「全てのビジネスは価値の価値の交換である」① | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

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反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。


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新しく何かを始めるにあたって、様々な「切り口」から自分を整理


しておいた方が良いと思っています。


その第二回目です。


(第一回はこちら)

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http://ameblo.jp/tosboistudio/entry-11512320844.html



新しく始めると言っても、わたしの場合は起業、すなわち、新しい


ビジネスをどんな風に起こしていくかを模索している訳ですから、


まずはビジネスの定義を明確にして、そこからブレないようにしておく


必要があります。



そもそも、ビジネスとは何なのか、


ビジネスの根幹とは何なのか、


という命題に対しては、それぞれ見解があるでしょうが、


私の場合はこれだけです。




「全てのビジネスは価値と価値の交換である」



これだけです。




このコトバを知ったのは、ある研修の「我社の売り物は何か?」という講義と、


あるビジネス書籍の一節、この二つからです。


どちらも、ビジネスの根幹論として明示されていました。



何で聞いたとか、何に書いてあったかと言うよりは、私にとっての納得度が高いことが


何よりなのだと思います。


前職の店舗コンセプトや、私の人生ビジョンの「わくわく・ドキドキ・大発見!」を


固めていった時も、これを基本に思考していきました。



この一節には大きく二つのコトバが入っています。


①価値


②交換


です。



「交換」が前提なのですから、シンプルな図解としては、まずは下図のようになります。



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「交換」な訳ですから、


自分から相手に差し出すものがあるから、相手から何かをもらえる。


相手から何かを得たいなら、自分は差し出せる何かがあるのか?


ということです。



実は、これは、ビジネスに限った話ではなくて、よくよく考えてみれば、


社会の中で人間として生きていく基本に変わりありません。



学生時代は、友情には友情を出し合って交換会をしていますし、


恋愛には恋愛を出し合って恋愛関係が成立しています。



この交換会が成立していなければ、〇〇関係というのは成立しませんよね。



「友達だろ?」とか言って、コトバ巧みに、自分に都合の良い一方的な要求を


してくるバカがいましたが、なぜか納得いかなかったのは、


あの時、私にとっては、相手に差し出すばかりで、自分にとってのメリットが


何も感じられなかったからだと言えるでしょう。




恋愛だって同じで、どちらかが一方的に恋愛感情を持っていても、


もう片方が好きと認識しなかったら、お付き合いはできません。


好き同士が前提だからこそ、相手からの熱烈アプローチは嬉しいとなりますが、


一方的だと、それはもうストーカー行為となる訳ですよね。



関係がうまくいかない時と言うのは、自分が差し出すものと、相手からもらえる


もののバランスが取れていない、そういうことです。





次に、ビジネスの現場においては、どうなるか・・・・・。


下図のように考えています。
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例えとして、私が一着の革ジャンを相手に差し出したとしましょう。


この革ジャンには3000円の値札が付いています。


相手から欲しいものは、3000円という日本通貨になります。




実にシンプルです。



相手にとって価値があれば、喜んで3000円を戻してくれるでしょうし、


逆に価値がなければ、どんなに差し出しても、3000円はもらえません。



それだけのことです。



これが、できた、できなかったという結果が、一般に言う「売上」というやつです。



これがビジネスにおけるまず第一段階としての交換の図式だと、


私は理解しています。




儲かるビジネスは何なのか?


売れる商品は何なのか?


というテーマは、確かに必要です。


ですが、それしか話さない人といると、私は、もうウンザリしてきます。


そればかりを探していればビジネスがてきると思ったら、クソ大間違いです。


って言うか、そんなもん、もうありませんから。


仮に、今あって、大喜びしたとしても、時間の問題です。




まず、相手ありき、次に自分という、人と人との交換会そのものが


ビジネスの根幹であるという原則を理解しておかないと、はまります。


間違いなくはまります。


いつか疲れて疲弊して、終わるのが目に見えているからイヤです。



そういう生き方というか、やり方もあるにはあるでしょうが、私にはとても


豊かなビジネス人生とは思えないので、やりたくありません。


これは、もう「好き・嫌い」の問題ですから、しかたありません(苦笑)。



やれ、自分だけ儲けたい、自分だけ売りたい、自分だけ幸せになればいい、


なんてこと考える奴に、何か差し出しますかね?


私は差し出しません。


勝手にやってろ、と相手にしませんもの。





前置きが長くなりましたが、私が今、じっくり考えているというのは、


この一節に基づいて、


①そもそも、自分が発信できる「価値」とは何なのか?


②あるとしたら、それをいかに相手に伝えられるか?


の二つです。



言い方を変えると


①「価値」と②「価値の伝え方」の二つの命題ということになります。



初動段階で、しっかりここを纏めておきたいと考えています。



もし、仮に今、「売上」が落ちてきていて悩んでいる人がいたら、


それは、相手にとっての「価値」そのものがなくなっているか、


あるいは、価値はあるけど「価値の伝え方」ができていないか、


どちらか、


さらには両方だと思っていいでしょう。



では、「価値」って言うのは、一体何なのか・・・・・。



次に続きます・・・・・・。





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            買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」