下に生えていれば見逃さない私ですので、小さいレジ袋を一杯にして帰りました。空のレヂ袋は、いつも私のポケットに入っているのです。自然に生えているセリは、赤みがかった茎を横に広げ地面にへばり付いています。ナイフや鎌を持って来なかったので、枯れ枝を折ってヘラ状にしたので採りました。

近くで、畦や湿地に咲くキツネノボタン(キンポウゲ科)を見つけました、実の形からコンペイトウ草とも言うそうです。ウラシマソウが木陰のあちこちで、花?の中心部から細い竿の穂先のようなものを伸ばしています。この竿は何のためにあるのか、宿題です。

林の下や日陰でどこでも見られるムラサキケマン(ケシ科)は、仏殿の欄間の装飾具からこの名前になったとのことですが、花もそろそろ終わりのようです。カラスノエンドウ(マメ科)も大きくなって、沢山の花を付けています。カタバミは横根をしぶとく這わせ、庭では厄介者ですが、花はかわいい。実はバナナのような形で触るとホウセンカと同じようにはじけて実を飛ばし、子孫を残すのはさすがです。

こんな低い山で、ハリギリ(ウコギ科)を発見しました。近くに小さな木が何本も生えているので、杉の木と同じくらい大きな親木があるに違いありません。この木の新芽はタラの芽などと同じウコギ科、天ぷらで食べるのが旨いのです。写真を撮ったあとに新芽を頂いたのはもちろんです。自宅横の空き地では、山で採り植えておいたウドが新芽を伸ばしています。これもウコギ科でこの科のものはどれも独特のよい香りがします、若芽はこれも天ぷらがいい。カミさんに天ぷら!と言っているのですが、OKサインがでません。このウドも早く食べないと、大木になってしまうのが心配です。

八ヶ岳山麓での山菜採りはもう少し先ですが、来週には様子を見に出かけてみようかと思案中です。