普通の人々(BD) | アレレの映画メモランダム/休日は映画の気分

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ジャンルや新旧問わずに週末に映画館に通っています。映画の感想から、映画がらみで小説やコミックなんかのことも書ければ。個人の備忘録的なブログです。


普通の人々(BD)


1980年作品/アメリカ/124分

監督 ロバート・レッドフォード

出演 メアリー・タイアー・ムーア


2024年2月17日(土)の午後、自宅で観賞しました。


ごく普通の中流家庭であるジャレット一家。お互いに尊重し合い、家族4人で幸せな毎日を送っていた彼らに、長男の事故死と次男の自殺未遂という悲劇が降りかかる。そしてこの出来事をきっかけに、信頼しあっていたはずの家族の歯車が少しずつ狂いはじめるのだった(以上、映画.comからの抜粋)、という物語です。



《短い感想です》


ロバート・レッドフォードの監督デビュー作にして、アカデミー賞の監督賞、作品賞、脚色賞、助演男優賞の受賞作。当時サバービアンと呼ばれた郊外型白人居住区(「E.T.」のような)の家族ドラマ。兄の水難事故死が与えた精神的ダメージにより、理想とされていた家庭像が崩壊していく様が丁寧に描かれています。この映画が1981年の作品賞で、前年が「クレイマー、クレイマー」だったことを考えると当時の米国WASP社会の歪みが見えるような気がします。


ドナルド・サザーランドが上手いのは別格で、母親役のメアリー・タイアー・ムーアはコメディアンなんですね。ティモシー・ハットン、エリザベス・マクガバンが懐かしかったです。




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1 私はお薦めしません


普通の人々、の詳細はこちら: 映画.com


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