神戸に入り、これからの候補の一つについて、数名の方に相談に乗って
頂きました。
神戸~元町~三ノ宮と続く高架下の商店街を久しぶりに歩きました。
この街をじっくり歩くのは、20年ぶりくらいになるでしょうか・・・・?
当時から、私は好んで散策していました。
名古屋・東京・神戸と住んだことがあり、それぞれの街から影響を
受けましたが、
「発見」という価値は、ここ三ノ宮高架下の商店街から最も大きく
受けたと思います。
地域柄なのか商品構成なのか、どこぞにエキゾチックな香りが漂い、
洒落た店から老舗の有名店、ちょっと怪しい店まで全部がごった
返していて、独特の雰囲気と、活気に溢れる場所でした。
移りゆく時代の中、すっかりと錆びれてシャッター街になっている
スペースがとても多くなったような気がしますが、こういう場所すら
一つの魅力に感じてしまう場所です。
実家の名古屋駅西商店街の変遷にも似た郷愁を感じてしまうので
しょうか。
こんな記念撮影や・・・・・・(笑)、
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こんなカッコいいアホ画像も撮れてしまいます(笑)。
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もうなくなってしまったかも知れない、当時の馴染みの店舗を、
おぼろな記憶を頼りに捜し歩きました。
私の失礼な予測に反して、驚くべきことに、そのほとんどは力強く
生き残っていました。
「流行りのモンにゃあ、ちょっとピンぼけさ・・・・・。」
と言わんばかりの、当時のオジサン達は、今なお変わらない魅力を
放っていたことに時を忘れてしまいました。
個店ベースの商売というのは、今の時代は厳しいというのが一般的
ではありますが、こういう店舗を見るにつけ、
商品の流行よりも、人の感性や魅力というものが商売の根幹にあると
いうことを再認識させられます。
長く続くということは、「懐かしい」「郷愁」という価値を図らずも人に提供
しています。
移り変わりが激しい世界の中で、継続し続けているいうことに対して、
一つだけ確実に言えることは、継続している理由があるということです。
今回、ある方に同行して頂き、色々な話を、いろいろな方に聞かせて頂けました。
少しづつカタチを変えながら継続している店もあれば、昔と全く変わらないまま
続いている店舗もありますが、それはいずれも店舗という外見であるということです。
もしかしたら、とんでもない資産家で趣味でやっているだけかもしれませんし、
昔の在庫を消化しているだけかも知れない。
店舗として継続しているように見せてはいるが、収益のほとんどは、実は別の
業種業態にシフトしていっているかもしれない。
経営としての気がある・ない、と言うのは、見た目だけでは、私は分からないのです。
しかしながら、大きい小さいに関わらず、共通していたのは、それをやり続ける
理由が明確にある(もしくはあった)ということでした。
無論、ビジネスですから適正利潤は絶対であり避けては通れぬ現実です。
しかしながら、儲かるかどうかの前に、それぞれが、それぞれの、それをやる理由
が明確にあったということが大きい。
会議室ではない現場で、生々しいお話しを伺えたことは、今回、本来目的にしていた
こと以上に大きな収穫がありました。
現地に行ってみないと分からないことはたくさんありますね。今更ですが・・・・。
今回、新たなビジネスに挑戦するにあたり、決めているのは、条件云々の前に、
その人に共感できるかどうか、簡単に言えば好きな人と仕事をしたいというのが
あります。
それは、実際に会ってみて、人の人生・仕事の経緯をじっくり聞きながら、
ちょっとした仕草や顔つきも含めて関わってみなければ分からないものです。
それはお互い様ですが・・・・・。
最初から条件の話になると、そういうことで、付いたり離れたりの関係になるのは
目に見えていて、結局長続きしないですから・・・・・。
どうやら「人と街と店」という探究は、これからも続きそうです。
今回、ご縁を頂いた皆様には心から感謝申し上げます。
有形・無形の次のビジネスへの具体的ヒントがたくさんありました。
もしかしたら、連携させて頂けたなら、とても嬉しく思っています。
お時間頂き、本当にありがとうございました。
感謝を込めて・・・・・。
物の魅力より、人の魅力の方が長く続く・・・・。
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