沖縄でのソーシャル・リーダー研修の最終日に、メイン講師の藤村正宏先生から、
直接、修了証書を手渡して頂きました。
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証書の裏側には、全てのメンバーにメッセージを直筆で買いてくれていて、
私へのメッセージはこれでした(笑)。
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「何歳になっても不良少年!!」って(笑)。
当の本人には全くの自覚はなくて、どっちかと言うと真面目で普通な方だと思ってるん
ですけどね(笑)。
でも最近になって、色んな場面で同じことを言われる事が多くなってきてて、少々の
戸惑いもあったりするんです(苦笑)。
小学校2年~6年までは、学級委員や議長をやってきてたり、
中学校一年生で生徒会副会長で、中学2年には生徒会長だったり、
その後も、ボーイスカウトやら何やら、いろんな場面で、リーダーだったり
副何とかだったり、経営者勉強会でも何とかリーダーとか、
いろんな場面でリーダー側の「立場」というものを経験してきてたから、
当の本人は、極めて品行方正なリーダーシップを持っていると自覚、
いや正確に言うと、自覚していないといけない、と課してきたことが多かったのだと
思います。
(初公開のボーイスカウト時代の写真(笑)。中学2年当時。)
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人には「立場」というのは、欲しくても欲しくなくても必ず付きまといます。
「立場」と言うとすぐにリーダーとか社長とか、人の上に立つイメージを浮かべるかも
知れませんが、それだけではありません。
例えば、
子供という立場、親という立場、長男という立場、夫という立場、日本人という立場、
地球人という立場・・・・・・・・、等々、生まれた瞬間から、好む好まないに関わらず、
あげたらキリがない程に確実に自分には「立場」が生まれます。
「立場」こそは、確実に人を育てます。
私は自分の経験においても、人を見ていても、そうだと確信しています。
「立場」に生きることで、自分に何かを課し、時に無理をして真正面から様々な問題に
取り組んだり、それを成し遂げた時の感動や、人というものを知ったり、
自分自身に気づいたり、それらを通して成長していくのだと思います。
「立場」は自分に無理をさせながら、かけがえのない経験を与えてくれるのだと思います。
私はそうでした。
ただ、ここまで書いておいて何ですが、私はこの「立場」というものがとても面倒くさく
キライでもあります。
小学校~中学校にかけて、あるいは、経営に関わる社会人生、それに伴う勉強会等、
リーダーに関わる立場に生きていた時は、あまりいい思い出がなく、
逆に、アホ丸出しで能天気に過ごしていた高校時代~大学時代は、本当に楽しい
思い出が一杯だったりします。
最近になってやっと気づいたのですが、私はリーダーやリーダーシップという曖昧で、
不確実で、でも責任だけは問われる「立場」というやつは、どうしても好きになれません。
恐らくは、リーダー業というものに、人よりも使った時間は多く、経験もしていますから、
それなりのスキルは付いているのだと思うし「得意」なのは間違いないでしょう。
しかし、「好き」ではないのです。
「得意」と「好き」はまったく違います。
最近になってやっと気づきました。
この辺の話は、以前書いたような気がしますが・・・・・・・。
「得意」だけど「好き」ではない、というのは、実は心の底ではマシだと思っていて、
「好き」だけど「得意」でないのは最悪だと思っているからです(笑)。
(でもいるんだよ、こういうのが(笑)。)
もともと、商売屋の長男という「立場」に生まれ、子供の頃から
「お前は将来、ウチを継いで社長にならないといけないんだから。」
と刷り込まれていたことも大きく起因していたと思うのですが、
「自分はいつも立派なリーダーでいなくてはならない。」という無意識のプレッシャーは
あったはずです。
もっと言うと、「リーダーをやりたいです。」と自ら手を上げたことなどないのに、
不思議とそういう立場に推薦されたり、祭り上げられたことや、やりたくもないのに、
うまく担ぎ上げられたという認識がどこかにあるから、自己責任などなく、どこか他人の
せいというやつで、惰性感と無責任さを持っていたのだと思います。
その他にも、親を喜ばせなきゃいけない、とか、人に嫌われたくない、とか、
色んな要素がレイヤーのように重なって、グラデーションのように繋がって、
「○○せねばならない。」「自分はリーダーなのだから○○であらねばならない。」
「常に誰からも尊敬され、愛され、人気者でいなくてはならない・・・・・。」
という、リーダーという「立場」観に抑制された精神的負担は、私にとっては相当に苦痛で
あるし、あったと思っています。
あげくに、
リーダーなどやったこともないクソボンクラ共から
「リーダーのくせに・・・・・。リーダーなんだから・・・・・・。」などと指摘されたり、批判されたり
した日には、もう辛さや苦痛というレベルの話では表現できない程の気持ちを持ち続けました。
「自分はリーダーの経験を多くしているのだから、リーダーシップはあるはずだ。」
という呪縛から逃れられたのは、本当につい最近のことです(苦笑)。
気付いてしまった以上、「好き」でもないことを日常的に慢性的にやり続けるというのは
無理に決まっています。
もしかしたら、今までの私のリーダー経験というものは、自分自身のここに気づくための
ものであったのかも知れません。
やったからこそ、ここまで確信を持って言えるのですから。
だから今現在の考えとして、これからの人生において「リーダー」という立場は、
新たには絶対に選択しません。
今現在のものは、いたしかたありませんから、もちろん全力で取り組みます。
ただし、
例えば、今後、勉強会等で新たに依頼されればお断りしますし、
それが許されないなら、とっとと辞めます。
どんなにいい条件を出されても、次のビジネスでリーダー業を依頼されたり、
「君に任せるから、全体を一つに纏めてくれ。」「俺の代わりにやってくれ。」みたいな
言葉巧みに、うまいこと私を利用しようとする依頼は、100%お断りするか、
無視します。(現実にしていますし・・・・・(苦笑)。)
かと言って、どっかの誰かの言う事を100%聞けるかと言えば、この年になって、
そこまでできた人間ではないことも知っています(笑)。
よって、次のビジネスで確実に決まっているのは
「一人でできる範囲」
ということにしているのです。
(余談ですが、もし仮に、前職の役員・幹部の皆さんが、坪井が同業種を立ち上げて、
メンバーを引っこ抜いて一番のライバルになるのではないかという懸念が、
仮に少しでもあるとしたら、確実に安心して下さい(笑)。
頼まれてもしませんから(笑)。)
今のところ、この{一人でできる範囲」という部分に関してのみ、自らの客観視に
自信があります(笑)。
もしかしたら、長きに渡って「立場」に抑圧されてきたことへの大きな反動が、
今になって出ているだけかもしれませんが(苦笑)。
もし、今の私の発言や、行動行為をちゃんと観てくれている第三者が、
「何歳になっても不良少年」であったり
「永遠の不良少年」ということであれば、
きっとそれは端的に言い当てられているのでしょうね(笑)。
(あの可愛らしかった坪井秀樹君はこんなんになっている(笑)。)
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最新技術は使いこなせるようにならねば、時代を生きていくことはできません。
しかし、最新技術に何を乗せて世の中に伝えていくのかは、それぞれの中にしか
ないことは絶対です。
今回のSNSの研修は、技術や方法を学ぶことはもちろんでしたが、
それだけではなく、そういう内面までも全部関わってくる内容であった故、
藤村先生からの、たった一言のメッセージというのは、色んな意味でズバリ言い当てて
下さっているのだと思うし、恐らくこの先ずっと、「自分らしさ」を考えた時のリトマス試験紙の
役割を担ってくれると思うのでした。
今回の修了式は、そういう色んな想いが一気に脳を駆け巡る、
とても心に残る瞬間を頂けたのでした。
感謝しています。
「何歳になっても不良少年」でいたい(笑)。
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