経営において数値はとても大切です。
しかしながら実績というのは、過去の
行動の結果なので、そもそも何を意図
して行動しようとしていたのかがなけ
れば、全く意味がありません。
結果数値を見たところで、「良かった
ね。」「悪かったね。」と言うのはサル
でも言えるのですが(サルは言わね
ーか)、往々にして会議の場はそうな
ることが多くてサルの軍団と化します
(笑。
数値実績が上がらない原因は大きく
3段階あると考えます。
①意図(企画)すらしていなかった。
②意図(企画)したが、行動していな
かった。
③意図(企画)して、行動もしたが、
外れた。
です。
企画段階で「これをやったら、いつま
でに、どの数字がどれだけ変わる。」
という数値背景がなければ、単なる思
いつきと思っておいた方がいいでしょ
う。
(思いつきは私は推奨こそしています
が、コストをかけないことを前提にし
ます。)
これらの段階をひっくるめて「どうして
こんなに悪かったんだ!」と原因を聞
くに終始する人はいますが、そういう
時は私は面倒くさいので、「私がバカ
かアホだからです。」と言って、とっ
とと話を終わらせようとします。
当然もめますがね(苦笑。
私の経験則で言うと、実績の上がらな
い時のほとんどは①の段階から何もし
ていないというのがほとんどです。
①の人、②の人、③の人と、それぞれ
にアドバイスやアプローチは異なりま
す。
これらをひっくるめて、どんなに叱っ
たところで、相手は凹んで、やる気を
失って、何も変わりません。
トップ・リーダー側がこれを把握せず
に進行を務める会議は、生産性はゼロ
と思っていいですね。
もっと言えば、未来のシナリオ案が、
リーダー側にないから、不毛な原因究
明に終始して終わってしまうのだと思
います。
かく言う私も、そんなに幾つも策があ
る訳ではないし、時間をかけていくつ
も構想を練ることもできないので、
思いつきをドンドン数打つ方を優先し
てきました。
当時、私が手描きpopを推奨しまくっ
たのはこの為です。
①誰でもできて
②すぐできて
③コストがかからない
の三原則を満たしており、やった・やらないが
すぐ分かり、お客様の視覚に
訴える効果がとても高い。
数字を眺めていても未来は創れません。
数字は、過去の行動の結果である、と
切り替えると、本来の会議の場が変わ
ってくるというのが私の持論です。
過去の数字で顧客はつくれない。
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