日記四十七日目~NGO訪問「日本紛争予防センター」~


皆様こんばんは。

水曜日も終わりました。



今日は日本紛争予防センターケニア支部にお邪魔してまいりました。


覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、事務所は「Ya Ya center」という巨大なショッピングモールの近くにあります。


Can doの事務所もこっちの方だったので、日本のNGOの事務所はこっちの方に密集しているんでしょうかね。


今日良くみてみたらFrench schoolなるものもあったし、ナイロビの西の方は海外勢力の進出が進んでいるようです。




さて、今日は一体どんな話をしていただいたのかというと、日本紛争予防センター(JCCP)はどういった活動をしていて、お話をして下さったケニア支部代表の方はどういった経歴を辿って何故現在の職に就いたか等、本当に色々なことに関してお話していただきました。



ここはケニア以外にも今現在スーダン、マケドニアにも支部を持っていて、本部は東京にあるみたいです。


ゆくゆくはソマリアにも定住できるような支部を建てることを目論んでいるらしく、目下活動中の模様。



具体的な活動内容としては主に三本柱で、一つはケニアでの選挙後の難民のサポートだそうです。

ケニアは2007年の選挙後虐殺が発生するという痛ましい歴史を経験しているので、それにより迫害された人々達が今現在難民と化し、他の地域の現地民と混在して生活しているんです。

そういった環境においては迫害や対立があったりして、問題が発生しているので、そういった問題を解決すると同時にその地域に収入源をもたらすという相乗効果を目的として、現地の人々が共同して活動するPJを立ち上げたり、鶏やヤギといった家畜の提供や、きちんと住むことができる住居の提供などを行っているそうです。


また、そういった際に重要となってくるのはそのコミュニティーのcapacity buildingであるので、JICAと連携して異民族同士の共同生活において必要であるPJマネジメントや、アカウンティング、Peace Buildingのスキル等のインプットも行っているそうです。



ここで印象的だったのが、あくまでも「部外者である」という立場を忘れずに、基本的な支援の仕方としてはCBO(Community based organization)のスタッフを教育し、そしてそのCBOを通して現地の住民を教育するというアプローチ方法を取っているということ。


持続性のためには自立性が必要だという考えですね。


途上国支援においてとても重要なスタンスだと思います。



二本目としては、国連から紛争地に派遣員が必要となった際に送り出す専門家の派遣であったり、そういった専門家を育成するためのセンターのカリキュラム作成を手伝ったりもしているそうです。


東アフリカにおける各国の開発問題アプローチのハブはケニアが担っており、ケニアにIPSTC(実務家養成研修)の会場があるのだそうです。

ここはケニアやスーダン、ウガンダやソマリアにおいて活動している政府や国連職員、軍人や警察、文官など幅広い分野に渡った人材を対象として、平和維持や平和構築などの専門的な訓練を提供しているのだそうです。

このIPSTCのカリキュラムの内、SSRDDRに関して、JCCPがカリキュラム考案等といった支援を行っているみたいです。


三本目としては、community safetyの確立です。

「治安」って全ての開発問題に関係しているといっても過言ではなくて、実際に問題が生じた際に支援をしようとしても、治安のせいで現地に行くことができなかったり、物資を届けることができなかったりで、行動を制限されてしまう場合がとても多い。

それに、「治安が悪い」とは言っても、それぞれの地域の事情によって犯罪の種類であったり問題が異なっているので、それぞれの必要にあわせて対策を練る必要があるんです。


そういった状況を分析し現状を把握するために、調査員を送り込んで現地で発生している犯罪などを分析しているのだそうです。まあいわゆる現状分析ってやつですよね。



とまあ、上述した3つの活動を柱として活動なさっているみたいです。



またお話をして下さった代表ご自身も物凄く沢山の経験をなさってきた方で、国連のキャリアがかれこれ6年以上にもなる方です。



細かいことまではあまり書くことはできませんが、本当に実務経験が豊富な方で、様々な現地に赴いて活動なさっていた方なんですね。今もケニアで活動なさってますが。


イギリスにも留学していたみたいで、「理論」と言った意味でもしっかりと学問として学んだみたいです。


つまり、「実務」の経験も物凄く豊富だし、「理論」に対する造詣も凄く深い方なんです。



それはお話をしていて直ぐに感じ取ることができ、本当に色々な事に関して知識が深いんです。話していてとても勉強になる。


だからそういう方が仰る言葉って物凄く含蓄があって、凄くためになるんですね。



自分が紛争問題に興味があるので、自身のキャリアについて色々相談させていただいたわけなんですが、今回のお話を聞いて、本当に自分の視野が広がりました。



特にこの方のように、現地で活躍なさっている方って先述した通り色々な経験をなさっているんです。

だから、そんな方のお話を聞くと自分の世界観も変わるというか、道が開けるというか。



今まで正直自分が将来どういった道を進んで行けばいいのかとか、どういった選択肢があるのかとか全く見当もつかなかったので、本当にタメになった一日でした。


一番の収穫としては、民間企業での経験が凄く大事だということを知れたことです。



何故か民間企業での経験を蔑ろにしがちというか、軽視しがちな風潮が周りにあった気がして(ただ単に自分が軽く見ていただけかもしれませんが^^;)、大学卒業後直ぐに就職することに抵抗があったのですが、視野が開けました。



さっきから視野が開けたとしか言ってないような気がしますが、本当にそうなんです。笑




今日お話させて頂いた代表と比べて、自身は圧倒的に知識も経験も足りていません。

ですが、具体的な尺度を自分の中で作ることができて、それが今日の一番大きな収穫だと思っています。

日記四十六日目~日本人の「強み」~



皆様こんばんは。

気付けば日記も40後半を迎えました。





今日は、様々な研修生を見てきて感じた、日本人の強みに関して記したいと思います。



ケニアでの滞在も7週間目を迎えているわけなんですが、この50日近くで本当に沢山の研修生を目にしてきました。



ドイツから来た研修生は恐らく7人近く、オランダから2人、スイスから1人、スウェーんでから1人、タンザニアから1人、中国から3人、ギリシャから1人、アイスランドから1人、ポーランドから1人、オーストラリアから1人など等・・・・。



まあつまり20人近くの研修生をケニアで見てきたわけなんですが、彼らを見ていて言えることが、「日本人の研修生が一番真面目だ」ということ。



上述した20人の中で研修をちゃんとやっているというイメージがあるのが6,7人くらい。

つまり半分にも満たないわけなんですが、他の研修生は何しているかというと、基本的に「観光」w



先週どっかに行ったと思ったら今週もまたどっかに行くの!?みたいな研修生がとても多い。w




よく、外国人に「日本人は働きすぎだ」とか言われますが、逆に俺から言わせてもらえば「働かなすぎだ!」って感じです。笑



日本とドイツって、ある程度国民性というか、しっかりしているところが似ていると思うんですが、ケニアで会った7人のドイツ人はほとんど時間にルーズだったりそれほどモチベーションを感じて無かったり。



アフリカの「ポレポレ」生活に迎合したのかは分かりませんが、それにしても遊びすぎ!w



俺なんて週末とかも帰国後の活動のために話し合いしたりしてたのに、知る限り休日も研修に捧げている人は聞いたことがない。w





俺の日記を見てくれている人はご存知だと思いますが、今コラボレートしようとしているGreen Africa Foundationのボスは本当に日本人贔屓なんですね。



彼は「Japanese way」という言葉が好きで、ルー大柴か!ってつっこみたくなるくらいに日本語を会話の途中に交えてくるんですが、日本事情にとても詳しいんですね。



日本の主要大学のことに関して結構詳しいし(勿論早稲田のことはご存知でしたw)、恐らく数々の日本人の方と何かしら協力して活動したことがあるためだと思うんですが、日本人がどういう志向でどういう仕事の進め方をするかって凄くわかってるんです。



だから、今考えている新しいプロジェクトの先陣を切る重要な最初の研修生は日本人が良いと彼はいってるんですね。



最初はある程度日本人を受け入れ続けて、基盤が彼らによって整備されたら徐々に他の国の研修生を受け入れる予定だそうです。



俺もボスのその考えには賛成で、プロジェクト立ち上げの重要な時期にあまりやる気のない研修生を受け入れてしまったら企画がぽしゃる可能性もありますからね。




だから以上のように、アフリカにおいてですら日本の国民性は評価されてるんですね。



勤勉で、真面目で、忍耐強くて、細部まで目が行き届いて。



世界において日本人のこの特徴って、物凄く武器になると思うんです。



語学が圧倒的に弱いという致命的な弱点もありますが。w




そんなこんなで、「なんだ、日本もなかなかやるじゃん」と生意気ながらも思う最近でした。





明日は、「日本紛争予防センター」にお話を聞きに行って参ります。



個人的に「紛争」はとても興味がある分野なので、凄く楽しみです。

日記四十五日目~未来 song by Mr.children~






名前も無い路上でヒッチハイクしている


膝を抱えて待ってる



ここは荒れ果てていて人の気配は無いし


誰もここを通らないや



進入禁止だってあらゆるもの拒絶して


追い払ったのは僕だから



誰も迎えに来ない。ちゃんとわかってるって。


だけどもう少し待っていたい



生きている理由なんてない、だけど死にたくもない


こうして今日をやり過ごしている・・



生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があって


それを信じてれば何も恐れずにいられた



そして今僕の目の前に横たわる先の知れた未来を


信じたくなくて目を閉じて過ごしている・・・




女が運転する車が止まって「乗せてあげる」といった


僕は感謝を告げて車のドアを開いて助手席に座ってまた礼を言う



しばらく走ると僕は硬いシートに居心地が悪くなって


女の話に相槌打つのも嫌になって眠ったフリをした



僕らは予定通りのコースを走ってきた


少なくとも今日まで・・



出会った日の僕らの前にはただ美しい予感があって


それを信じたまま甘い恋をしていられた。



そして今音も立てず忍び寄るこの別れの予感を


信じたくなくて光を探している・・



生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があって


それを信じてれば何も恐れずにいられた



そして今僕の目の前に横たわる先の知れた未来を


信じたくなくて少しだけあがいてみる・・・



いつかこの僕の目の前に横たわる先の知れた未来を


変えてみせるとこの胸に刻み付けるよ



自分を信じたなら、ほら未来が動き出す



ヒッチハイクをしている僕を迎えに行こう。