「研修オタク」に絶対ならない為に | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。


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下記、極めて私見にて、異論や不適切であると思った方にはあらかじめご容赦下さい。





私は、「研修オタク」にだけは絶対にならない。



社会に出てからのビジネス研修というのは、種類も色々とあって、


自己啓発系のものから、ノウハウ系、


体験型から座学型、


短期から長期のものもあるし、行かされるものや、自らの意志で行くもの、


有志が集まる手弁当タイプから、研修企業の有料タイプ・・・・・、


その内容や目的も様々で、私は社会人になってから、色んな研修に


参加させて頂いてきました。



時間やお金を使って参加するのだから、ビジネス研修である以上、


その目的は、業績による成果であると、私は一本化しています。


ビジネス研修や勉強会は、私にとって参加目的はそれ以外にありません。



人間力を鍛えるにせよ、技術・ノウハウを学ぶにせよ、その出口は、


業績成果を上げる為であり、意識していようといなかろうと目的はそこにしかないと


思っています。



が故に、研修が終わった後に、時系列の差はあれど、何らかの


「具体的成果による立証」を自らに課し、そのプレッシャーは多かれ少なかれあったし、


受けた研修が良かったとか学びがあったと肯定する立証は、そこにしかないと信じています。



仮に、立証まで行かなくとも、終わった後に業績が上がるべく、何らかの具体的行動を


するというのは、大前提であるのが普通だと信じ込んでいました。



が故に、研修が終わった後に、


「気づきました。」


「学びました。」


「問題が分かりました。」


「こういう時間も必要だと実感しました。」


「課題がよく分かりました。」


等の、小学生レベルの感想程度や、しまいには批評・批判に終わる人間がいると、


こういう人は絶対に成果を出せない人なんだろうな、と思ってしまいます。


(実際に、その後を見ていると成果を出せないボンクラが圧倒的に多い。)


身内にいたら、もう最悪ですね。


時間と金を、会社からドパドバと垂れ流します。



あげくに、


「かけがえのない友ができました。」


「素晴らしい仲間ができました。」


などと、能天気丸出しの事なかれな発言を真顔で言っている輩を見ると、


こいつら、こんだけの時間とお金をかけてわざわざお友達を作りに来たんかよ、


って言うか、いないんかよ??と、こっちが真顔で呆れ返ります。




彼女つくるのに、お金払ってキャバクラ行って、真顔で彼女ができたと喜んでるのと


同じだよ、それ(苦笑)。




私は、時間やお金をかけて行った以上は、その内容がどうであったにせよ、


意地でも実績を上げるべきだと思っています。



「実績を上げられないなら、そんな研修行くのはやめろ。」と言う人はいますが、


行ってみる前から、どんな研修なのか分かる訳がないのに何言ってんだと思うわけで、


行ってしまってからは、もうどんな形であるにせよ実績を上げることしか道はないのです。



どっちが先で、どっちが後なのか、こうなるともう分かりませんが、行った以上は実績を上げる


というのは、これはもう内容の問題ではなく、意地とかプライドとか覚悟の問題です。


よって、前提としてそういう気概を持った者でなければ、実際には効果なんて出ないのです。



現実はとても残酷です。


不思議なことに、どの研修に出ていても実績を上げる人は上げるし、


どの研修に出てもダメな奴は、やっぱりダメなのです。



実は成果を出せる人、出せない人というのは、すでに研修に参加する前から決まって


しまっているのですね。ぶっちゃけたところ(笑)。


でも、実際にやってみないことには分からないのだから、可能性があるなら、やってみれば


いいのです(笑)。




無論、勉強というのは大事なのでしょうが、研修の時間そのものは実はノーリスクで、


楽な時間です。


その場でリアルに問われるリスクなどないし、あったとしても、恥をかいたり、謝罪したり、


適当に何とか誤魔化せますからね。


研修を受けている時間そのものは、生産性は一切ありません。ゼロです。




問題は、研修後の具体的行動による実績アップにしかないのですが、研修に出ていると


現実のプレッシャーやリスクからは逃れられるし、何だかとても大切なことを学んでいる


ような気になって、「研修は仕事=働いている」と錯覚してしまう人は結構多いのです。




研修中は仕事はしていません。実際に働いてなどいないのです。



ビジネス研修というのは、それなりに疲れるものだから、また、大切なことも頭には


入るので、疲労度や達成感というものだけは仕事並みに実感できたりします。



これが恐いのです。


仕事をやった気分になって、達成感もあって、あげく、かけがえのない仲間と思える


気のおける人達がいるとなると、そこはもう完璧に社会人の遊園地です。



居心地が良くてしかたありません。


私だって、絶対にそうなりますから(笑)。



だからこそ、「研修中は仕事をしていない。」と徹底的な前提にしておかないと、


錯覚や覚醒してしまうことが多いのですね(苦笑)。





業績が悪くなって、こりゃいかんとなって、社員をこぞって研修に行かせまくって、


「なんで、研修に行っているのに、ちゃんと成果が出ないんだ!」というアホなトップが


いますが、実際に働く時間を減らしているのだから、その期間は業績落ちて当たり前ですよ(笑)。



あげく、業績が落ちていようと何だろうと、決めた研修なのだから決めたことはやるんだ、とか


言って、社内研修をガンガンやりまくるのはかなりヤバいです(苦笑)。



決めた研修は遂行して、決めた業績は反故にしてていいんですかね??


私には理解できない。


(以前、一週間缶詰で研修や会議でスケジュールをパンパンにさせといて、空けた翌日に


「なんで現場のことを見れていないんだ!?」と激高していたアホがいて驚いたことがある(笑)。)



まして、自分だけで商売しているならまだしも、周りの多くの人達を巻き込んで事業展開している


企業ともなればなおさら理解できません。



程度にもよるけど、私なら、一切の研修は中止して、


①顧客接点を高める


②顧客への情報頻度を上げる


の、どちからに徹底させますね。



もしくは、つべこべ言わずに


③実績上げている、他者のやっている行動を、徹底的にマネする。


手の上げ方から指一本の仕草まで、とにかくマネしきりますね。



「どうしたらいいと思う?皆で意見を出し合おう。」なんてクソ生ぬるいことしません。



「顧客接点を具体的に上げる」ことにのみ絞って具体案を出させて、その場で決めて


実行したかどうかだけにロックするか、誰のマネをしきるかどっちかですね。



立場や役職など関係なしで、一気にそこに挑みます。


それが終わってから、各自が「そんなことしたら、自分の仕事ができなくなる。」と言っている


業務に取り組ませますね。



無論、リスクや障壁もありますが、業績がヤバい時は、一旦言い切ります。


じゃないと、理解ができませんから。


そういうのが、土壇場のトップやリーダーの意思決定だと思っています。



やれ、感動だ、心一つだ、みんな仲間だ・・・・・・、美辞麗句並べた現実逃避は、


もういいっつーの(笑)。




人の声と言うのは、とても端的で、


実績が上がっているうちは、「やっぱり、あの会社は社員研修に力を入れているからね。」


となるし、


実績が落ちれば、「あの会社は仕事もせずに研修ばかりアホみたいにやってるからこうなるんだよ。」


となるのです。


本当はそうじゃないにしても、実際にはそういうもんですね。



何らかの実績が上がっていれば、勉強熱心で学び続けている人として認められ、


実績が上がらなければ、ただの「研修オタク」。


そうなるんですよ。



同じ無職のプータローを二回経験している私にとって、


10年で傘屋を廃業した当時と、10年で株式上場実績をもった今とでは、


同じ頻度の勉強会や研修に参加しているに関わらず、


周りの評価は全く違うのです。


経験しているから、実感としてあるのです。


やってることも、言ってることも、大して変わっていないのに、そんなもんですよ。



だから、私は、自らと自らの経験や、それこそ勉強会仲間を立証する為に、


実績に対してコダワルし、今後もこの前提は崩してはいけないと思っています。



小さくてもいいから、具体的な数値実績を積み重ねることです。


ヒントは、研修中に、一つだけ「行動する」ことを決めてしまうことです。


嘘でもいいから、その場で、帰ってすぐに行動することの一つを決めてしまうことです。



私は、能無しの「研修オタク」だけには絶対になりませんから。




          こういうこと言うから嫌われるんだけどね(苦笑)。


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