暑い日なのに体を触ると冷たいところがある。循環が悪く、状態の良くないところが冷えとして表れやすいです。
水分は身体を潤わせ、健康を維持するために必要不可欠なものです。しかし、必要以上だと余分な水分は身体に溜まり、あちこちで色々悪さをすると考えられています。
余分な水が溜まる原因と言えば、誰しもが水の飲み過ぎを想像するでしょう。でも実は、外からの影響も原因になるのです。
「湿気」もその一つ。過剰な湿気を“湿邪（しつじゃ）”と呼び、身体に入り込み、体内の水分を必要以上に増やし悪影響を及ぼすと考えられています。余分な水分は身体のあちこちに溜まりやすくなり、むくみや頭痛、めまい、食欲不振など、さまざまな症状を引き起こす原因になると言われています。
梅雨や多湿の夏は要注意。過剰な湿気が続くため、特に症状が出やすくなります。
こんな時は夏でもお灸を使います。眠れない。何となく身体が重い。そんな時は身体の循環を良くすることを考えてみると良いかもしれません。
セルフケア
シャワーより入浴（38度くらい）
冷えた飲み物を控える
生野菜ではなく温野菜を食べる（野菜スープなど）※逆に体に熱がこもっている時はキュウリなどの生野菜は利尿作用がありOKです。
エアコンなどの直風を避ける
体内の水のめぐりを良くして、余計な物は出してしまう。そんな身体にしたいものですね。
どうしても入浴したくなければ、足湯をするのも良いです。
冷えた体に温かさを入れてあげましょう。
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