スタッフレポート ～デイ１

デイ１の様子をお送りします。

デイ１、いよいよラリー本番の始まりです。

７：４８　サービスパークよりスタートです。オークランドから約１３０Km離れたステージに向かいます。
ラリーカーを送り出した後、我々メカニック、マネージメントもリモートサービスへ向かいます。

SS1、SS2と順調に走行していましたが、SS3、このステージも最終手前のスピリットタイムは他の２台と同等だったのですが、最後のスピリット区間で１５秒近く遅れ、少々気になりました。
これらの情報は移動中の我々にも、サービスパークでラリーをモニタリングしているマイクから随時連絡が入るのです。
SS3ゴールしたはずの＃３２でしたが、ゴール地点で止まっているとの情報があり、マイクが確認した所、SS3ゴール直前にリヤをヒットし、パンクはしなかったものの、リアクロスメンバーにダメージを受けペースダウンを余儀なくされたとのこと。
また右リアの駆動も無くなり、SS4を3輪駆動で走りきり、リモートサービスにたどり着きました。しかし、部品や工具が制限されるリモートサービスでは完全に修復する事が出来ませんでした。
続くSS5・6をこの状態で走行しましたが、SS6後半でパワステのトラブルが発生、チームはこのまま走るのは危険と
判断しリタイアを決めました。

デイ２はスーパーラリーを使い再出走しますが、残りのSSはトップタイムを狙いアタックして行きます。

リモートサービスで＃３２修復中のメカニック達


リモートサービスで修復中の＃３２


スーパーラリーを使ってフルリペアー中の＃３２


デイ1、スタート前の最後の整備