[ご参考]http://ameblo.jp/tosh-tanaka/day-20110511.html


 最初の記事です。読み返してみると、何だか恥ずかしく

なってしまいます。今も相変わらず、気概ばかりが先立ち、

実力が伴わないままの生活を送っています。そう思うと、

もう私は、消え入りそうになってしまうのです。


 周年とは、時間が周っておれば必ずやってくるものです。

実際には、時間が周ることはありません。回っているのは

地球でした。自分の努力とは関係もなく、その意味では、

周年には何の値打ちもないのです。

 もっとも、地球が回ると言っても、太陽との位置関係だけ

のことです。大宇宙においても、あまり意味のあることとは

思えません。悠久の時間の流れの中では、ほんの瞬きに

過ぎないのですから。


 それでも、無力で小さな人間にとって、一周年という「時」

流れには、大いに意味があるように思えます。ここまで、

私も曲りなりに、何とか千本に近い記事を発信できました。

 最初の頃は、バランスの悪い記事の所為で、コメントさえ

付きませんでした。それが、最近では、いくつかのコメントも

いただけるようにもなりました。

 ぼんやりとではあっても、ブログの全体像が少し浮かび

上がるようになってきたようにも思います。これはひとえに、

お読みいただいているという気持ちの支えがあったから

です。もっとも、単なる思い込みかもしれませんが。


 考えてみれば、ブログとは、袖振り合うような多生の縁

の繋がりにすぎません。けれども、そのような目に見え

ない支えが私の人生に与える影響は、とても大きいもの

だと痛感しています。まことに、感謝の念に堪えません。

 この想いを忘れずに、これからも、一つ一つの記事に

真心を込めて、発信し続けたいと思います。これからも、

どうかよろしくお願いします。