一時期は米不足で大変でした。
でも、今年の新米の流通が始まってからは
だいぶ需給のひっ迫も緩和されてきたように
感じます。
最も、需給がひっ迫していた時期に
これはまずいと思いまして、急場しのぎに
タイ米を購入しました。
タイ米は国産のブランド米(こしひかり、秋田こまち)
などと比べると味が劣ると言われています。

それだけ日本のコメは美味しいという
ことですが、
今回タイ米を購入して思ったのは
果たして、日本のコメが美味しいことは
本当に良いことなのだろうかと
いう疑問です。
美味しいことは良いことなのでは?と
読者諸氏はお思いかもしれません。
日本のコメが美味しい理由は
これまで何度も品種改良を重ねてきたからです。
でも問題があります。
それは品種改良を繰り返したコメは
弱くなるということです。
品種改良をするということは
作物から
自然本来の力を、どんどん
奪い去っていくということです。
環境への耐性がどんどん
弱くなってしまいます。
気候の変化についていくのが
難しいでしょうし、
害虫にも弱くなるでしょう。
それでどうするかと言えば
農薬に頼ることとなります。
農薬は人体にも悪いですが
環境にも悪いです。
そこへもってきて
品種改良をさらに重ねれば
弱くなった稲を守るために
農薬の強度もどんどん上げていかねば
なりません。
そうすると人体や環境への悪影響も
大きくなっていきます。
悪循環なのですね。
その点、タイ米は優れていると思います。
おそらくは品種改良などは
最低限に抑えている。と思います。
(これは私の想像です。)
だからあまりおいしくはない。
でも、品種改良をなるべく
しなければコメは自然との相性は
すごく良いと思います。
だから、気候の変化に対しても
害虫に対しても強靭であるのだと
思います。
美味を追求した結果
のデメリットはとても
大きい。
それは日本のコメを見れば
よ~くわかります。
だから、今回のように
気候変化が大きいと
思うような実入りされず、
コメ不足→米騒動ということに
なってしまう。
またこれはそもそもの話ですが、
コメの気持ちになって考えれば、
コメ自身は人間のために
美味しくありたいなどと思っている
はずはありません。
生まれ、育ち、
その生命を全うしていくこと以外は
考えてはいないと思います。
そういう意味でタイ米は
とても「良い」コメだと思うのです!
そして日本のコメの
今後について注文をつけると
するならば、
品種改良をしていく際の
視点を変えることに尽きます。
気候変化に強い種作りに
していくのが良いのでは
ないでしょうか?
美味を追求して
弱い稲をつくり続ければ
必ずコメ不足を繰り返します。
農薬など使わなくても
育っていく強いコメ。
ここを目指すべきです。
以上、
今回の令和のコメ騒動で
強く感じたことでした。
参考文献
わら一本の革命
