ちょっとそこまで、秘境まで。~仁淀川町池川地区の旅~ | こうち旅広場 おもてなしスタッフブログ

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こんにちは!

おもてなしスタッフです ♥akn♥

 

「今日一日滞在できますが、夕方の飛行機で帰りたいんです。」

でも、ちょっと遠出もしてみたい・・・そんなお客様の声を耳にしました。どうせ行くならガッツリ遠くまで、と思っても、レンタカー無しだと厳しいエリアも多々ございます。最近人気の仁淀川エリアもしかり。

 

しかーしビックリマークちょっと無理をすれば、その希望叶うかもしれませんよキラキラグッド!

 

というわけで、今回は、遠いけれど公共交通で行ける秘境、仁淀川町の池川地区をご紹介いたします音譜

 

先ほど「ちょっと無理をすれば」と申しましたが、今回の旅は、筆者のブログでは毎度おなじみ早朝出発シリーズのひとつとなります。いや、そんな朝から無理よ、という方は、特急列車を駆使するなど多少工夫が必要ですので、あらかじめご了承ください。

 

ハイ、おはようございます。

今日はお休みですが、仕事の時よりもむしろ早起きですブタネコ

遅れないように早めに着いてホームで余裕をかましていましたが、あれよあれよと学生の列が伸びて大変なことに。なるほど、通学ラッシュか~ショック!

 

注意 各駅停車の列車は、通勤通学で利用されるようですので、特に今回の曜日(平日)、時刻だと混雑が予想されます。ご注意ください。

 

 

通勤通学の忙しい朝に、普段乗らない筆者が乗車してさらに混雑にしていることをちょっと申し訳なく思いつつあせる でも、このあとを考えるとちょっとワクワクドキドキ

なお、旭駅、高知商業前駅、朝倉駅で学生さん達は降車していき、座席も空いていきました。

 

やがて、佐川駅に到着。

 

 

佐川駅の駅舎には、無人の観光案内スペースがあり、佐川町の資料がたくさん置かれていました。ベンチもあるので、佐川を旅する時はここで計画を練るのも良いですね。

 

駅を出て左手に進むと、黒岩観光バスのバス停がありました。結構奥地へ行くバスという認識だったので、もう少し小ぶりなバスかと思いましたが、高知市の中心部を走るとさでん交通バスと変わらないサイズ感でした。

 

補足:佐川駅の正面には、明神ハイヤーがあります。よりプライベートに旅をしたい、いろんなところをまわりたいという方はご相談されると良いかと思います。

 

  

 

佐川駅を出発したバスは、町内の道を抜け北上。10分後には越知町を通過し、その約30分後にはもう目的地に到着しました。えー、意外と近い!!

 

北浦橋で時刻表をみると、佐川駅方面は結構本数がありました。一方、北部交通バスは少なめでしたが、高知駅バスターミナルまで帰ることもできることが分かると、とたんにご近所感が出てきました。

 

 

さて、本日一番見たい景色は「池川の街並み」なのですが、楽しみはあとにじっくりドキドキと思い、ひとまず東回りで歩いてみることにしました。

 

わずか数分歩いたところにふれあい橋という橋があり、対岸に渡ることができました。

 

 

この橋の上からの景色も良いですね。

 

 

このあたりの風景をざっくり動画でまとめてみました。これだけでも、川の美しさは伝わるんではないかなと思います。

 

 

ふれあい橋の上には、こんなオブジェが。このあと気づくのですが、ここだけでなくいたるところにかっぱオブジェがあるのですよ。どさくさに紛れて、1匹くらい本物がいるんじゃないかと思うくらい。

 

 

 

ウロウロ歩いている間に、おそらく町民の方と思われる何人かの人に会いました。会う人会う人、挨拶をしてくれ、道を尋ねても快く教えてくださいました。また、通りすがりのおじいさんは、「こっちから安居川、あっちから土居川が流れてここで合流し・・・」と仁淀川へつながる川の流れを説明してくださいました。なんか、すっごくあったかいラブラブ

 

ところで、この近くに善法寺というお寺があるのですが(事前のアポをとらずに出かけたため)、そっと眺めるだけにして帰りました。お寺の敷地から美しい川のブルーが見られるということで有名で、最近では仁淀ブルー体験博の旅先にも組み込まれていたようです。

 

お寺のそばには、種田山頭火の句碑がありました。

 

昭和14年、晩年の種田山頭火は四国の歩き遍路に出てこの地を訪れ、思いがけない歓待を受けた喜びを日記に記しました。「野宿 わが手わが足 われに あたたかく寝る」「山のよろしさ 水のよろしさ 人のよろしさ」。(仁淀川町公式HPより)

 

 

 

筆者も、たったいま「人のよろしさ」に出会った気がしておりますよラブラブ!

 

いったん北浦橋へ戻り、今度は西まわりで「池川茶園」を目指します。

途中、「仁淀川ふれあい公園キャンプ場」、「池川ふれあい公園オートキャンプ場」を横目に通過し、「宮崎の河原キャンプ場」が見下ろせる場所へ。午前11時前だったでしょうか、カヌーの準備が進められていたようです。

 

夏はとても賑わうというのをSNSで拝見しましたが、このあと「池川茶園」でお話を伺うに、秋冬でもお客様はいらっしゃるとか。空気が澄んで水も輝くこの時期、また違った楽しみ方ができるのかもしれませんね。
 

 

「宮崎の河原キャンプ場」を見下ろすこの場所は、佐川駅からのバスルートの一部で、池川大橋バス停位置になります。

 

そのバス停のそばに、茶畑プリンののぼり旗を発見。紅葉に映えるビックリマークもみじ

※ここだけ紅葉が進んでいました。山全体はこれからでしょうか。

 

 

補足:バスルートでそのまま「池川茶園」へ向かう場合は、最寄りバス停が神母谷(いげだに)になりますのでご注意ください。

 

数分てくてく歩いていると、「池川茶園」に到着しました。すでに2組くらい先客がいて、もう1組追加される勢い。平日昼前、そして結構奥地なんですが、やはり知ってる人は知っている人気のお店です。

 

メモ 「池川茶園」は、龍馬パスポート対象施設です!!

 

 

はぁあああん、迷うアップ

茶畑プリンが大人気なのは知っていて、ほかのも絶対美味しいと思うのですけど。今日は、いろんな味が楽しめるパフェにすると決めてきたので「茶畑パフェ 煎茶」を注文。

 

 

写真右の「茶畑贅沢レアショコラ」もおススメ商品だそうです。

 

 

パラソル席の写真は、ほかのお客様が使用していたため、あとで撮影したもの。お天気が良いとこんな雰囲気なので、気持ちがよさそうです。

 

 

 

注文して間もなく、パフェとお茶がやってきました音譜 絶対美味しい、絶対美味しいビックリマーク食べる前から頭の中は大騒ぎです。

 

 

パフェは、煎茶のソフトクリームやチョコ、ゼリーなどが一度に楽しめる構成に。そもそも、お茶が美味しいので、お茶のカップをずーっと顔の近くに寄せてアロマのように香を楽しんだり、少し飲んではほっこりしたり。まさに癒しの時間です。

 

 

外に目をやると、茶畑の緑に川の流れ。今は咲いていませんが桜や花桃もあるようで、春の「池川茶園」も良さそうだなぁと。これから向かう「いけがわ439交流館」の近くにもたくさんの桜の木があったようなので、こちらも春に見てみたいなと思いましたニコニコ

 

 

「池川茶園」の店内には、お茶やお菓子がいっぱいクラッカーお土産にぜひビックリマーク

 

 

 

「池川茶園」を出て、北浦橋へ向かう途中、「池川神社」の入口を見つけました。

400年の伝統を受け継ぐ土佐最古の神楽「池川神楽」は、この神社で(例年11月~12月頃)開催されるそうです。コロナで開催が危ぶまれる中ですが、今年は時間短縮で開催される予定とのこと。

■開催日時: 2021年11月23日  12:00頃~13:30頃  参加費:無料

無事に開催されると良いですね。

 

 

 

「いけがわ439交流館」に戻ってきました。北浦橋バス停すぐにあるこちらの施設、実はここを起点に行ったり来たりしておりました。

 

看板の矢印に沿って下ると、公衆トイレや駐車場があり、桜の植わった公園もありました。

 

 

 

 

たった今デザートを食べたところからそれほど時間がたっていませんが、もうお腹がすいてメニューに目移り。何食べようかなぁーと鼻歌交じりでさんざん迷って、「サービスランチのBランチ(和食)」にすることにしました。

 

 

着席してからあっという間にできあがりべーっだ! シンプルにご飯が美味しい。それに、メインディッシュの鯖の甘露煮が、もう艶っつや。

 

 

味がよく染みてて美味しかったですラブラブ

 

 

帰りのバスを待っている間にお買い物。こんにゃくやお味噌など、要冷蔵商品に気になるものがいくらかありましたが、今日は帰りに時間がかかる&保冷バック無しだったので断念。

 

 

 

鮎や塩ゆで落花生の冷凍販売がありました。蓋を開けたら、びっしり詰まっていましたうお座 これぞ地元の特産品といった具合ですね。

 

 

そして、筆者が購入したのがこちら。仁淀川町の緑茶ペットボトルはよく見かけるのですが、ほうじ茶のものは初だったので買ってみました。そして、今回行っていませんが、レトロなお店として有名な「サンファミリーきりやま」のパン食パン あと、旅の記念にご当地ステッカーをひとつ。

 

 

 

最後に、街並みの様子を目に焼き付けて帰ります目

 

二度と来られないところではなく、その気になったらいつでもいける場所として。ちょっとそこまで、の感覚で割と気軽に出かけられるのに秘境のような池川地区。これからも大切に守っていきたい高知県の観光地です。

 

 

魚しっぽ番外魚あたま

道中で、無断駐車に困っている町内の人を見かけました。原因が町外の人とは限りませんが、駐車については注意が必要です。決められた場所のご利用をお願いいたします。

 

また、景色の綺麗な観光地のあるあるですが、バスや車が通る場所での撮影にもご注意ください。特に、北浦橋の上から見る景色は綺麗ですが、道(橋の道路幅)が狭いので長居は禁物です。安全な公園内からの景色も是非お楽しみください。

 

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