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元旦の横浜はどんよりと曇り、雪が舞ってもおかしくない寒い一日でした。そんな寒い中でも季節は春に向かってゆっくりと進んでいます。日当たりの良いところに植えてあるスイセンは花が開き、甘い香りを漂わせていました。八ヶ岳の山麓では5月になつてから咲くのですから、えらい違いです。

ターシヤ・テューダーは著書の『思うとおりに歩めばいいのよ』のなかで、「スイセンは楽観的な花で、どんな植え方をしてもきれいに咲きます。大きめの穴をいくつか掘って、まとめて球根を埋めると、全部咲いた時、それはみごとです」と述べています。球根の植え方も、インパクトのある植え方をしたいということで、購入は百個単位、何本か溝を掘ってその中にどんどん埋めていく。私のように一個ずつ植えるといったケチなことはしないのだ。

『ターシャの庭』という写真集が今発売されている。公園と見まごうばかりの広大な庭園を、90歳のターシャがほとんど一人でメンテナンスするのは大変なことです。しかし、他人から見たら大変なことも、庭の仕事が大好きなターシャは苦にしない。ガーデニングをしていればダイエットしなくともスタイルが保てる、これまで一度も落ち込んだことがない、頭痛に悩まされることもない・・・とのことです。

ターシャの庭と、猫の額ほどの私の庭とを対比するのはあまりにも乱暴なことですが、今年はせめてスイセンの球根をちょっとだけ奮発してまとめ植えをしてみましょう