「国内製造」って何?!食品表示問題について、消費者庁の苦しい言い訳からわかったこと | アフターコロナを生き抜く!これから起こる変化について発信するブログ

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コロナ後は価値観の変容が起きます。新しい時代に向けた準備をはじめましょう。テーマは環境保護、自然農、瞑想、健康食品など、興味があればコメントください!

こんにちわ。
本日は食品表示集会にオンライン参加しましたので
そのレポートです。



日 時 5月28日(火) 15時~17時  20分前より開場

会 場 衆議院第1議員会館 大会議室

主催 食品表示問題ネットワーク








今回のテーマは「国内製造」という
原材料表示についてでした。








定員は会場参加が100人、オンラインも
300人もの参加があり、関心の高さがわかります。






食に問題を国会で議論している議員さんなども

挨拶していました。




さて、今回の国内製造の表示は
何が問題なのでしょうか?







それは本来、原材料の産地が記載される
べき箇所に製造場所の表示がされていて、
しかも国内製造という言葉を「国産」と
消費者が勘違いしやすいという点に
問題として指摘されています。








国内製造と書かれた小麦は
北米産であることがほとんどなのです。







米国やカナダの小麦は遺伝子組み換え小麦で
グリホサートなどの農薬がかなり
かかっています。

 

 

 


それは収穫の手間を減らすため
収穫直前に農薬を作物に振りかける
日本の農業では行われない
ポストハーベストの方法がとられている
ためです。





まずは消費者ネットから

この問題について大枠の説明がありました。












表示の方法も4種ありますが

それも問題をややこしくしている

原因との説明もありました。









消費者ネットの関係者が
街頭で表示がどれほど誤解を
招いているかをアンケートした結果
なども公開されましたが





およそ30%の人は
いまだに国内製造を国産と
勘違いしているということが
わかりました。








消費ネット側の説明が終わったあとで
消費者庁の職員が対応し、
なぜ、国内製造と表示する経緯などの
説明がありました。




説明によると、
小麦の産地が複数になった
場合は、その多い比率の順番で
国名を表示する必要がある、として




小麦調達の時期によっては
その調達先がコロコロと変わる。




例えば、ある時は 米国、カナダだった順位が
カナダ、米国と入れ替わる。



そうすると、パッケージをその都度
印刷し直さなければならず、



まとめ刷りなどをしていたら
多くの包材破棄が必要になり、
メーカーに損失がでる。



それを回避するため
調達順位の頻繁な交代に
備え、産地ではなく
「国内製造」として
しまっているというものでした。





これには当然、
参加していた消費者側から反対の意見が相次ぎました。




そればらば、国内製造では
なく、輸入品とだけ書いておけば

手間もかからないうえ、
消費者はわかりやすい。
国産ではないと一目でわかります。







また、メーカーの包材破棄問題は
メーカー都合で消費者庁がメーカーの利益を
優先して、消費者の知る権利や健康を
ないがしろにしているという
消費者庁の姿勢そのものを
疑問視する声もありました。






しかし、これについては
消費者庁と大手メーカーの関係について
主催者側が話していましたが
昨今は、消費者庁からの天下り先が
大手メーカーということもあり、
このような忖度する土壌があっては
消費者庁も大手メーカーへ
配慮をせざるを得ない状況が
垣間見えてしまい、
まずはこのあたりを正しい方向へ
向かわせないと何事も始まらない
ように思えてしまいました。






とにかく消費者目線で。

 

 

 

 

 

これを切にお願いしたいと

思います。







本日は 「国内製造」って何?!食品表示問題について、消費者庁の苦しい言い訳からわかったこと
ということでブログをお届けしました。

ではまた。