おはようございます。
テーラーメイドのFCTスリーブからシャフトを抜く際にキャップ(ソケット)が過熱で再利用できないといったようなことを解決できる方法を考えてみました。
私自身でやってみたことなので真似する場合はあくまで自己責任でお願いします。
当然のことながら、この方法で必ずしも目論み通りとならない場合もありますので、あらかじめ、ご了承いただいた上でリシャフトの知識と技術、経験がある方は参考にしてください。
用意するものはホームセンターで打っている部材(プレート)と長ナット、それとFCTスリーブ用スクリューです。
部材(プレート)はできれば厚みがあるものが良いと思います。
私は厚さ1ミリか2ミリ程度のものを入手しましたがやはり力を加えると変形してしまいます。だからといって問題はありませんが。
ご覧のようにセットします。
本当は長ナットをプレートに固定したほうがいいのかもしれませんが、そうしなくても問題はありません。キャップには熱がかからないように濡れた布を巻いておきます。
スリーブは熱が伝わりやすいみたいでヒートガンで20秒~30秒程度過熱すればシャフトが抜けてくれます。
抜けるのと同時に長ナットが落下するので注意してください。
また長ナットが高温になっている場合がありますのですぐに触ったりしないほうがいいです。
手袋をすればいいかもしれませんね。
キャップを抜くときは一度過熱します。
ヒートガンだと温度が高いので沸騰したお湯を容器にためてそこにキャップを入れて過熱します。(だいたい80度~90度ぐらいの温度だと思います)
当て布をしてキャップを外します。
チップ側に残っている接着剤のカスなどは除去しておきます。
このとき接着剤が強固になっていると、キャップが変形または破損してしまいます。
そのへんのところは運次第といったところでしょうか。
とりあえず今回は無事キャップが外れてくれました。(ほぼ無キズでした)
外したスリーブとキャップです。
おそらく再利用は可能だと思います。
このキャップはネット販売で400円程度で購入することができます。
たかだか400円のためにと言ってしまえばそれまでですが、自分は好きでやっているのでいいんです。
興味のあるかたは前述のとおりですが自己責任で試してみてはいかがでしょうか。
今朝はこのへんで失礼します。
ではまた・・・