こんにちわ。
本日は自然農法について
ブログを書かせていただきます。
参考書籍:「わら1本の革命」
福岡正信 氏著

前回に続いて
福岡正信 氏著「わら1本の革命」から。
「行雲流水と科学の幻想」と題された
節で、著者は
科学が人間を進化させた
便利な世の中になったと
する世の風潮に疑問を投げかけます。163頁
例えば科学とお米の関係について。
昔、石臼でコメを挽き、
やがてそれが水車になり、
最後に、水力発電所をつくったのが
科学だとした上で、
以下引用
「発達した機械はどのように
人間に役立つ仕事をしてくれたろうか?
玄米をついて白米にしたということは
すなわち健康のもとである糠(ぬか)を
削り捨てて、白い米すなわち粕(かす)に
したことである。」
「生命の源である玄米を病人食にも
ならぬ粕にして、さらに粉々に砕いて
パンにした。」
そして、栄養がほとんどない
白米を賛美しさらにそれを
維持するためのシステムまで
人間は作っていると指摘をしています。
「胃の弱い人間をたくさん作っておけば
消化しやすい白米がありがたがられる。
消化しやすい白米を常食しておれば
栄養が不足して、バターやミルクなど
栄養食が必要になってくる。
水車や製粉工場は人間の胃腸の働きの代わりをして
人間の胃腸をなまけさせることに役立っただけである。」
引用ここまで
玄米菜食という言葉がありますが
玄米自体にすごい栄養が詰まっています。
だから肉や魚などは必要なく、
あっさりとした野菜系の副菜で
栄養的には充分だということです。
あとはサプリメントなどの栄養補助も
現在はまん延してますが、
玄米菜食をしていれば
本来は不要なものです。
本来不要なものを摂らねばならない。
本当に無意味な仕組みを
作っているわけです。
また米の製法も
巧みに改悪されていると指摘
しています
以下引用
「やわらかい太いイネは
軟弱で病態のイネであるから当然
病虫害に冒されやすい。
ところが人間は強い農薬を
次々と開発できるから病害虫の
多発も意に介さない。
うまい米、柔らかい米の品種のイネを改良して
つくれば当然、農薬や化学肥料のお世話にならねばならぬ。」
中略
「生きている土を殺してしまい
病体のイネを作るようになれば
即効性の栄養肥料が必要になり役立つように
なるのも当然である。」
引用ここまで
うまい米、柔らかい米を食べたいという
人間の欲求をかなえるためだけに
土を殺し、化学肥料、農薬で自然破壊を
どんどん進めなければならない。
まるで「蟻地獄」のような
構造ができてしまっているのです。
以下引用
「百姓にとって真に必要欠く
ことのできないものは何もない。
肥料も農薬も機械も絶対に必要なのではない。
ただそれを必要とする条件を人間が
つくれは化学の力が必要になる。」
「イネは自然の力だけで十分できる
科学的な知恵が役立つのはイネに
役立っているのではなく
稲作をする人間にやくだっていたに
過ぎない。」
引用ここまで
古い品種のイネは頑強で
よほど鎌を研がないと刈れないと
いいます。
でも、それが本来のイネで
あるなら、それを育てて
食していくのが正しい道です。
負のスパイラルはもう抜け出さなければ
なりません。
いつか自然農で
古い品種のイネを育てて
正しい道に「食」を戻す活動を
繋いでいきたいと思います。
本日は 白い米と書いて粕(かす)!?過度に「美味しい」お米を求めた悲劇 福岡正信 氏著「わら1本の革命」を読む その2
ということでブログをお届けしました。
ではまた。