宇宙人類からのメッセージ
第二部
§8.オフィル星と地球を脱出した人々
・ 二人が乗ったUFOは(地球から数光年離れた)オフイル星に到着。
・ 此処に住んでる人は、地球に起源をもっている。
・ 地球での最新の超古代文明の最後、科学の水準が愛の水準をはるかに上回ってし
まった結果、世界は戦争状態となり、(核兵器等で大天変地変誘発等)
自滅してしまった。
・ その結果、生き延びた人々は、(全くの原始時代状態に戻り、一から出直し、ようやく今日
に至っているので、)君たちは子孫なんだよ。
・ (地球壊滅を事前に察知した宇宙同胞人類が)大戦争が起こる少し前に、愛の度数700度
以上(当時の平均値は450度)の地球人を移住させた。(救済計画の許可があった)
・ 利害なしに、人のために尽くしている人は皆700度あるよ。
・ ペドゥリードはアミのUFOからオフィルの見学を行う。
・ 緑やオレンジ色の植物がジュータンを敷き詰めた様に、一面を覆っていた。
大きな山や荒れ地などなく、銀色に輝いた小川や水色の湖などで、
まるで天国を思わせる光景。
・ ドーム型の家が最も多く見られ、各種のピラミッドがあったが、都市はない。
・ 都市というのは、先史時代的な生活共同形態だから。多くの人が集中すると、
精神異常をきたし、惑星にも悪影響を与えてしまうから。
・ みなチェニック服(腰にひものベルトをしたゆったりした服)姿で、背丈は3mほど。
・ 未来の都市は、農園のような生活形態になるという。
・ 人々は、自然や空間が必要だから。
・ 文明都市の中心にある、“総合芸術センター”を見学。
・ 彼等は、アトランチス文明の直系の子孫で、深い精神性を醸し出す大きな輝いた
アーモンド風の目をしており、“今”を充実させて明るく陽気に暮らしてるように
見えた。
・ “愛”が人間の持っている可能性の最高のものだ。
・ ペドゥリードは「情報過多消化不良症」ぎみになり、眠った。
§9.宇宙の基本法
・ ペドゥリードは、すっかり疲れもとれ、新鮮な気持ちで目覚めた。
ほんの15秒ほどの熟眠だった。
・ 我々の持っている“充電器”で15秒の充電で、8時間の睡眠と同じ効果が
あるんだよ。
・ 我々も時々眠る必要がある。
“充電する”というより、夢を通して何かを受信する目的でね。
・ 我々は地球人のように沢山放電しないから。
・ 円盤のスクリーンに、白髪の500歳の男が現れ、ペドゥリードに話しかける。
・ 地球に僕のメッセージを届けてくれないか。
・ 「愛、統一、そして平和だよ」
・ 次に、オフィルの光景を観察、輸送機関はUFOで、すべての円盤は
“スーパーコンピューター”と直結しており、安全に運航されている。
・ オフィルには、オフィルという一つの国しかない。大統領もいない。
・ ここではもうみな組織化は終わっている。
特別なことがあった場合、賢者たちがその分野の専門家と集まって決定したり、
コンピューターにインプットし計画が立てられ、機械がほとんどやってくれる。
・ 皆、人生を楽しんで、ほんの少し働いたり、助けを必要とする人を援助したり
している。
・ おもに未開文明の援助をするんだよ。
・ すべて“救済計画”の枠の中でしかできないので、余り多くはないけど。
・ たとえば、“メッセージ”を送ったり、君のような人と“コンタクトを持った
り、“愛”を説いてる人に応援を送ったり、(聖者方の奇跡をサポートしたり)。
・ 更に、ある文明が自滅していく時、高い度数を持っている人たちの救済活動を
したりとかネ。
・ アトランチス文明崩壊の時のように、地球は人間の否定的な放熱
(不調和な想念行為)には、耐えることが出来ないんだよ。
・ もし、地球人類がこのまま戦争などを続けていくなら、再び三たび同じことが
起こるだろうね。
・ だから我々はなんとか地球人がこの危機を乗り越えてくれるように働いて
いるんだよ。(宇宙の法則として、直接介入は出来ないので、メッセージの送信、
UFO視覚化など、陰ながらのサポートを遂行中。)
・ ここにはお金は存在していないよ。
・ ここでは、必要なものは自由に使える。ここには(地球人みたいに)“所有病”、
“伝染病患者”、“エゴイスト”などはいないよ。
・ ここには法律はないよ。あるとすれば(宇宙の)“基本法”だね。
全ての人々が、幸せになれるように作られている。
・ もし誰かがその法を破ったらどうなるか、自分自身の心が痛むことになるよ。
後悔し自分を罰するということだよ。
・ 組織の基本法は、“愛”。愛が宇宙の基本法なんだよ。
・ “進歩”とは、愛により近づいていくということを意味してるんだ。
・ 本当の人間の大きさとは、その人の愛の度数によって決定されるんだよ。
・ エゴは愛が育つ上で大きな障害になる。
・ 人間の進歩とは、“エゴ”を減少させ、愛が育っていくようにすることを
言うんだよ。
§10.宇宙親交と救済計画
・ 次に、円形劇場を見学。
・ ステージで、各惑星から来た人々が手を取り合って陽気な輪をつくり、美しい
音楽に合わせて、踊ったりして其々の自分の惑星の踊りを披露しているんだ。
・ 「輪や円」は、宇宙のシンボルで、親交、一つの世界(ワンネス)を象徴して
いるんだよ。
・ 君の胸の円(のマーク)はどういう意味があるの。
人間性を現し、翼のついたハートマークは、自由崇高なとらわれのない愛を
表している。
・ (ここでは)人類が愛によって結ばれている!!とペドゥリードは感動して
叫んだ。
・ このスクリーンは、あらゆる世界(宇宙)の現在・過去に波長を合わせて見ること
が出来るんだ。
・ 後で、ナポレオンやシーザーやイエスキリストを見せてあげるよ。
・ 他に、惑星が破滅する場合に備えて、救出した人々が住めるように用意してある
星への見学も。
・ 地球の破滅も、地球人次第だよ。統一して国境をなくし、平等に、
武器をなくして(全人類の心が平和になって)生きられるかにかかっているよ。
・ 我々は自由に(宇宙の)好きな所へ行けるんだ。
・ 進歩した世界には、宇宙親交というものが形成されているんだよ。
・ 人類は皆、兄弟だし、友達なんだ。迷惑をかけない限り、我々の行き先は自由に
行われている。
・ 暴力は未開文明に特有のもので、未開人の形成してる社会の特徴なんだよ。
・ 我々には、競争などなく、みな人生を健全に楽しむことだけを望んでいる。
・ 人々を愛しているから、我々の最大の幸福は、人に奉仕し、援助すること、
人の役に立っていると感じられることによって得られるんだ。
・ 平和に対するハッキリとした認識を持っていて、創造者(大宇宙神)を愛し、
命を与えてくれ、(生かされてることに)感謝し、満喫する。
・ 地球の人々が生き延びて、エゴイズムや人間不信を克服できた時には、
すぐにでも、宇宙親交の仲間に入れてあげることができる。
§11.科学が霊性を発見する時
・ 次に、湖を見学。
・ ボート漕ぎ、水中散歩などを楽しんでるのを見学。
・ 湖底にある巨大透明ドームを見学。ここはまるで“天国”、快適な生活、
少しの(奉仕主体の)仕事、重労働はみな機械やロボットがしてくれる。
・ ここの動物たちなど、進化した星に住む動物たちは皆、草食。
ここの人々も皆肉は食べない。
・ ペドゥリードは、お腹がすいたので、アミが(UFOの戸棚から)出してくれた
クルミの実みたいな物を食べた。
・ デリケートなハチミツのような味で美味しかった。
・ アミは、これよりも地球産のあんずやスモモの方が好きだと。
・ 進化した星では(臨界点以上の)“愛”があるから、お金の無い社会が形成
されてる。
奉仕することで幸福に感じ、同時に奉仕を受ける権利を持てる。
・ 文明社会では、組合が組織され、配給センターがある。(完璧に機能してる)
・ 仕事は、機械の点検、改良開発、必要な人への奉仕、自分自身がより完璧に
近づき進歩し続けることなど、それと自由な時間を楽しんだりね。
・ 愛の度数が1500度位になれば、全ての人を愛することが出来る。
それに向かって進歩するように努力すべきだよね。
・ 地球人は、とても低い発展段階にもかかわらず、出来もしない完璧さ、
理想化した極端な思考法をしてる。
・ 愛を感じ、体験することが、神を感じ体験する人なんだよ。
・ アミ、君の宗教は? ないね、あるとすれば基本的な宇宙の法(愛)だね。
§12.宇宙生命体への階段
・ 今度は、オフィル上空へ舞いあがって観察。
・ 窓の外に空中遊泳してる人がいたので、アミが“センソ・メトロ:感覚計”を取り
出し、「愛の力~宇宙最大の力」を体験している最中の透明になった彼らに向け
測定したら、進歩度が2000度もあった。
・ 彼らの進歩度は、平常時1000度位でも、精神を愛に集中すると、
2000度位になる。
・ 太陽の人たちは、進歩度が 1万度を超え、ほとんど純粋な愛の持ち主だ。
・ 遠くの野原でグループで瞑想してるのを見つけ観察すると、(彼等は宇宙神からの深遠
なメッセージをキャッチし、それをある特定の未開の世界:地球へ向けて、)
再送信していた。
・ 受信する人の意識が高ければ、高い精度で再生できる。
・ 正確にメッセージを受け取れば、新しい時代のために役立てられるが、
(受信側の意識が低ければ)歪んだ解釈をしてしまい、恐怖や混乱や暴動など引き
起こすことになるんだよ。
・ 新しい時代とは、みずがめ座の時代のことだよ。地球という惑星の新しい発達段
階で、数千年続いた野蛮な時代から(大調和した)新しい愛の時代のことだよ。
・ 地球も、より繊細な宇宙エネルギーに支配されるようになり、
全ての人の愛の成長を助けるようになるんだ。
オフィルのように幸せに生きることが出来るようになるんだよ。
・ 次に、映画を見に行く。
・ 観客で満員の屋外映画館では、頭にヘルメットのようなものを被り目を閉じて
瞑想して座ってる少女がいた。
・ 彼女が想像したことがスクリーンに映るんだよ。撮影者も映画技師もいらない。
・ 同様に別の子がその映像発信用のいすに座ると、その子がイメージした
スマートな鳥が、水晶で出来た風景の上をアニメーションのような愉快な音楽に
合わせて飛んでる情景がスクリーンに映し出された。
・ 次に小さな男の子と替わると、他の惑星の女の子との愛の物語が始まった。
大人のような集中度にまだ達していないため、映像はややぼやけていた。
・ “宇宙映画館”の素晴らしく美しい映像を楽しめた。
・ (コンサート会場では、)音楽家が音楽を想像して、観衆が聞くシステム。
・ 次に遊園地を見学。 無重力状態などを楽しんでいた。
・ より進歩した人間程、子供のように(純粋に)なって
(心底から無邪気素直に楽しむように)なれるんだ。
・ 最大の遊び、幻想、創造と言えるのは、大宇宙であり、その創造者は愛、神だ。
・ 地球でも、もし人々の心が繋がり合えさえすれば、明日にでもオルフィのように
暮らすことが出来るんだよ。
§13.万物を生み出すエネルギー
・ ペドゥリードは、愛の無い自己中心主義、エゴ、自分以外自国以外は敵であり、
傷つけあい、傷ついた自殺志願者がやけになって復讐のため“ボタンを押す”宇宙
連鎖反応的に爆発、壊滅してゆく・・・世界を想像した。
・ 愛が全てを創造し、愛の欠けた世界は、破壊しかあり得ない、と思った。
・ 宇宙は誰が創ったの?
・ 愛によって星や銀河や大宇宙を創造した。キラキラと輝いた人間の形をした
素晴らしい神のイメージが浮かび上がってきた。
・ 神は何のために宇宙を創ったの?
・ 僕たちが幸せになるように。
・ 神は僕たちを愛している。 だから僕たちも全てを愛すべきだよ。
・ 全宇宙の基本法は、“愛”であり、愛が人間の最高位のもので、神の名を“愛”と
言うんだ。
・ 宇宙の宗教とは、まさに、愛を感じることであり、愛を捧げること。
これに尽きるんだよ。
・ “感謝”は「生命の木」12の“くだもの”のうちの一つだ。
・ 生命の木とは、愛から全ての命が誕生するから。
・ 「真実、自由、公正、智慧、美」が含まれる。
§14.帰還
・ 観察の旅が終わり、帰還、遠くに水色の地球が現れ、
なんと地球は美しんだろう、と感激。
・ 地球の人は、何で気がつかないのだろう。
それどころか平気で(地球の自然を)破壊してる。
・ もし、愛が宇宙の基本法だと理解し、国境をなくし、一つの家族(ワンネス)の
ようにみな仲良く統一して、愛に基づいた新しい組織つくりをすれば、
生き延びることが出来るんだ。
・ 国は“県”として変わり、進歩した宇宙のように、地球にたった一つの世界政府を
つくるんだ。
みな兄弟じゃなかったのかい。
・ みな協力して働いて、利益を公平に分配するんだよ。
・ 愛に対する違反行為は、何倍にもなって自分にツケが回ってくるんだよ。
・ アミは“愛”が幸福に向う唯一の道だってことを、忘れないようにね。
と言ってペドゥリードを見送った。
・ 村の上空で、UFOが現れ、多くの村人に見られたが、この種の事件は珍しく
なくなり、ニュースに報道されなかった。
・ アミと出合った海岸の高い場所にある岩の上に、円に囲まれた翼のついた
ハートマークが刻まれていた。
・ 特別に鋳造した岩のように立っていた。
《 ガイド 》
・ アミ小さな宇宙人という作品は、1986年に作者の友人の小さな印刷所から出版。 出版界では全く無名だったのにもかかわらず、チリでは常にベストセラーの
座まで占めるようになった伝説の本!
・ 日本では初版本は石原彰二訳・徳間書店より1995年出版。
・ 現在、英語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、カタルニア語で翻訳され
出版されている。
* 「明るく、ユーモラスで時にはちょっぴりいたずらっ子の小さな宇宙人が表現
した民族間の兄弟愛や平和や希望というメッセージが ローマ法王ヨハネ・
パウロⅡ世はこの本を一読した後に筆者に賞賛の言葉を贈った」とのうわさが
ある。
Ⅲ.【 アミ(オフィル星)からのメッセージ 】
Ⅲ ~ Ⅱ. 戻って来た“アミ” (アミ:小さな宇宙人-1の続編)
『オフィル星』 からのメッセージ ~ エンリケ・パリオス著の紹介
※ カッコ内はHP管理者の補足
※ 表紙の説明 : 「アミとの「宇宙旅行体験」を『アミ 小さな宇宙人』として出版したペドゥリード。
アミは本を出せばまた迎えに来てくれるといった。
ようやく戻って来たアミ。
しかし、円盤の中には異星人の少女“ビンカ”が同乗していた。
“愛”の物語。
* 宇宙人のアミと地球人のペドロ少年とのやり取りを物語風に描いた本。
全てがノンフイクション、我々地球人へのメッセージ。
※ あらすじ
・ 前作の続きで、主人公の少年ペドゥリートは、アミに会って体験したことを本に
して書いて、多くの人々に宇宙の真実を伝えるお役目・使命を持って、
何回も生まれ変わりしながら、現世で、それを果たしていく。
・ 彼らの使命とは、宇宙の基本法が愛であること、アミ達の存在と支援の目的に
ついてを本にして、たくさんの人々に知ってもらうこと。
・ アミはペドゥリートと、地球と同じくらい遅れた文明の惑星、キアから来た
少女ビンカをUFOに同乗させ、アミの住んでる惑星:銀河人形や、その他の惑星へ
連れて行き、様々な情景を見せてたり、エゴによって文明世界が崩壊してしまった
惑星、困難を乗り越えて文明世界へ進化発展を成し遂げた惑星などの記録映像など
を見せて、宇宙の真理、“愛”、“愛の理法”などについて学ばせててゆく。
登場人物
・ 主人公= 地球人の少年。ペドゥリート(ペドロ)10歳。国籍:チリ。
・ アミ= 地球を進歩させるための活動の一環としてペドゥリートの前に現われ、
UFOで各惑星に連れて行きながら文明社会として実現されるべき
「宇宙の基本法」を説いていく。
地球よりずっと進歩した星からやってきた宇宙人。
外見年齢は8歳ほどだが、実際にはもっと歳をとっている。
・ ビンカ= 異星人(地球と同様な進化度の惑星:キア星)の少女。
* 序文
* “宇宙に古くからある神秘、
どうして生命ってあるんだろう?
なぜ創造ってあるんだろう?
人々は必死になって頭で考え、その答えをさがそうとしていた。
でも見つからなかった。
どうしても見つからないので、理論を創り上げた。
でも、古い神秘は、ただ愛によって、愛に照らされた意識によってのみ、
啓示される。
子供のような素朴さと単純さという特権を通して”。
* アミの想いで ~ 前作の概要の紹介。
第一部
§1.疑いの気持ち
・ 僕の従兄が、アミとの「宇宙旅行体験」は作り話だと思われてるので、
これはすべて事実だったことの証拠を示そうとしたが、出来なかった。
§2.岩の上にあるハートのマーク
・ 信じてもらえそうな唯一の証拠として、海岸の「岩の上にあるハートのマーク」
を想い出し、昨年はお金がなかったので行けなかったアミと遭遇した場所へ、
従兄と一緒に向い、深夜ペドゥリードは一人、確認するがマークは確認
できなかった。
・ ペドゥリードは、あれは空想だったんだ、夢だったんだ・・・
とひどく落胆した。
・ “僕は夢じゃないよ”と、声が聞こえた方を見ると、そこにほほえみを浮かべた
“アミ”が立っていた。
§3.念願の再開
・ きみは、内面の平静さをと持つ能力を育てていかなければならないんだ。
・ 短気は、宇宙とは調和しない。
・ 全てのことには、それぞれ時期というものがある。
・ 宇宙はすべが完璧だ。 銀河系の散歩に連れて行ってあげるよ。
・ UFOは、視覚不可能な状態にあるので、見えなかった。
・ 君に紹介したい人がいるんだ。
・ ペドゥリードは瞬間、強い光の中に入り、空中へ引き上げられたと感じた瞬間、
円盤の中の部屋に入っていた。
・ アミから、地球程度の進化度の惑星“キア”から来た幼女風の女の子“ピンカ”を
紹介され、翻訳機を付けて会話した。
・ キアの一年は、地球の20年分なので、二人は同じくらいの年だよ。
・ これから、銀河の様子を見せてあげよう。
・ 最初に温泉場の俯瞰がスクリーンに映し出され、マークが見えた。
さっき“ハートのマーク”が見えなかったのは、(疑う習慣を反省させるため)
遠隔催眠をかけたためだよ。
・ “遠隔催眠”が悪用されないよう、宇宙の基本法が、この能力を統制しているん
だよ。
・ この能力を備える資格は、宇宙の基本法を知り、実践することだよ。
・ ペドゥリードが邪悪な想像をしたので、アミが叱責したが、ビンカを催眠状態に
しておいたので知られずに済んだ。
・ 誰だって欠点を人に指摘されるのは、いい気持がしない。
でも、誰かがしなかったら、本人は決して気がつかないし、克服することなど
出来やしない。少しずつやっていかないとね。
・ ペドゥリードは、さんざんアミから叱責されたので、反撃した。
やい、良い子ぶった宇宙人、人の欠点をあげ非難するだけじゃないか。
ガティ神父と同じだ。もう帰るよ。
・ ただ間違っていることを指摘してあげただけだったが、
それが彼の“エゴ”を傷つけてしまったんだ。ごめんね。
・ ビンカが目を覚まし、ペドゥリードを引き止めた。
・ 人間として進歩するには、五感以外の感覚を発達させる必要がある。
やがて精神的なものをキャッチし、本当の愛や、神の存在を感じ取ったりする
ことが出来るんだよ。
・ この感覚があまり発達していない段階では、親交というものは必要だ。
・ その後は、ただ神の素晴らしい存在を感知するだけで十分なんだ。
神の姿を見る必要もなく、神に愛を捧げることが出来るようになるんだ。
・ この高度な感覚によって、未来のパートナー、双子の魂( ツインソウル )を感じ取る
ことも出来るんだよ。
§4.宇宙のダンス
・ 円盤の窓から外を見ると、様々な色の光の大集団が、天空いっぱいに螺旋状に、
ダンスをしてるような光景が飛び込んできた。
・ 我々は今、銀河系、天の川の動きを見ているんだ。
・ アミがボタンを押すと、銀河は、感動的なハーモニーを奏でコンサートを繰り
広げてるようになった。
・ 僕には、銀河系全体が、ハッキリした意識を持った、一つの生命体のように
感じられた。
・ 今我々は神の視点にかなり近いところにいる。
でも、神は、我々のようにたんに外から眺めるのではなく、
同時にすべての銀河系を踊りながら楽しんでいる。
・ 神自身が何百万、何千万もの星雲に変化して、さらに、一つ一つの内部から
眺めているんだ。
・ その素晴らしい精神を、彼の全ての創造物と一緒に分かち合っているんだ。
・ 今見たことは、コンピューター化した映像で、数兆年の動きを数分を縮めて見て
いたんだよ。
・ 今度は、2年前の「UFO目撃証拠」を残すために見せた出来事を、
今起きているのと全く同じ感覚で、立体映像を見せられた。
・ アミ、録画と現実は、どうやって区別出来るの?
・ 現実なものからは発してるエネルギーを感じられるが、
録画からは感じないんだ。
・ 銀河系全体は、一つの大きな生命体であって、我々は、
極めて小さなミクロ的な部分だということなんだよ。
・ 銀河系は、我々よりも限りなく高い意識を持っていて、
遥かにインテリな存在なんだよ。
・ 科学は人々の喜びのために使うものなんだ。
最高の幸せっていうのは、精神的なものなんだ。
・ 愛が幸福の泉。
・ 愛の気持ちを持って生きること、命を与えてくれた創造者に感謝し愛すること、
人生や自然や呼吸してる空気を愛することについて言ってるんだよ。
・ 幸福とは愛の果実。
・ アミはペドゥリードに「もっと信頼することを学ぶことだ」と。
§5.気づかない本質的な欠点
・ 今度は、キア星に向った。円盤は、飛行ではなく「位置する」
(目的の星・場所の波動に合わせる、チューニング、テレポーション)ことで、
時間空間の収縮と屈曲、歪み等の技法にて瞬時的に移動する。
・ ペドゥリードとビンカの本質的な欠点とは、「我々を愛から引き離している
“エゴ”という自分の中の醜い部分には、それを支えて縛り付けてる根」が
あるんだよ。
・ もしエゴが無くなったとしたら、もっとずっと幸せに、
愛により近づけるわけだし。
・ “救命具”のようなエゴを外して、“泳ぐこと”を学ぶことだよ。
宇宙の法に則って、生きることを学ぶことだよ。
・ 愛と共に生きることが出来ていけるならば、他には何も必要じゃない。
・ 君たちの使命は、僕と出合った体験を本に書いて。
(出版、多くの人たちに知らせること)
・ 二人とも、なんと同じ題名の本を書いていた。
・ 円盤は、緊急指令をキャッチして、地球へ一旦戻った。
・ 「宇宙親交」の仲間の円盤が多数集まって、間もなく発生する大地震を軽減させ
るため作業(特定の地震の場合のみ)をする状況を見学する為に。
・ 君たちは、(今生では)それぞれの惑星で生まれたが、本来、
その星の出身ではないんだ。
・ 君たちの“魂”は、親交世界から来ているんだ。
自分の使命を果たすために、それぞれの惑星に生まれてきたんだよ。