考え方が間違っている!絶滅種復活ではなく、謙虚に現在の自然に向き合うべし! | アフターコロナを生き抜く!これから起こる変化について発信するブログ

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コロナ後は価値観の変容が起きます。新しい時代に向けた準備をはじめましょう。テーマは環境保護、自然農、瞑想、健康食品など、興味があればコメントください!

こんにちわ。

本日は考え方が間違っている絶滅種復活について
ブログを書かせていただきます。

参考:2023/6/5日経新聞  
「絶滅種復活は人のエゴ?」



「人類は科学を発展させて繁栄を手に入れた。
だがその陰で毎年3万~4万種もの生物種を絶滅に追いやっている。
膨らむ欲求のままに自らが滅ぼした生物種の復活を試み、
ペットの姿形まで好み通りに作り替えようとする。
他の生物から見れば、人類はエゴを振り回す存在のようではないか。」





恐竜時代は1000年に1度だけ。
100年前は毎年。
現在は1時間に3~4回起きる。




なぞなぞのようですが、
この答えは地球で生物種が絶滅した
頻度を表します。




専門家によると、
人や動物が世界を行き交いはじめた
大航海時代の17世紀から絶滅が加速
したようです。




2022年に世界の人口は80億人になって
しまいました。




増えた人間による森林破壊や環境汚染が
進むと、60年から80年にかけて
地上にすむ4本脚動物の5~13%が死滅するとしています。




これは1600~4200種の生物種が
絶滅することを意味し、




他の生物の数も減ることになり
生態系は一変することとなります。




700万年前にアフリカに
出現した人類は科学の力で
自らの欲望を満たし続けてきました。




飛べない大型鳥類のドードーは
入植者の食料になり、絶滅。




日本カワウソは毛皮を求めた乱獲などで
滅びました。




エゴは身近な動物にも及んでいます。




例えば犬ですが保護の代償として
人間が好む姿形に変形させれた
歴史があります。




現存する800種の大半が
直近200年の間に交配
や選別で生まれました。




ところがこの人為的なやり方が
犬たちの生体を危機にさらしてしまっています。




ブルドックはしわまみれの顔や
寸づまりの胴体など特徴的な体ですが




他の犬種にくらべて
呼吸器の病気や皮膚炎のリスクが
3~19倍と非常に高くなっています。




米国カリフォルニア大の調査では
犬同士の交配では親兄弟並みに
近く、少数の個体を掛け合わせ
無理が生体にかかっています。




近親交配が進んだ犬種は
病気が増していました。




ここまでで思うことですが、




絶滅してしまった動物を
ゲノム編集技術を用いて
復活させる動きなどがあります。




個体の遺伝情報をコピーしたクローン
動物なども現れました。




復活計画には落とし穴があり
野生で繁殖する状況まで
戻さないと生物種は完全に
復活しない、としています。




全く愚かな考え方だと思います。




まず、環境になじませるのが
非常に難しいということですが
復活させられた種は
人間によって、当時と比べて
かなり改悪された環境になじむことを
要求されます。




これは非常にハードルが高いと思います。




だから何より大切なことは、
その個体だけを復活させればいいわけではなく
環境とセットで戻すことでなければ
意味がありません。




唯一の解決策はタイムマシーンで
種が絶滅してしまう前に行き、
その種と当時の環境をセットで
保全すること以外には方法がありません。




ゲノム編集技術で復活させるなど
これぞまさしくエゴの極み、
愚かな行為です。




時間は戻りませんが
今までのエゴを深く反省して
今ある自然にしっかり寄り添う。




人間にできることは
ただ、それだけです。




救いは人間のエゴがもたらした
負の面に気づいた人たちが世界に出てきていることです。




そして、豊かさの根源である生物の多様性を
守る活動が進んでいるとのことです。




エゴを超えた深い視野が求められる。
と記事は結ばれています。





まさにその通りさと思います。





本日は考え方が間違っている!絶滅種復活ではなく、謙虚に現在の自然に向き合うべし!
ということでブログをお届けしました。

ではまた。