行き場を失った猫達その後情報 | 駆け出し古物商の空猫堂

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山口県宇部市で生前整理・遺品整理のお手伝いをしながら古物商をしています
保護猫と古物と日々の戯言をつづるブログです

こんばんは。

 

行政書士山野和民君の奥さんです。

 

ブログを書いてないけど具合悪いの?

 

と、山野君から聞かれましたが、

 

寝落ちしただけです。

 

眠いのよ最近。

 

体力落ちてんだわ。

 

 

 

 

10月下旬くらいだったかな?

 

認知症になった高齢夫婦の家に4匹の猫がとり残されて、

 

行き場を失っているという話が舞い込んできまして、

 

ボランティアさんに里親さんを探してもらっていたのですが、

 

その後、無事に4匹一緒に譲渡されました。

 

よかったよかった……というわけにはいかない事件が起こりまして、

 

なんと、譲渡された2日後に4匹とも脱走。

 

ボランティアさんたちの懸命の捜索で3匹は確保できたけど、

 

1匹だけどうしても見つからないのだと連絡がありました。

 

その1匹を巡って、里親さんとの意見の相違があり、

 

身動きができないと、ぶち切れているボランティアさんです。

 

近隣の迷惑になるので、

 

あちこちに捕獲器を置かないで欲しいという里親さん。

 

命がかかっているので、そんなことは言ってられないボランティアさん。

 

この間に大寒波があり、安否が気になる状況です。

 

飼い主を失った家で、ケアマネさんからの2日に一度のご飯で、

 

何とか命を繋いでいた子たち。

 

寒くなる前に里親を見つけたかったところに繋がったご縁。

 

命を救うことができたと、ホッとしていたのに、

 

見知らぬ土地で、寒さと飢えに見舞われることになるとは……。

 

本気で探す気のない里親にしびれを切らしたボランティアさんは、

 

譲渡契約違反を理由に、猫達の返還請求をするという。

 

もう見つからないかもしれない。

 

戻ってこないかもしれない。

 

手を尽くした後なら諦めもつく。

 

だけど、そうやって諦めている間に、

 

助けを待っているかもしれないのだ。

 

だってうちのパステルちゃんは、もうダメだと思ったのに、

 

誰かが手術をしてくれていたんだもの。

 

もしかしたらその子も、どこかでご飯をもらっているかもしれない。

 

空き家の片隅で寒さに耐えているかもしれない。

 

諦めたら、その子の命は確実に終わる。

 

こんな、命よりも人目を気にする里親に繋げてしまったせいで。

 

譲渡先の人物を見極めるのは難しい。

 

そしてボランティアさんたちはいつもいっぱいいっぱいだ。

 

今回は、直接関わりはないけどわたしが話を繋げたので、

 

なんだか申し訳なくなってくる。

 

もやもやした年の瀬を迎えているわたしです。

 

明日からまた寒波です。

 

どうかどうか、

 

ひょっこり見つかりますように。

 

 

 

 

 

 

今日のソラちゃん。

見下す雰囲気が板についている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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