日本サクラソウが芽を出し始めました。乾いた土のあちこちに、緑の幼虫のような芽が、ポコッポコッと出ています。アップで写してみると本当に幼虫のようです。
数日前に横浜に帰ってきました。先週は八ヶ岳も暖かい日が続き、春本番近しを思わせたのでしたが、季節の移ろいは一進一退のゆっくりが本筋。今日は冷たい雨が降っているので、北杜市大泉町のライブカメラでチェックしてみました。やはり山では雪が降っていました。
10日に行った時に雪の無かった清泉寮や東沢大橋はもう10㎝以上の積雪がありそうで、甲斐小泉や大泉パノラマの湯あたりも白くなっている。皮肉なもので、横浜に帰ってくると山に雪が降ることが多い。今週はしばし横浜暮らし、来週山に行ったときに雪が残っていることを、密かに祈っているのです。
プリムラ・マラコイデスが咲き出したのを前に書きましたが、2週間ほどで花茎も伸び、3段目も咲きそうです。同じサクラソウ科のクリンソウも花茎を伸ばして何段にも花を付けていきますが、やはり同じ科なんですね。何でもないような花でも、よく観察をするといろんな発見をするものです。
八ヶ岳南麓にある山荘の日本サクラソウは、まだ深い眠りの中で、土はツンドラの大地のように凍てついています。赤い橋「東沢大橋」の写真は10日に撮ったもので、ほとんど雪がありませんでした。