東横線 旧称「碑文谷駅」（現称：都立大学）の「目黒通り」沿いで、戦前の青銅張りの住宅と石造りの住宅を見た。
戦前～昭和３０年代までは、基本的に、普通の木造建物の防火対策で、木造住宅を「青銅の板」で覆うと言う防火対策が取られました。
この辺りが、やはり、碑文谷と言う名地だったからか、こんな「戦前」を思い起こさせる建物に、たっくさん出会えました！
今や、東京都内でも、これだけのすこし歴史を感じる個人の店舗、住宅と言うのは、ほぼ、見れなくなってきていますね。
そして、歴史は、高度成長期からの発展期に至り、そこで、高級住宅街と言うものも、大いに作られた！
東京の「高度成長期・高級住宅」の代名詞へ
駅を頂点にして、ゆるい下り坂で、扇状にひろがる街「田園調布」
今でも、「高級住宅街」の代名詞と言っても過言では無いだろう。
駅自体は、目黒線と東横線の地下化によって、雰囲気は、大いに変わっていますが、東急は、かつての象徴である「東京横浜電鉄・田園調布駅舎」は、象徴的にまだ、「街の真ん中に残しておりました。」
本当は、住宅自体にカメラを向けたかったのですが、、、、
何分にも閑静な「高級住宅街」
私みたいな小市民には、とてもじゃないですが、高級住宅にカメラを向ける勇気は、有りませんでした、、、(^^;
そして、多摩川「丸子橋」を渡った先には、、、、
最新の超高級住宅街が、広がっておりました！！！
「武蔵小杉」
東急東横線、南武線と、
そして、「横須賀線」・「湘南新宿ライン」が止まるようになり、元々、NECなどの工場が有った「武蔵小杉」が、なんと、東急資本によって、ものの見事に、「高級住宅地」へ
大変貌してしまった！
今もここが、かつて、「工場地帯」であったと思い返せる方は、かなり、少なくなっている印象を、感じてしまいました。
（まぁ、この高層マンションのお陰で、私の設計している機械が、こんな家にも設置されるようになったので、我々の業界としては、嬉しい限りなのですが、、、）
そして、今もまだ、立ち続けていると言う衝撃！！！
これは、私自身の個人的感想なのだけども、、、、
この街が、「３０年後」、、、、どうなってしまっているだろうか、、、
と思ってしまう。
それは、今、ニュースなどで言われている「昭和団地」の「高齢化」、それによる「団地」の設備更新も出来なくなってしまった。と言う現実を見ると、、、
４０歳前後で、このマンションを買った人たちが、３０年後、４０年後、、、、どうなって行くか、、、
ちょっとだけ、恐怖を感じてしまいました、、、
そして、昨日の小田急「新松田駅」〜中央線「藤野駅」の散歩の中では、見事に、「廃屋」が点々と、、、
ちょっと、恐怖も感じてしまったりしました。。。
関東地方、それも、神奈川県、東京都となると、一般の方だと、山奥でも、住宅が一杯建っていて、人が住んでいると言う誤解をされていらしゃる方も居るかもしれませんが、、、
東京・奥多摩、神奈川・丹沢エリアは、見事に「土日」は人が居るが、平日は、閑散としているし、土日にそこで働く方々も「車」で、「厚木」、「伊勢原」や、「青梅」、「立川」に帰ってしまっているために、観光スポットの周りも「廃屋」だらけです。
こんな廃屋と、都営三田線「高島平」の「高島平団地」の風景が、何か、重なる印象を、多いに感じてしまいました。
人は、どうしても、「前と上ばかり」、眺めているものです。。。。
古びた街並みや、ちょっと、寂れた昭和の象徴「団地」などを、眺めていると、こんな歌が、耳に鳴っていました。
三十年後、この武蔵小杉の高層マンション街も、「平成遺産」と言われる「時代」がやってくる可能性と言うのを、様々な所を旅してみて、大いに思ってしまっています。
まぁ、その前に、「昭和」の「ＪＡＰＡＮ ｉｓ Ｎｏ．１」と言っていた時代すらも、もう「地上の星」になってしまっていることは、多くの人が語らないといけない時代に差し掛かっていることだけは、覚えておく必要性が、大いにあるように思います。
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今週は、松田～藤野間の散歩を、メインに書いていきます！
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