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           長坂IC近くの田んぼからみた八ヶ岳連峰

八ヶ岳南麓の私の住むところは、毎日が真冬日続きです。もちろん朝晩は氷点下の世界で、永住している知り合いも沢山いますが、冬を暮らすのは大変なようです。

朝起きてストーブをつけると、また布団に潜り込み部屋の温度が上がるまで待ちます。カーテンを開けると、北岳や甲斐駒が白く輝いています。6時半頃の日の出に起き出した時、山が赤く染まっているのを見たこともあります。これは早起きしたときのご褒美です。南アルプスの稜線が見えるのはカラマツが葉を落とす冬だけのお楽しみ。夕方、日が落ちて暮れなずむ空に、木の間ごしに北岳などが黒くシルエットを浮かび上がらせ、闇の中に沈んでいく様を、飽きもせず眺めているのが好きです。

山麓に住んでいると、編笠山や手前の山は少し見えますが、この写真のような八ヶ岳は残念ながら見ることは出来ません。

自宅で正月を迎えるため、昨日、山を後にしました。帰省で車の多くなった下り線を見ながら、のんびりと横浜に帰ってきました。正月休みで山がにぎわう頃には自宅に、そして、どかっと新雪が降ったと聞けば自宅謹慎を忘れて氷点下の世界に舞い戻る、変なオジサンです。