日記三十五日目~新しい研修生~


皆様こんばんは。

今、日本大変なことになっているみたいですね^^;

今日中国人の子に地震のことを聞かされ、急いでネット繋げると凄いことになってるではありませんか^^;

北から南まで津波警報って・・・

皆様本当にお気をつけ下さい。




さて、今日は先日の日記でもお知らせした通り、新しい研修生の紹介をしたいと思います。


またまたドイツから、2人ほど新しい研修生がここMARAにやってきました!

数日前にケニアに到着し、もう既に研修を始めています。



名前はカロリンとエミです。


エミは見た目中国人なんですが、両親はベトナム人で、育ちはドイツです。ですので中国語は勿論全く喋れず、彼女は英語とドイツ語が堪能です。


カロリンは見た目そのまんまの白人で、同じく英語とドイツ語が堪能です。

そして美人です←



マラセンターも色々と新しい研修生を受け入れはじめ、ただならぬ流れに生徒も物凄く浮き足立っております。



今まで白人なんてみたことなかったのに、ここ一ヶ月で急に3人もの訪問者が「教師」となって訪れたわけですからね。


そりゃ今まで普通の暮らしを送ってきた彼彼女らにとっては、何が起こった!って感じですよねw



ドイツ人ということで英語がついていけるか不安だったのですが、そんなことはない何故か彼女らの英語はとても聞き取りやすい。


インターンハウスのオランダ人であるミライアや、マリアの英語はとても早くて未だに聞き取れないのですが、彼女らの英語はとてもわかりやすい。


アシュリーの英語も俺にとって凄く聞き取りやすかったんですが、一体差は何なんでしょうかね。







そして彼女等の研修の様子についてですが、特にエミが凄い。



ドイツから色々な物(主に遊具)を持ってきていて、それら全ては企業から譲り受けたものらしいです。


多分、出国前に色々と渉外にいって、物資をもらってきたんだと思いますが、沢山の鉛筆から冠、縄跳びやサッカーボール、ラグビーボール等、とりあえず相当な数^^;


現地企業はそれらを使用している子供達の写真を望んでいるみたいで、場合によっては金銭的支援も考えるとのことだそうです。



その量からして、出国前に相当な数の企業に行ったと思われます。





なんだこいつは、凄いじゃないか!!!




こっちに来て西洋人のインターン生を沢山見ましたが、特にドイツ人はクラブに行ってばっかりでインターン自体にあまりモチベーションを感じていないような人ばっかりだったんですが、彼女は全く違う。



初日から子供達と遊びまくって物凄く仲良くなってたし、俺がここにきて数日経ってから始めた給食配りも直ぐにやっていたし、物凄く溶け込んでいます。



彼女の子供に接する姿勢や、その時の表情を見ていたりすると、本当に研修に対して意欲があるんだなーということが感じ取れます。



一緒にきたカロリンも勿論子供達と遊んだりしてはいますが、そこまでエミほどの意欲というか、熱意はまだ感じ取れません。




彼女達と研修期間が被るのは1週間程度しかありませんが、それでも色々と学べたり刺激を受けたりすることが多い最近です。




それにしても、この研修で本当に色んな数の外人と知り合った^^;




少しは俺の英語も進歩しているのか?と思ったりする最近。




前にも書いたけど、これでTOEICが一点も伸びなかったらマジ悲惨。笑

日記三十四日目~振り出し~


皆様こんばんは。

今日はJICA事務所にいってまいりました。





ケニアでの生活にも大分慣れ、地図を使って歩けるようになったので、今日はJICA事務所のあるオフィスまで歩いて行って参りました。笑


土地勘が良いというか、とりあえず方向音痴ではないし、オフィスが11階にあるらしいので、それほど高いビルはここら辺にはあまり無いだろうから簡単に見つかるだろうという推測で、徒歩で行くことにしました。

迷って約束の時間を過ぎる恐れを省みずに。w



10分ちょいに家を出て、待ち合わせの10時まで50分程度。

さてどれくらいかかるかな~と思いながら、地図を片手に歩き回る。


途中線路を横断し、スタンドバイミーみたいだなこれ~とかのん気なことを考えながらも、

結局そんなに迷うこともなく、約束の地であるrahimutulla towerに9時53分に到着!!



我ながら完璧すぎる計算!!



ていうかこの場所って、日本大使館がある所からめっちゃ近いやん!!



わざわざマタツに乗ってタウンまで出てから歩いていく必要もなかった^^;

これからは大使館に何か用があった場合は、徒歩でいくことができます。



これも成長した証でしょう。w




さて、ということでJICA事務所にお邪魔させていただいたわけなんですが、本当に日本人が多い!!


ケニアに来て初めてこんなに沢山の日本人を見ましたw

一体どこで暮らしているんだ!?って感じですw






今日お話させていただいた内容としては、俺がどういったNGOで働いていて、そしてどういった支援を必要としているかということ。




結論からいって、JICAはポリシーとして日本に支部があるNGOしか支援していないらしく、俺の勤務先であるNGOを支援することはできないそうです。


可能性としては、日本のどっかのNGOと共同して何かをやる、っていうことになれば、JICAとしても協力することができるらしいのですが、そういったコネクションが全くない場合はダメみたいです。



ということで、せっかくここまで来たのに行き止まりじゃねーか!と思っていたところ、大使館の活動に関してお話をしていただきました。



どうやら日本大使館が行っている「草の根支援」なるものがあるみたいで、担当の方いわくそれが一番可能性あるのではないか、とのこと。



大使館て、ファンドレイズ活動を始めたときに一番最初にアプローチしたところやん^^;と思いながらも、JICAの方が一番可能性が高いというのですから、恐らくその通りなんでしょう。



一応協力隊を現地に派遣する、という活動ならば支援可能らしいのですが、そういった場合においても何故協力隊の力必要なのか、といったproposalが必要になってくるらしいです。



ということでファンドレイズの話に関してはこれ以上話しても埒があかないと思ったので、今度はJICAのお仕事について色々聞かせていただくことに。



自分の将来の就職先として、JICAは勿論視野に入っているので、一体どういう活動を行っていてどういった社風で、働いている人たちはどういった人為なのか、とか色々と見ておきたいと思ったわけです。



別の社員の方まで引っ張り出してきてしまって、色々とお話を聞かせていただきました。



デスクワークと現場の仕事の割合であるとか、新卒と中途の違いであったり、はたまたJICAを志望した動機であったり、人事の方はどういった人材を求めているのかとか。



とりあえず色々とお話をお聞きすることができたので、いろいろな意味で今日はためになった一日でした。



他には現地で活動している日本人主体のNGOのリストをいただき、残りの滞在期間の間に少しでも興味ある分野に携わっているNGOを、できる限りフットワークを軽くして見学してまわりたいと考えています。



最近ファンドレイズ活動に追われて忘れかけていましたが、当初の初心、「学ぶ」という姿勢を常に忘れずに、活動しなければなりません。




とりあえずファンドレイズ活動に関しては、草の根支援活動を行っている支部に電話をし、アプリケーションを送っていただきました。



やはり大使館主体の活動とあり、きっちりとした内容のアプリを要求してくる^^;;


まあでもそりゃそうですよねw



色々情報を集めて、このNGOに必要だと感じた予算は総計で550万円という計算になったのですが、もし仮にこの大使館の支援をうけることができれば、最高で800万の支援を獲得することができるんですね。


もしそうなれば、スラム内において最大の校舎を建設することができて、子供達にPC教育などもすることが可能になります。


教室も18クラスあり、とても沢山の数の子供達を教えることができるようになります。




選考プロセスは全部で2年近くかかるものであって、勿論俺が帰国してからも活動することになります。



しかし、商工連もだめ、JICAもだめ、となった今、大使館を頼みにするしかありません。



とりあえずアプリケーションの作成だけでも、しっかりと関わりたいと考えています。



そしてこれが恐らく、今回のインターンシップで最後の、そして最大の仕事になると思われます。



まずはアプリケーションが受理されるためにも、きっちりとしたものを書かなくてはなりません。



俺にどこまでできるかはわかりませんが、できる限り頑張りたいと思います。


日記三十三日目~尊敬する人~


皆様こんばんは。

5週間目も半分を過ぎました。

ちなみに今日、俺のTNに新しいインターン生が来ました。

ドイツからの女の子2人です。

また女かよ!!って感じです。笑

そしてまたドイツかよ!!笑

まあそれに関してはまた後日書きます。




突然ですが、皆さんの「尊敬する人」って誰ですか??



実は今日トヨタの方からご紹介いただいたJICAの方からお電話を頂いて、明日お話をさせていただくことになったのですが、何故俺がこのTNを助けたいと思うのか、今日の電話をきっかけにその理由を色々と考えていたところ、今日の日記はこの内容にしよう!と思うに至ったというわけなんですね。




ていうか「尊敬する」ってどういうことでしょうか。



明確な定義はできませんが俺の感覚としては、「自分に無いものや自分では手に入れられそうにもない何か(多くは性格や習慣、志などで、俺にとって「スキル」は然程重要な要素ではない)を持っている人に対して、畏怖の感情を抱く」という感じです。



生意気言うかもしれませんが、俺は今まで人生において、尊敬する人を作らない主義をとっているんですね。


そういう人を見つけ、そういう人になりたいって思うようになると、自分の可能性が狭まってしまうような気がして、そして自分の行く末が見えてしまうような気がして、何となく嫌なんですw


ただのひねくれ者じゃねーかよって感じもしますが。w


自分なりにそれは何故かと考えてみたんですが、「尊敬する」=「負け」というイメージが恐らく俺の頭にはあるみたいですw

皆さんもご存知の通り俺は非常に負けず嫌いで頑固なので、だから簡単に負けを認めたくないんでしょうね。ww



アイセックの活動においても、特にWAという恵まれた環境の中にいると「この人すげーな」と思うことは多々ありますが、多くは尊敬とは少し違った感情なんですね。俺にとって。


そしてそういう風に思うことすらもあまり無いという・・・w



でも俺がアイセックの活動を行っていて何が一番恵まれているかって、そういった「こいつすげー」と思うことができる上に、尊敬できる人間が同じプロジェクトの中に二人もいるということなんです。



滅多に出会うことができない、すげーと思える人と一緒に活動できるって、自分にとっては凄く刺激的ですよ。

常に比較対照が存在するし、彼らを見ることによって常に現状不満足の姿勢を維持できるし、自分がまだまだであるということも自覚できるから。





とまあ彼らが俺の数少ない尊敬する友人のうちの二人なんですが、俺のTNのボスも本当に凄い。




普通、途上国の中でも貧しい人達に対する支援って、ある程度余裕がある先進国に暮らしている人間とかがやるイメージありませんか?


俺はそんなイメージを持っていたのですが、俺のTNのボスであるアリスは、彼女自身もスラム出身なんです。


このPJを立ち上げて10年が経つらしいのですが、発足してから数年は彼女も近くのスラムに住んでいた。

しかし途中で神父に出会い、彼女の貢献を知った彼が、「もっと良い環境で暮らすべきだ」と言って現在でも援助し続けてくれているみたいで、今のアパートに彼女は住んでいるみたいです。



先週の日曜日に彼女が現在住んでいる家に訪問したのですが、それでもとても狭い部屋だったんですね。

NGOの頭を務める人間って結構お金持ちが多いので、ある程度良い環境の中で暮らしているんだろうなーと思っていたら、全くそんなことはない。


6畳くらいの居間とキッチンのみで、その中で二人の娘と一人の養子と4人で彼女は暮らしているんです。


そう、現在においてですら、彼女は貧しい環境で暮らしているんです。




そう考えると、昔は本当に貧しかったんだと思います。





でも普通、自分がとても貧しかったら周りの人間を気にかける余裕なんて持てませんよね?


少なくとも俺はそうです。


それに途上国での「貧しい」って発展した日本人の物差しでは測れないと思うので、相当過酷な環境です。


そんな環境で育ったのにも関わらず、彼女はスラムの貧しい子供達のために立ち上がり、NGOを創立し、今現在Mukuruにおいて最大規模を誇る程度にまで成長させたんです。



先ほど彼女の家族構成を話した際に気付いた方もいらっしゃると思いますが、しかも彼女は2006年に夫を亡くしているんですね。

にも関わらずその後、喋ることができない小さな孤児の女の子を養子として引き取っているんです。



これも普通、生きるのがとても大変なほどの貧しい環境にいたら、そう簡単にできることじゃないですよ。

子供一人引き取るなんて、スラムに暮らす人々にとってどれだけの負担になることか。




MARA CHILDREN’S CENTREにおいても彼女は本当に核で、何から何まで、ありとあらゆる仕事を毎日こなしています。



教師でもあり、校長でもあり、学校の料理人でもあり、学校の執行役でもあり、母でもあり。


毎日朝から夜まで働きつづけ、自宅に帰れば母として子供達の世話をする。



今現在このTNが保有している資源は全て彼女の活動によって獲得されたもので、校舎ですら彼女が支援をお願いすることによって獲得できたものなんです。








俺は今までの人生の中で、こんな人を見たことがありません。



どこまで慈愛の心が深いんだろう、といった感じです。



彼女のバックグラウンドから、一体どうしたらこんな精神が育まれるのでしょうか。


俺にとっては、それが不思議で不思議でありません。






彼女は本当に、凄い人です。





俺は今ファンドレイズ活動を頑張っていますが、それはこのTNのインターン生であるから、というわけではありません。



一人の日本人として、人間として、彼女を心から尊敬し、そしてこのNGOと生徒達の環境を自分なりに理解し、その上で是非彼女に協力したいという想いから、活動しているんです。