産地見学バスツアー2013in甲府 | イタリア『フィレンツェ』情報局

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生の、今の『イタリア』をお届けしていきたいと思います。

11月の25、26日に山梨県は甲府の産地見学バスツアーに参加しました。

このツアー、台東区にあるデザイナーズビレッジの主催だそうで、
甲府のジュエリー業界を活性化させようというもの。

甲府=ジュエリーというのはあまり一般的に認知されていないようで、
かくいう僕も実際に見たことがない。
これはいい機会ではと思い立ち、人脈作りがてらの1泊旅行です。


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この画像、一見するとジュエリーショップのようですが、
なんとここは山梨県庁舎なんです。
1階部分がジュエリーミュジアムになっていて、
山梨県とジュエリーの歴史を知ることができます。


そもそも、なぜ甲府でジュエリーが盛んになったのか?

その昔、この土地で水晶の鉱山が発見されたのきっかけで、
水晶細工が発展していったということ。
鉱山の発見が、一節によると1300年前とか、いやいや800年前だとか、
いまだ論争の渦中にあるというのがまた興味深い。

でも上記のジュエリーミュージアムに、
古墳から発掘された水晶の矢尻なんてのも展示されてたんだけど、
装飾品としての水晶ではなく、水晶が生活の一部に取り入れられていたのは、
相当古くからということなんでしょう!
残念ながらここは撮影禁止だったので、画像が無いんだな~・・・・Y(>_<、)Y



そしてこのミュージアムで研磨体験。
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こういった研磨機を使います。

貴石彫刻オオヨリの大寄智彦氏(画像右)が講師を努めてくれました。
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似たような作業をしたことがあるからと高を括っていたら、
途中までうまく行っていたのに
(・・・と思う)
迂闊な一太刀で散々なものに仕上がってしまいました・・・(>_<)



そして午後は移動し、天然石の販売をしている網倉天然石さんに。
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敷地内にこんなドラム缶が所狭しと放置されていて、
なんだか産業廃棄物のようにみえるんだけど、

これがなんと・・・

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お宝がギッシリ!!!

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倉庫の中も見せてくれたんだけど、棚という棚が原石だらけ・・・

社長の網倉氏が世界中から原石のまま輸入して、
研磨やカットは甲府でしているということだそうです。


↓社屋の入口にあったアメジストの原石
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この大きさ、わかるかな~・・・?
全長1メートル以上はあったと思うけど、後ろの窓枠から推察してみて欲しい!


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