東北農民管弦楽団の山形公演が終わって、少しホッとしていましたが、気が付けばレッスンを受けている先生が開いてくださる発表会まで、もう一か月余りしかありません。そろそろ曲の仕上げを急がなければならない時期になっているのです。

今年は、早めに曲を決めました。シューマンのヴァイオリン・ソナタ第二番からです。

[ご参考] 発表会の曲を決めた時のブログです。

http://ameblo.jp/tosh-tanaka/entry-12158611531.html

 

このブログをお読みいただければわかるのですが、当初は、シューマンのヴァイオリン・ソナタ第二番の第二楽章と第三楽章を演奏するつもりだったのです。ところが、昨年の5月から始めた第二楽章が未だに仕上がっておらず、これから集中して練習を重ねるしかないので、とても第三楽章までは出来そうにありません。

第二楽章と第三楽章の対比が面白くて選曲したのですが、私の実力不足と努力不足のために、その目論見は潰(つい)えてしまいました。けれども、第二楽章だけでも、音楽としての魅力に満ちた曲なので、大いにヤリ甲斐があります。

 

来月には、ピアノとのアンサンブルも練習しなければなりません。これが結構難敵で、アマチュアのアンサンブルに参加していた時から、とても苦労したものです。個人的に技術が不足しているのを補うだけでなく、アンサンブルで上手く息を合わせることができるようにするのは至難の技なのです。

でも、私のような下手な素人でも、一瞬、息が合うことがあります。曲の面白さがわかることがあります。作曲者の魂を感じることがあります。それがアンサンブルの楽しみでもあります。