住宅ローン〜後編〜
続きになります。前編では審査に関する事を重点にお話致しました。後編では金利・税制度・どんな銀行があるかを紹介します。目次金利について税制度銀行の種類と団信金利について現在住宅ローンは過去最低レベルの金利になっております。数十年前までは2％,3％の時代でした。1％変わるだけで数百万単位で総返済額が変わります。現在は1％前半から1％切る金利です。こう考えると今は本当に金利が低いです。数十年前まではこれからもっと上がると言われていましたが結果は真逆です。。。1%と3％どれぐらい違うかシュミレーションすると... 3%で3000万借入(35年) ¥48,491,124- 1%で3000万借入(35年) ¥35,567,998-1000万以上差が出ました(ﾟдﾟ)！最近住宅ローン破綻者のニュースをよく見かけますがこの時代の金利のまま払っている人も中にはいるでしょう。1000万も違うと月の返済額がグッと上がりますからね。。。このように現在は超低金利です！そして住宅ローンの金利制度は大まかに3タイプあります。1.変動金利 2.段階固定 3.全期間固定この3パターンが主です。1.変動金利 名前の通り金利は日々変動しています。大体5年毎ぐらいにその時の金利が適用され返済額が変動します。 メリット ：とにかく金利が安い！（2019/9時点で0.4%とかです) さらに金利が下がれば返済額も安くなる。 デメリット：今後金利が上がると返済額が増える。2.段階固定 当初3年間○％ その後7年○％ 以降○％という風に数年置きに金利が固定されています。 メリット ：金利上昇の影響を受けない。 最初の10年ぐらいはかなり変動並みの金利設定の場合がある。 デメリット：金利低下の恩恵を受けられない。10年目以降変動より高金利。3.全期間固定 こちらも名前の通り全期間金利が固定されています。 メリット ：金利上昇の影響を受けない。 デメリット：金利低下の恩恵を受けられない。変動に比べて高金利。手数料が高い。他にも当初5年固定で以降変動などもあります。このようにどれを選ぶかは借入主の自由です。金利の上昇を見込んで固定にするものよし。金利の低下を見込んで変動にするのもよし。ご自身の考えに沿ったプランを選びましょう。自分で選ぶ以上、上がっても下がっても文句は言えません。。。私の場合は今後の金利上昇を見込み段階固定にしました。次！税制度住宅ローンを組むと減税措置が受けられます。住宅ローンを10年以上の期間で組む場合10年間に渡り毎年借入残高の1％を所得税・住民税から控除されます。借入金額・所得により控除額等変動するので詳しいことはお調べ下さい。ここで気をつけたいのが自分の会社などから借入する場合です。勤め先からの借入の場合、金利が0.2%以下だと減税を受けられません。普通に銀行から借入する場合は大体問題有りません。10年間受けられますが借入額は返済している以上減っていきますので、減税額も減って行くと考えたほうがいいでしょう。石狩市は固定資産税が札幌より安いでの10年は減税分で賄えそうですね！また来月の10月から予定されている増税。これに伴い2020年12月までの入居に限り住宅ローン減税が10年から13年になります。増税は全く嬉しくないけど減税はラッキー！！住宅ローン減税は条件によっては金利分を取り戻せる事も今ならあるそうですので是非調べてみて下さい！さぁ！最後！銀行の種類と団信今はネット銀行が増え色んな銀行名を見かけるようになりましたね。イオンや楽天などスーパーとか通販会社じゃないんかい！って感じです。。それぞれの銀行によって金利も違えば保証内容も違います。ネット銀行系は地元に店舗がなかったりすると自分でやり取りしなければ行けないので結構手間です。そしてネット銀行系は時間が結構掛かるので余裕を持ったほうが良いです。それに対し地元銀行。地元銀行は支店もたくさんあるのでスピーディーかつ工務店の方がある程度やってくれるので楽です！納得行くプランがあれば地銀の方がスムーズだと思います。住宅ローンは借りた銀行がもし潰れても他の銀行が引き継ぎます。ですのでチャラになることはありません笑 納得の行く銀行選びを心がけましょう！チャラになるという話から団信の件も。団信とは「団体信用保険」のことです。借入主が死亡したり万が一の時に備えて加入する保険のことです。もし死んだらローン残高が保険会社から払われるからチャラになるよ という保険です。ほとんどの銀行が加入を条件にしております。この団信が銀行によって様々です。金利上乗せなしでは入れたり、0.2%上乗せだったり。最近では9大疾病の団信などもあります。これは本人が死んだ後残された人に迷惑をかけない為にも入るべきです。まぁその分生命保険の金額下げて安くするのも有りでしょう！以上住宅ローンについてでした！次回は土地探し編です！
