インターネットで買い物ができる時代になった当時、もう小売店は
世の中からなくなる時代が来るんじゃないのか?とさえ言われたことが
ありました。
新しい機能や、夢のようなツールが出現した時というのは、それまで主流だったものが
突然陳腐になって消えていき、社会の常識すらも変わっていくということは確か
にあります。
しかし、我々は社会の一旦はになっているけれど、社会そのものではないので、
そんな評論している暇があれば、社会の主流がどうあれ、自分はどうするかだけ
考えればいいのです。
どうこう言ったところで、与えられた環境の中でしか生きていけないわけですから。
小売店、まだなくなっていません(笑)。
新しいものが出てきたときは、反対側で古いものの価値が際立つチャンスでもあります。
ただし、今まで通りでいいかというと、変えねばならないことはあって、
それを一般に「価値の転換」と言うのだと思っています。
最も最近では、電子書籍の出現は大きなニュースですよね。
書籍店や出版社の環境は大きく変わるわけで、対応していかねばならないから
注目だけはしていますが、でも、本屋さんがなくなるとか、紙本がなくなるとは
とても思えませんね。
今、日々準備している、アホアホ秘密基地ですが・・・・・、
(既に秘密でもなんでもなくなっているけど(笑))
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準備しながら、リアル本を色々といじくりながら、いちいち思うんですよ。
電子書籍じゃ、これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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これできんでしょ?
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ね、電子書籍じゃ、できんことばっかでしょ(笑)。
もちろん電子書籍は持ってて、便利に使ってますけど・・・・、
(待ち受けは全部同じだけど・・・・・(笑)。)
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私が認識している電子書籍のメリットは、今のところ「持ち運びの便利性」だけですね。
他にもメリットはあるんでしょうけど、私は使いこなし切れていませんから。
紙は重いしかさばるから、膨大な量を全部端末に入れて持ち歩けるのは相当に便利
は便利。
でも便利になることと、ライフスタイルとしてどうありたいか?と言うのは別で、
例えば「IVYファッションに身を包んで本を小脇に抱えて歩く姿」というのは
電子書籍では100%実現不可能です。
これなんか、本をわざわざ数冊もっていないとじゃないと絶対ダメでしょ?(笑)
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これだって、手に持っているのが電子端末だったり、最新アップルストアの前じゃ
絶対絵にならんでしょ?(笑)
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これなんて、どんなに欲しくても、電子書籍で配信なんてしてくんないでしょ?(笑)
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所有感、豪華さ、大きさの違い、積み上げる、一枚一枚質感を得ながらめくる、
そして、紙が風化していくことで得られる温かみや郷愁・・・・・・、
それらは、紙本でしか得られない価値だと新たに気づくことって、私はある。
って言うか、あえてそう考えること自体が好きなんですね。
「携帯電話が出たから、もう時計は売れない」と言っている時計屋さん。
「IT産業に押されて、もう小売はダメだよ」と言っている小売店主。
「電子配信で便利になったから、もう本はダメです。」と自信満々に言う本屋さん。
きっと、事業や利益が好きなだけで、携わってきたものが好きでもなんでもないん
だろうな、と思います。
どんな事業観をもって仕事をしていくのかは人それぞれ勝手です。
勝手ですが、消費者がそういう人から、買うか買わないかもまた勝手なわけで、
今、自分がやっていること、やろうとしていることへの評価は、常に第三者である
現実と、自分がどう生きていきたいかという意志は、常に隣り合わせで考えておく
必要がありますね。
そう考えると、ビジネスリーダーや、トップの方々は、もう常に、自分とは何者で、
どこに行こうとしているのか?を本気で自問自答していないといけないんでしょうね。
新しい何かが出現する度に、今がもうダメで、次の波だ、としか言わない人というのは、
せめて、時流と共に他の事業に上っ面で移行して、またすぐに新しい波に恐怖するか、
そのまま衰退していくか、そのどちらかの選択を常にしていかねばならないと思います。
紙本というのは、読むためのモノから、飾ったり、遊んだり、触ったり、想いを馳せたり、
郷愁に浸ったり、そういう内省的な欲求を満たすアイテムの価値への変換になっていく
ような気がしています。
本屋さんそのものが、別の「〇〇屋さん」へと変換されていけば、人のぬくもりを
実感できる素敵な場所になるのではないでしょうか?
まぁ、少なくとも私の場合ですから、責任は持てませんが(笑)。
新しいものが出てきたら、それは、もう一度今までのモノの価値を見直すチャンスです。
できなかったとしても、そう考えること自体が、これからの思考として大切なのではないかと
思っています。
価値を分けて考えてみよう。
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