醤油と言うのは、日本の中で千葉県の「野田」「銚子」そして、関西の兵庫県「たつの市」が代表格だそうです。(「銚子」は「ヤマサ」、「龍野」の「ヒガシマル」が有名です)
その「野田」の醤油と言うのが日本の醤油メーカーのTOPである「キッコーマン」の本社、工場があります。
江戸時代から始まった醤油作りが「野田醤油」を生み出し、そして、今では、世界の「キッコーマン」へ変化していったそうです。
この「野田」と言う地が、何と、「江戸川」があるから「醤油産地」になったと言うことを知っていらっしゃるだろうか?
大豆や塩、そして、小麦の原料を、東北各地 → 銚子 →「利根川」→「関宿分水池」→「江戸川」を流れて、江戸川の中流域である「野田市」にて、醤油生産され、そして、「江戸川」を下り、「江戸」及び「東京」に出荷されていったそうだ。
現在も、東武野田線(現在名称:アーバンパークライン)の野田市駅で降りると、駅前には、「キッコーマン」の工場が、立ち並び、そして、醤油のにおいが町に立ち込めている感じでした。
明治時代に作られた鉄道である東武野田線も元は、この「キッコーマン」の醤油を全国各地に輸送する目的で作られた鉄道で、江戸川を使った「河川運送」よりも鉄道輸送の方で日本全国に運ばれるようになりました。
現在は、この江戸川も、野田線も醤油輸送が行われ無くなりましたが、今でも野田市駅の構内には、多くの保線用の側線や、また、駅の目の前には「キッコーマン」の工場、そして、その出荷基地が広がっておりました。
野田市駅前には、「キッコーマン」の「もの知りしょうゆ館」と言う工場見学コースがあります。
まぁ、そこでは、しょうゆの作られ方などを教えてくれますし、また、内部のレストランでは、醤油の味比べも出来る形になっておりました。
ただし、この見学コースでは、なぜ、ここ、「野田市」に「醤油」工場があるのかの説明は、されませんでしたがね……。。。
今まで撮ってきた写真を「PhotoLibrary」にも掲載しています。良かったら、見に来てください!!
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