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今日は富士山が裾野からテッペンまでよく見えました。富士山が見えると「おお富士山だ・・・!」といつも大騒ぎするので、家の者からはひんしゅくを買いますが、どこから眺めてもいい山です。

横浜に雪が降って3日目、また円海山に富士を眺めに来てみました。頂上まで雲もなく見渡せたのは久しぶり、左に箱根外輪山、右に丹沢連峰を従えて堂々とした姿でした。しかし、一時間後にはもうテッペンには雲が懸かっていました。気温が低いこともあって、ハイキングコースにはまだまだ雪が残っています。毎年スイセンが咲く所まで足を伸ばしましたが、雪と寒さで咲いているのはまだ少しだけです。

円海山からの帰り道で、春一番に野原などで咲き出すオオイヌノフグリ(大犬のふぐり・ゴマノハグサ科)を見つけました。雪の消えたばかりの日だまりの土手に、コバルトブルーの色鮮やかな5㍉ほどの小さな花が、春の近いことを教えてくれています。3月頃になれば、星をちりばめたように一面に咲きますが、気をつけて足元を見ていないと、通り過ぎてしまいます。しゃがみ込んで、このかわいらしい花とじっくりご対面してきました。

近くにホトケノザ(仏の座・シソ科)も咲いていました。道端や畑に生える越年草で、紅紫色の小さな花を付けます。春の七草のホトケノザはこれとは違い、タビラコをいいます。仏の蓮華座に見立てたところからこの名前になったようですが、よく見るとその通りで、自然はうまく作るものだの感心します。別名では、サンガイグサ(三階草)とも呼ばれているようです。春近しですね。