こんばんは。

 

トシムリンです。

 

前回の記事投稿から約20日が経ちました。

 

前回の記事では力強く上昇している株式市場や暗号通貨市場とは裏腹に日本経済の実体は芳しくなく、市場を支えている流動性も増加傾向ではあるものの、両者は買われすぎであるとうことを指摘しました。

 

しかし、その後も騰勢を保っています。

 

バブル相場の時は新規マネーが継続的に流入してくる傾向があり、正直”その新規マネーがどれくらいの規模でいつまで流入”するかは誰にもわかりません。

 

また、今のようなバブル相場の時は素人のマネーが流入するということもあって、いつもよりはテクニカルも機能しにくくなります。

 

私はデータ分析とテクニカル、そしてファンダメンタルズ分析の3本柱で、できるだけ相場を深く分析しており、その結論として今年は”バブル相場”になると年初から会員様にはお伝えしているわけですが、今のような新NISAやビットコインETF承認によって新規マネーが大幅に流入してくる相場では、残念ながら”いつどこまで”上昇するかを予測することは難しいです。

 

例えば、2021年にビットコインがバブル的な動きとなったときも私のデータ分析上では4万ドル台が妥当な価格でしたが、イーロンマスクがビットコインを購入したということもあって、資金マネーが流れ込み、6万9500ドル近辺まで上昇しました。

 

しかし、その後、熱が冷めると4万ドル台まで戻り、1万6000ドル台まで下落しました。

 

結局は「イーロンマスクがビットコインを購入した」という根拠に乏しい買いが勢いづいただけだったと言うことです。

 

バブル相場は妥当な価格を超えて上昇が勢いづく傾向がありますが、その過熱はいずれ修正されるということは忘れてはいけません。

 

ちなみに、長らく私の記事をお読み頂いている方はご存知の通り、私は以下の記事でビットコインがまだ6万ドル台の時から上昇の梯子が外されて下落することを予測し、結果的に下落する展開となりました。

 

過剰流動性相場の終幕 ビットコインの上昇も終わってしまうのか?【仮想通貨相場】 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン

 

上述したようにバブル相場がいつまで続き、どこまで上昇するのかという予測はテクニカル分析だけでは難しいですが、その手がかりが何もないわけでありません。

 

私が相場の転換点を探る上で参考にしているのが天文学です。

 

去年の9月下旬頃に投稿した以下の記事では「ビットコインは少し目立った反発が起こるのであれば10月中旬から11月にかけて」と記載しましたが、ビットコインは、この時期を起点に上昇に転じました。

 

 

ビットコインの2023年予測的中にリーチをかけた9月FOMC【仮想通貨相場】 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン

 

その天文学的側面からみれば2月21日-23日頃が一旦トップを打つ可能性があるタイミングで、そこで調整が起きなければバブル相場継続となり、3月中旬頃を起点に調整が起こる可能性があります。

 

これは既に会員様には年初の時点でお伝えしていました。

 

転換点となりそうな明確な日にちもわかるのですが、これは大まかにみて「2月下旬頃から3月中旬」と捉えておくのがいいでしょう。

 

とはいえ、これまでも述べてきた通り、バイデン政権は大統領選を控えているとうこともあって、何が何でも大統領選まではバブル相場を継続させたいと考えていることでしょうから、暴落というよりは調整下落だと考えています。

 

私の年初のイメージとしては特に日米の株式市場は年末までに今の水準まで上昇することをイメージしていたので、スピードを上げすぎている感が否めません。

 

従って、調整が起こるのであれば、今年は前半に上昇のスピードを上げすぎた分、案外調整期間が長く続くか、高値圏で横ばい長く続く可能性もあると見ています。

 

バブル相場で気持ちが高ぶっているのはかまいませんが、こういった楽観の包まれつつあるときこそ、1歩引いて相場を分析し、その先に起こりうることを想定して対処しておくことが重要です。

 

 

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