わたし、ケーキ屋なんですが、
生後4ヶ月の孫が群馬にいたため、
このところ原発の状態や放射線の拡散範囲や影響についてについてネットで情報収集をしていました。
そして、
テレビでは風評被害を恐るあまり、
たいして心配はないと思わせるような報道ばかりでしたが、
ネットで情報収集するにつけ、
今の原発の状態は妊婦と乳幼児には非常にリスクが高いと感じざるをえませんでした。
この月曜日に娘と孫が避難の里帰りしてきましたので
一息ついています。
放射性ヨウ素の被害を防ぐには測定数値が上昇する前にヨウ素を摂取しておく必要がありますが、
なのに、
首都圏で放射性物質の測定数値が上昇したとしても、政府発表は遅れて出るのです。
それでは、5年~10年後に1~6歳児の甲状腺癌の発症率がアップするのは防げないのではないでしょうか?
原発からの放射能の漏洩がすぐにでもストップしないかぎり。
たとえおとなにとっては大丈夫な数値でも
幼い子供たちとっては・・・。
最近このような文書が出ています。
放射線による内部被ばくについて:津田敏秀・岡山大教授
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1310
以下は上記サイトからのコピペです。
現在、ネットでも話題になっているようですが、スウェーデン国立スペース物理研究所の山内正敏先生が、「放射能漏れに対する個人対策」と題して、以下のURLに判断の目安を分かりやすく示しておられます。改訂もこまめに行われているようです。
http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html
私は、放射線被曝によるがんの影響の程度を自分で電卓に計算するために、曝露の指標としての各地の放射能レベルの観察値に関しては積分値が必要と、前提の議論とここで求めておりました。この煩雑さを、山内先生はすぱっと整理して、赤信号・黄信号として分かりやすく示しておられます。個人対策として非常に役に立つと思いますので、上記リンクをご覧になって是非参考にしてください。
要約しますと、測定から避難まで半日かかると見積もり、状況が刻々と悪化する時:
(1) 居住地近くで1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない= 赤信号。
(2) 居住地近くで100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い= 黄信号。
(3) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)の場合、居住地近くで300マイクロSv/時(=0.3ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない= 赤信号。
(4) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)の場合、居住地近くで30マイクロSv/時(=0.03ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い= 黄信号。
(2)や(4)の1割以下(居住地近くでの値が、普通の人で10マイクロSv/時、妊娠初期の人で3マイクロSv/時)なら安心して良い
さらに、居住地近くでの測定値がないときに、原発から風下にいる住民(地表風向きに対して上から見て時計回り90度、反時計回り30度の扇形の範囲内の住民)が、原発での測定値に基づいて判断する目安も書いてありますので、参考にしてください。
各自で測定器を携帯したほうがよい状況ではないでしょうか。
もうすでに安価なものは手に入りにく状況かもしれませんが。
こんなこと書いたら不安を煽るって怒られますかね。