日記五十日目~NGO訪問「International Medical Collaboration Unit(IMCU)」~
皆様こんばんは。
ついに日記も50突破しました。
今日はIMCUの代表の方のお家にお邪魔してきました。
頻繁に土曜日に夕食会を開いているらしく、一緒に活動しているTOからのメンバーEPも前回お邪魔したそうです。
久しぶりに日本食を食べたので、本当に美味しかったです!!
ケニアに来ても金欠生活を送っていたので、そんなに贅沢なものを食べていなかったし、ケニア料理ばかり食べていたので俺の胃袋が日本食を欲していたようです。笑
そして縁というのは本当に不思議なもので、ここの代表の方って、JICAに訪問させて頂いたときにお話を聞いて頂いた方の旦那さんなんです。笑
その方ともひさしぶりの再会!っていうわけです。
まさか、ビジネス?の件でお話させていただいた方の御宅にこういった形でお邪魔させていただくことになるとは夢にも思っていなかったですよ。笑
更に恐ろしいほどの偶然なんですが、代表の方は俺が今住んでいる下総中山出身だそうです。w
ほんと、最初にそれを聞いたときは飛び上がるほどビックリしましたw
まさか出身が同じとは!!w
いやぁ、人生って怖いですよねw
今日でNGOは3団体目の訪問となるんですが、NGO訪問をするたびに、本当に毎回貴重な経験をさせていただいていて、今回も本当にタメになる経験でした。
そしてとても楽しかったです。
この団体はNHKの番組やガイアの夜明け等にも取り上げられているようなNGOで、今後もメディアに取り上げられる予定らしいので、かなり日本でも知っている方はいらっしゃるかもしれません。
色々お話をお聞かせ頂いた中で特に印象的だったのは、ファンドレイズに関する活動のお話と、物事における「良いところ」を見出すという姿勢の大切さです。
このNGOの活動を始めて10年経つ代表ですら陥る罠があると仰っていて、それは何かというと、「自分が良いことをしている」と思ってしまいそれをファンドレイズの活動に持ち込んでしまうということです。
本来、「お金を貰う」ということはおかしなことで、普通はそれに見合った対価を払うことによってお金のやりとりは成立している。
しかし、こういった活動のフィールドに入った途端、当事者である自分達はそのことを忘れてしまう。
実際問題は企業にもきちんとした対価・メリットを提示しなければならなくて、それは当たり前のことであるということ。
相手への対価として「自分の活動は良いことである」と説明することは独り善がりのお門違いの文句であって、それは相手にとってはどうでも良いことであるということ。
このNGOのように長く活動していて、今現在4000のサポートがあるような団体ですら、企業からサポートを得ることは本当に大変なことなのだそうです。
勿論このことは、最初にどうやってファンドレイズ活動をしようかと考えていた時に考えたことではあったんですが、結局「自分は良いことをしているから」という独り善がりな考えに終止してしまったんですね。
それは相手側のメリットを見つけることが本当に難しかったというのもあるわけなんですが、どこか自分の中でファンドレイズ活動を甘くみていたという面があったんです。
日本も今大変な状況なので、尚更それ所じゃないような状態になってしまって、ファンドレイズ活動って本当に大変です・・・・。
物事において良い面を見つけるということに関しては、自分にとっては耳が痛い言葉でした。
というのも、自分は人の欠点であったり直すべきところを見つけるのが得意だからです。
常に人に対して批判的というか斜に構えて分析する傾向があるので、自分の中でそういった意識があるんです。
その反面、個人がどういった長所を持っているのかとか、どういった良いところがあるのかとか、そういうのを意識して見ていなかったという思いがあるんですね。
これは普段の生活にもあてはまることで、俺の友人に「悪いところばかり見ていないでもっと良いところを見るべきだ」と言われたことがありました。
この姿勢って本当に重要なことで、良いところを見出すことによって、そこから新しい可能性が生まれてくるものなんです。
例えば「貧困」って凄く悪いイメージがあるけど、それによって地域の人々の繋がりが強くなったり、職が無いことによってやることがなくて、「時間が余る」ということが生じたり。
これって日本だと真逆ですよね。
昨今では、自殺であったり孤独死が問題となっていて、原因は近隣との結びつきの希薄さであると言われていたり、最近の日本人は日々の忙しさに終われて輝いていないと言われたり。
これはこのNGOの代表から言われたことで、本当に目から鱗の視点でした。
今まで自分は「貧困」というものは悪いもので、それもつ+の面を見ようとすらしていなかったので、そこで可能性を潰してしまっているということ。
それでは果たして貧困は良いもので今の日本に必要なものなのかとか、このまま放っておいて良いのかとかいった話にもなってきますが、俺が大事だと思うのは何事も一つの物差しで考えるべきでないということ。
そしてそのヒントが、物事の良い面を見ようとする姿勢だということ。
今回のNGO訪問でも、本当にタメになる色々なことを学ばせていただきました。