さてさて、そんなホノカと同期?なのか?!〈大石リオン〉(?級(多分A))(モデル: 大石鍬次郎)を演じる『蒼井まや』さん。
前作では登場していませんでしたが、ホノカと仲良さげな関係から、多分同期なんじゃないかなっと。
前作では登場していませんでしたが、ホノカと仲良さげな関係から、多分同期なんじゃないかなっと。
さすが戦闘民族の一番隊にして、レミーの愛弟子。魔浪士組の中でも、メキメキと頭角を現します。
リオンの登場シーンでは、ホノカを庇いつつ、魔薩長の二人を一刀のもとアッサリと片付けます。「まっぁね~♪」
しかもちゃんとレミー直伝の傷痕が残らない斬り方…頸動脈を…
ちなみに、レミーの魔具は刀状なので、"斬る"というのは解りますが、リオンは棒状の魔具なので、"振るう"や″払う″ことは出来ても、どちらかというと、"叩く"、"突く"がメインの形をしているので…
ちなみに、レミーの魔具は刀状なので、"斬る"というのは解りますが、リオンは棒状の魔具なので、"振るう"や″払う″ことは出来ても、どちらかというと、"叩く"、"突く"がメインの形をしているので…
それで"斬る"となると、魔具の先端で動く相手の首筋を狙うという、より精細な攻撃が必要なわけで、なので、その戦闘センスはレミーを凌いでいるのかもしれません。
まぁこれは刀という武器ではなく魔具なので、攻撃後の相手のダメージがどんなものなのかは、魔具の形状とは関係無いのかもしれませんけどね。
で、斬った後、相手が「ヒュー」という(喉から空気が漏れる音)のが面白いという、サイコパスな面をリオンは持っていますが、戦闘中に笑わないだけ、まだマシなのかもしれません。
まぁこれは刀という武器ではなく魔具なので、攻撃後の相手のダメージがどんなものなのかは、魔具の形状とは関係無いのかもしれませんけどね。
で、斬った後、相手が「ヒュー」という(喉から空気が漏れる音)のが面白いという、サイコパスな面をリオンは持っていますが、戦闘中に笑わないだけ、まだマシなのかもしれません。
レミーはそんな相手の様子を見て我慢できずに笑っちゃった♪、というわけで…
レミーが出陣したときは、声の出せなくなった相手が無数に転がり、彼女の高笑いだけが響く戦場になっているわけですね。中々にサイコパスです笑
ちなみにリオンとレミーのこの会話の後ろで、気持ち悪そうにしているヒナノとホノカ。対してネリッサは興味深そうに頷いたり、ニコニコ聞いているのが、各々の性格が出て面白いですね。
前作でも、破壊の介錯ができるのは、ミリカとレミーとネリッサくらい、とのことでしたし。
「慣れるのよ!」
そんなレミー大好きっ子のリオン。レミーの前では、甘えん坊、というより、ヨシヨシされて、尻尾…は無いですがデレデレする、こんな動物いますよね!もはや可愛い子犬ちゃんです笑
「おまえは可愛いなぁ~」と、レミーに撫でられて「ウ・レ・ピ・ィ~」とお尻フリフリしたり、肩に手を置かれて「キャー」って黄色い声上げたり、完全にペット状態ですが、いざ戦闘になると、相手にとってもはや脅威となる戦闘力の持ち主。えと…魔女狩りのリオンだっけ(うる覚え)かな。
それだけに少々天狗になっていましたが、前述したようにレミーに窘められ、少しは成長していっているはず。
更にはレミーの配慮もあって、ラストバトルである、シヤカ暗殺の重要な位置づけに任ぜられます。
リオンは、このラストまでが結構な天然お調子者なキャラだっただけに、シヤカをサクっとしちゃった後の豹変っぷりがすごく印象的に。
「シヤカさんを…やってしまった…」と真顔になり興奮し、「他の魔陵AGEも自分が」、と、一種のトランス状態になってしまっていて…
きっとレミーは、これを危惧していたんですよね。だから、経験を積ませようとしていた。
それまではチョコチョコ動いている感じだったのに、去るというか、他の魔陵AGEのところに行くときに、一見落ち着いてユックリ歩いて向かう、というハケ方が、リオンのそのときの精神状態を的確に表していました。
ただやはり、冷静では無かったんでしょうね。ネリッサと戦っていたチカを見つけ…
そのまま黙って斬りかかれば良いものを、あえて掛け声なんてするから避けられる。この辺の暗殺術は、ミリカの方が一枚上手です。
そんな状態でも、チカを成敗した後、リン(でもこのときのリオンにとっては、もはやリンも魔陵AGEの一人という認識)がマキナのもとに向かった、と耳にしたとき、レミーの言いつけである「マキナを頼む」を思い出し…
というより、それだけが頭に残っている戦闘マシーンのようで、リオンも即マキナのもとへ!そして、話し合いに応じようとしていたリンを後ろから、渾身の突きを!
それで我に返りますが、自分のしでかしてしまったことを思い出し、自我崩壊を起こしそうになっていたところを…マキナが優しく抱きしめてくれたおかげで、何とか精神状態を保っていたようです。
一応は黙祷のときに、ちゃんと自分で起き上がりもしましたしね。
でももしこの後にね、レミーも消滅してしまったことを後から聞くことになったとき、リオンがどんな状態になってしまうか…そう思うと哀しさだけが残ります。。。
こんなリオンを演じていた まやさんですが、前作では″副生徒会長″という、こちらも強力な役を演じています。前作でもとってもホンワカした役でしたし、更に私が観た、まやさんの他の出演作でも同様な雰囲気の役が多いですね。
でも今回は、それに加えてラストのような感情を揺さぶるような役まで。まだまだ奥が深い役者さんです。
続いては、〈斎藤ネリッサ〉(A級)(モデル: 斎藤一)を演じる『大友沙季』さん。
ヒナノいじりには参加しますが、基本的な寡黙な三番隊隊長。
ですが、その寡黙さが一気に破られる瞬間。甘味屋の話になったとき!
そう、甘味大好き!甘味博士。
前作からの性格ですが、甘味屋の話になると、キラキラと目を輝かせる!
今作では、期間限定の"和風甘栗のミラクルチョコレートパフェ"が大注目スウィーツ。
「何がミラクルかって、一層目にミラクルチョコレート、二層目にミラクルマロン。」
ヒナノに促されハケなければ、永遠と喋っていたかもしれない笑
ついでにハケるときも、初めて栗を食べた人、について考察をブツブツと。
確かに、何であんなトゲトゲのものを食べようと思ったか。
まぁマジレスなら、落ちたときに、トゲ殻が割れて中身が出てきたものを食べみたんでしょうけど…ウニもだよなぁ…不思議。
ちなみに、魔陵AGE歓迎会の場所として、レインに魔陵AGEの(宿舎かな?)近くにも、良い甘味屋がある、と聞いたときに、またもや目をキラキラさせて口調も興奮気味に!
ただこの後のシヤカの言うオススメは…いやこれは後ほど。
って、さりげなく書きましたが、そう、ただの甘党魔法少女として、だけで登場しているわけではないのです。
前述もしていますが、ネリッサは絶対の掟のご法度である、魔狼士組を抜けてまで、魔陵AGEに入隊しています。
オープニングアクトで、ネリッサが魔陵AGE側にいたのはこのため。
抜けるときのシーンは、物語後半ですね。
魔陵AGEとして、魔浪士組を既に抜けていたシヤカと六番隊面々、そしてリン。そんな面々が久々に魔狼士組陣中に挨拶にきて、ネリッサを迎えにきたシーン。
一通り、シヤカやリンと再会の挨拶を済ませたマキナたちの前に、ネリッサがやってきて…
そのときに魔狼士組の羽織りと魔陵AGEの肩当てを両方持ってきて(これをしたのは2日目以降だった気がする)、そして、羽織りだけをマキナに返して、魔陵AGEの証である肩当てを付ける。
一度だけ、中々付かずに苦戦していましたが笑
でもこのネリッサの魔陵AGEへの入隊は…
新撰組の話を知っている人からすれば解ると思いますが、魔狼士組に存在する可能性があった内通者を炙り出すための策。潜入捜査。
そして、内通者としてシヤカが怪しい、とミリカは睨んでいたことから、優秀で信頼のおけるネリッサが密偵として選ばれたわけで、いわば、魔狼士組脱退は、敵を欺すにはまず味方からという演技だったわけです。
でもそれを知らない、ヒナノやケイカをはじめとする、他の隊士たちは、マキナに対する不信感が出てしまったわけですが…
ともあれ、ネリッサとの別れを済ませ、そのままマキナたちは見回りに出た後のシーン。その場に残った魔陵AGEの面々にネリッサは、魔狼士組を抜けてまで入隊した理由について、の尋問を受けることになります。
ただ、意外なことに、魔狼士組を抜けた背景設定がまさかここでも甘党だっため、ネリッサはキツイ尋問にタジタジになっていましたが、リンの純粋な援護射撃もあってか、シヤカたちの信頼を受け、上手く潜入を果たします。
その後、魔薩長の策謀により、シヤカがマキナの首を取ることを魔薩長に承諾させられ、そこにやってくるネリッサとチカ。
マキナの首を取るという苦渋の決断するシヤカは、その決断をネリッサたちに打ち明け、作戦会議をするためハケるのですが…
ネリッサはハケる前に、僅かに何やら思案していた仕草と表情をしていたのは…おそらく、これは、早くマキナたちに伝えなければ!、と考えていたのでしょう。
そして、マキナ、ミリカの前にコッソリ戻ってきたネリッサのシーン。肩当てはそのままとはいえ、敬礼は魔陵AGE式ではなく、魔狼士組式!
ネリッサの信条と立場が、わかりやすく表現されていますよね。
心はやはり魔狼士組!魔陵AGEだろうと、魔皇室だろうと…壬生の狼を飼うことは何人にも出来んのです。
で、ラストバトルにて。
シヤカが暗殺された直後、ヒナノ&ケイカが悪役みたいな前口上をしているとき、まだ魔陵AGEの面々側にいます。
そして、そろりそろり…レインの後ろを取り、ミツキの側まで寄ると…
レインを一閃!悪即斬!
更にはミツキの首に刃筋を当て、「状況を見て考えることね!」と正体を表す。
いや~これカッコ良いわ。そして、ギリギリまで素性を明かさないとか、ネリッサの慎重な性格と密偵としての優秀さが表れていますよね。
くぐった修羅場の数が違うわけです。
ただ状況を飲み込めないリンが錯乱したことで乱戦になり、チカと一騎討ちの状態に。
おそらく、ネリッサの実力は魔狼士組の中でもトップクラス。でもチカの腕前はそれ以上であり、苦戦を強いられるネリッサでしたが、リオンとミリカの参戦によって闘神チカを撃退。
…一度だけ突きを出しますが、こっそり期待していた牙突はさすがに未登場w
ちなみにネリッサの魔具は一見すると短剣ですが、遠目に見ると魚の骨格のような外見をしています。前作では、魔具を振って相手を引き寄せることもしていたので、私はこれ釣竿か?と思ったほど。この魔具の使い方が何気に気になる笑
効果音も、ピュィーンって聞きようによっては、投げ釣りのときのような音が鳴ってますしね。
あと、忘れてはいけないのが、今作の、このメチャ可愛らしい衣装作成を担当したのが沙季さん。
以前、沙季さんの作品展にも遊びに行ったことがありますけど、とても可愛いお手製の小物を作ることが出来る方なのです。
そして今回の衣装も素敵なものばかりだし、それはご本人も凄いこだわりを持っている様子。詳しくは、沙季さんのtwitterにて載っているので是非とも♪
続いては、〈藤堂リン〉(A級)(モデル: 藤堂平助)を演じる『斉藤未来』さん。
前作では、マキナたちの後輩、ホノカの同期として魔法学園に入学し、才覚を認められ、(名言されていませんでしたが、おそらくA級に昇格したことで)魔浪士組に入隊した魔法少女。
そして今作では何と、四番隊隊長として任命されるという、何気に天才肌!
ただ腰が低いというか…四番隊隊長の発表があるとき、それはおそらくケイカだろうと思っていた節がありますね。
発表直前までケイカのことを笑顔で見ていて、いざ自分の名前が呼ばれると、本気で驚いていた様子。
その後に隊長就任の了承を、「ひゃい!」と思わず返事してしまうのも、驚きが収まっていなかったからでしょうが、この性格は皆から可愛がられますね。
ちなみにケイカは、この任命式で五番隊隊長と任命されたときに、「いいの~?最近入ったばかりなのに。」と言っていたので…
今作において、リンはケイカの先輩ではあるようです。
ただ、ケイカのオラオラ感と、演じている江里奈さんの存在感からか…やはりリンの方が後輩に感じる笑
まぁ多分…大学や社会人でもよくある、年上の後輩って感じなのでしょうね、リンにとってのケイカは。
今作では、四番隊としての活躍は特にありませんが、「魁先生は違いますな~」とミリカに揶揄されるほどの、本人は、後先考えない猪突猛進タイプの特攻隊長。
でも突っ込んでって、そしたら目の前に誰もいない!、というのは、つまり敵の背後に回り、敵の意表をついた、ということだと思うので…結果的にはある意味、1番の功績なのでは?、と、そのセリフを聞いたとき思いましたけどね笑
まぁ作戦を乱した、という意味では当然違反ですけど。
さて、そんなリンちゃんですが…もうね、とにかくシヤカ崇拝者。前作では、シヤカを、その真っ直ぐで純粋な性格で拝み倒して入隊してもらったわけですが、今作ではもう何を置いても、シヤカさん♡シヤカさん♡状態。
冒頭でもマキナの素行について、みんなでワイワイしているときに、シヤカさんの意見を聞いてみましょうと。
始末書を書かせられたときだけは、シヤカの厳しさに破壊した方がマシと嘆いていましたが…
1枚ですけどね。ワォ♪♪♪
まぁ…何十回も書き直しさせられたみたいですけど。
そんな崇拝しているシヤカ様が、魔陵AGEを作るとなると、当然ついていっちゃいます。
でも魔狼士組を裏切ったというわけではなく、ただシヤカについていっただけ。
シヤカさんの言うことなら間違いない!という判断での行動なので…
抜けた後に魔狼士組の陣中に来たときも、後ろでいそいそ身なりを整えて、マキナと手と手を取り合って喜ぶ…というマキナたちとは離れても仲良し!とにかく純粋さが目立つリンちゃんです。
そんなリンちゃんを、みんながみんな、微笑ましく感じている様子。
だからこそ…シヤカ暗殺事件直前で…
シヤカ「リンさんには知らせないで欲しい」
マキナ「リンちゃんは何も知らないの。リンちゃんだけは助けて欲しい」
両陣営ともに、リンのことを気にかけ何も知らせなかったことで…悲劇が上乗せされた感じです。もし計画がリンにも事前に知らされていたら…どうなっていたでしょうかね。
シヤカ消滅をミツキが感知し、ヒナノ&ケイカの言葉から、これが魔狼士組の策略だと判明した後の、リンの狼狽っぷり!
視線が泳いで足元がフラフラでワタワタして…事情を知っている観ている方からすれば、リンのこの姿は可哀想でしかなかった。
そのままリンは、錯乱してヒナノに襲いかかりますが、「あなただけは逃してあげるのよ!」というヒナノの言葉に「信じられない!」との返し。
この状況からヒナノたちが逃してくれることが信じられないのではなく、きっとどんな言葉も耳を貸す気はないという表れだったのでしょうけど…もはや混乱の極み。それでも、真相を確かめようとマキナのもとに走り去ります。
でもシヤカの肩当てを手に佇むマキナを見つけ、シヤカ消滅が本当だとを知ったときの、リンの絶望感「…どうしてぇ…」。
敵に対して、真っ先に突っ込む戦い方であろうリンも、動けずにただただ絶望感に支配されている状況。
それでも、前述したようなマキナの説得により、話を聞く気になったリン。そして構えていた魔具を下げた…そのとき!リオンが後ろからザクッと!
「ひどいよぉ」と嘆くリンと、ごめんなさいと謝るマキナ。リオンがリンを刺したとき、一瞬驚いた顔をしていたマキナだったので、もちろんこれは、マキナにとっても想定外のことだったのでしょう。
誰が悪いわけでもなく、しいて挙げるなら戦いの狂気のせい。
誰もが助けたかったリンが消滅してしまったのは、今作において1番の哀しいシーンですね。
ちなみに、シヤカやチカが消滅したときは、光の中にサーっと消えていったにも関わらず、リンが刺された後は、ジュグジュグという効果音とともに苦しそうだったのは…
人間出身の魔法少女と、生粋の魔法少女の違い。
人間出身は、身体中が溶け苦しみながら消滅していくという、前作からある設定で…
それを知っていると辛さが倍増するシーンでしたね…
《新劇団》さん初参加の未来さんでしたが、いやぁ…魅せてくれましたよね~。
純粋が故の、裏切られたときの狼狽、それからの悲劇による哀しみ…他の作品でも未来さんのお芝居を観たことがありましたが、そのときはコメディだったこともあり…まさかこんな風に魅せてもらえるとはね!
ちなみにご本人は覚えていないでしょうけど、ある劇団さんの制作をよくされているようで…そこで私は未来さんにチェキを撮ってもらったりと、意外と私、結構お会いはしているのです笑
さて、ここからは生粋のエリート出身魔法少女の魔陵AGEたち。
まずは、魔狼士組の参謀(劇中後半では元参謀)であり、魔陵AGEのリーダーである〈伊東シヤカ〉(?級(多分A))(モデル: 伊東甲子太郎)を演じる『高宗歩未』さん。
オープニングアクトでは、長い髪を掻き揚げる仕草…う、美しい!
ブーツを履いていたこともありますが、常にスラっとした姿勢に気品のある佇まい。さすが生粋な魔法少女。昔からの仲間同士のノリで、すぐに騒ぎ出してしまうマキナたちを冷静に導く。
でもリンが、シヤカのことをめちゃ褒めちぎるときに、後ろから満面の笑みで覗いていたり(ミリカは逆側から白目?で覗いていたり)、ネリッサに紹介する甘味屋のお勧め品が滅茶苦茶(ミル貝?鯖の味噌煮玉子付き?)だったり笑
意外とお茶目な面も持ち合わせています。大きな結界を一瞬で張る力や、魔薩長(声だけ)に囲まれたときも一歩も引かずに立ち向かおうとする勇敢さもあり、まさにパーフェクト超人。
それとね、前半のミリカは事あるごとに、マキナの言葉を借りるなら「あからさまだよ」な感じにシヤカに突っかかってくるわけですが…煽りのミリカに挑発されても、シヤカはサラリと受け流す。マキナたちに紹介したチカがミリカの挑発に乗ってしまっても、それを静かに諭して場を収める。
大人の女性という感じですね。
他にも、マキナの言動に対して「本当ですかぁ~」というリンの冗談に、更にミリカの冗談が重なり馬鹿笑いしているときも、「笑えません!」とシヤカはピシャリと収める(確か3日目くらいからね)。
学長へのミリカの進言(魔薩長を今のうちに討つ)が下げられ、シヤカの意見が採用されたことに納得がいかないミリカは、今何とかしないと益々相手が巨大になる、という懸念に対し、「そのときは私たちも強くなっているんじゃないですか?」とシヤカ。
あ、という顔のミリカに「一本取られたね」と笑うマキナと、笑いをこらえているシヤカ。それにムッとする表情のミリカ。
でもシヤカもちゃんと、ミリカの考えも大事と思っていると、ミリカのことも信用していると、だから自分のことも信用してくれ、と言い、そこであえて人間流の約束の結び方、指切りを提案し、そこにマキナも加わり、和やかなムードになったり、と。
ゴタゴタはありつつもシヤカは、マキナたち、特にミリカにも向き合おうとしてはいました。
が…方向性の違い…
そしてシヤカの、魔法学園への、学長への不信感。そう、前作にて、生徒会が起こした反乱の原因が、魔法学園の提唱する"魔法を軍事利用する"ということに起因しているのでは、と考えたシヤカ。そしておそらくは、そのあたりで接触してきた、魔皇室からのお誘い。
ミツキたちが六番隊として、ヒナノたちに初顔合わせをしたシーンにて、そこで発したミツキたちの言葉からすると、シヤカたち生粋の魔法少女は、どちらかというと魔皇室寄り。つまりは、尊皇派。
ただこの辺はややこしくなるので、簡単に言えば…魔法学園よりも魔皇室万歳な考え方であり。
なので、マキナとシヤカは思想に対する方向性の違いがあったこともあり、更には魔皇室直属の護衛隊への勅命もあり、シヤカは魔陵AGEという別組織を作り、魔浪士組を抜けてしまいます。六番隊の面々とリンも一緒に。
ただ…このときのシヤカはマキナたちとの指切りの約束(前半のラストで、怪しい演出がされていましたが)を忘れたわけではなく、決して、魔浪士組に敵対しようとは、露ほどにも考えていなかった、と思うんですよね。
それに、マキナの回想にて、シヤカもマキナと同じ夢を持っていたわけで、でもそれは魔浪士組では成せないかもしれないから、別動隊として、全ての魔法少女たちを自分のやり方で守ろう、としていただけ。
そう、ちょっと脱線するけど…
この回想シーンめっちゃ好きなんですよね。おそらく、シヤカが入隊した後か、もしくは前作終了直後あたりの時間軸と思いますが、魔浪士組のピンクの羽織りについて、二人が語るところのシーン。
新選組のだんだら模様の羽織りにも、実際意味があったらしいですが、魔浪士組のピンク模様の羽織りにもちゃんと意味があって、"憧れ"、"決意"、"団結"らしいです。
どれがどれ、というのは正直わかりませんでしたが…多分ピンク柄は、局中魔法度にもある魔法少女らしく(憧れと決意)を、ピンクの三角の連なりが団結、をイメージしているのかなぁっと思いました。
マキナが羽織りをヒラリヒラリさせて、笑顔で嬉しそうに語る、この前後が辛いシーンだから、ここは特に気持ちが和らぐ内容のシーン。
ただね、シヤカの「人間って面白い」っていうような言葉に、首をかしげるマキナ。別のシーンでもシヤカは、「人間って面白い」という発言がありましたが…シヤカの、このどこか人間出身は自分たちとは別物、という発想。
そしてその後の、魔法学園に対するシヤカとマキナの考えの不一致。マキナは、育ててくれた魔法学園を裏切れない、という言葉に、同じ問いをするマキナに対するシヤカの答えは…言葉を濁しながら、マキナと同じ夢を語る。
同じ思想を持ちながらも、どこか嚙み合ってない二人の会話が、今後を予見するようなシーンです。
でもこれは、どちらも自分の正義を掲げ、それに向かって行動しているだけ。
だからこそ、回想後のマキナの「誰も間違ってなんかない」というセリフが、とても重く哀しく聞こえます。
話を戻して…
この回想シーン直前でシヤカ暗殺を決意していたマキナですが、しかしシヤカはまだ、というか、ずっと迷っているんですよね。
魔薩長たちにマキナの首を取ってこいと言われ、悔しそうに承諾するも…それは魔陵AGEを率いる長として、おそらくは隊の身を案じてのこと。
従わなければ、魔陵AGEも逆賊にされる。
だから、ネリッサとチカに対してマキナ暗殺を決意した言葉を吐くときも、「どうします?」と問いかけたチカにではなく、マキナたちとずっと共に戦っていたネリッサの顔を真正面から見て、「致し方無いわ…」と唇を噛み締めながら呟いたのは…断腸の思いを持ちつつも、覚悟を決めからだと思います。
しかしそのあと、合同稽古を持ちかけてきた魔浪士組の誘いについて、元六番隊の面々とコッソリ相談したとき、学長襲撃で魔浪士組の戦力が分断されることもあり、マキナを討つ絶好の機会であるにも関わらず、"その場は様子を見ても良いかな"という判断をするシヤカ。
何かと理由を付けて、マキナ暗殺計画を実行に移したく無い、という想い。でも…
この判断が、後々の両陣営の行く末を決めます。
両陣営が集まったあと、互いの陣営に指示をする二人の長。
シヤカ「とにかくこの後、計画(マキナ暗殺)を考えましょう」
マキナ「とにかく作戦(シアカ暗殺)を実行しよう」
事情を知っている観ている者からすれば、何呑気なことをシアカは言っているんだ、と思いますが、シヤカの迷いが、この差を生んだのでしょうね。ただこれは、味方だと思っていたネリッサから何も情報が伝わっていないから、でも有ります。
後手に回ったがため、更にはマキナの圧倒的な魔力と、ミリカ、リオンの連携の前に成敗されてしまったシヤカ。
でも、このシーンでの…シアカの行動の真意が、全公演見てもどうしても解らなかった。
シヤカに抱き着くマキナですが…シヤカも両手を回し、マキナを抱き着き返そうとするんですよね。
ただ、片手は魔具を持った手でもあるので、後ろから刺そう、という風にも取れるんですが…
でもここはおそらく、抱き着き返そうとしているのだと思います。けれども、結局そんなマキナを突き飛ばし、「奸賊が…」との捨て台詞でシヤカは消える…
このシーンね。
このシヤカの行動の真意が解らなかったのですが…多分…抱き着き返さなかったのと、最後のセリフは、最後の最後に出た、シヤカの根底の本心というか、生粋の魔法少女のプライドだったんじゃないかなと。
先にも書いたように、シヤカはマキナたちのことを語るとき、節々に人間って…って感想を持っているんですよね。同格の魔法少女だと心の底から思っているのなら、そんな言葉なんて出てこないはず。
前半の方のシヤカとミツキたちとの会話で、マキナたちって奸賊?、というチカの疑問に対して、シヤカはハッキリと否定もしていないですしね。
でもマキナのことは、心からの尊敬もあったし仲間としての友情もあって…それらの想いが、抱き着き返そうとした手で、でもその想いを払いのけたのが、シヤカの中で残っていた生粋魔法少女のプライドなのかな、と。
ただいずれにしても、シヤカ自身も未遂だったとはいえ、マキナ暗殺を計画していたのであって、マキナに裏切られた、という思いは無かったと思います。
合同稽古後、引き留めようとするマキナに対し、どうしても帰ろうとしていたシヤカが、マキナに再会を約束するセリフを言いますが…シヤカのそのセリフに、ちょっと哀しい想いがあった気がしたのは、次に会うときは、計画の遂行時、だと考えていたから、だと思うし。
どちらも、争いたくなかったのに、時代の流れでそうせざる得なかった。今作の哀しきボスのシヤカでした。
お茶目さを出しつつも、友情と信念(正義)に散った気品溢れるシヤカを、歩未さんは魅せてくれましたね。良かったわ…
で、この魔陵AGEの隊員にして、魔浪士組六番隊の元隊員たち、〈鈴木ミツキ〉(?級(多分A))(モデル: 鈴木三樹三郎)を演じる『鳥住奈央』さん、〈篠原レイン〉(?級(多分A))(モデル: 篠原秦之新)を演じる『なかがわあつこ』さん、〈服部チカ〉(?級(多分A))(モデル: 服部武雄)を演じる『小口美雪』さん。
3人とも生粋なエリート出身魔法少女であるからか、はたまたシヤカから選ばれたメンバーだからか、全員が全員、気品ある仕草としゃべり方。そう、ドラマとかで見る、お嬢様学校の中でも、特にエリートのお嬢様たちみたい(…例えがわかりずらい…)
ちなみに前作で、シヤカが魔浪士組に入隊したときに、他にも入隊したいメンバーがいる、と言っていたのは、きっと彼女たちのことなんでしょうね。
で、彼女たちは、マキナが前生徒会長と互角に戦った、というシヤカの話を聞いて驚いていたので、3人ともS級ではないにせよ、A級なんじゃないかなっと。ちなみに魔法の使い方は、リオン曰く、洗練されて美しいようです。
そしてやはり、シヤカ同様に、人間出身の魔法少女というものに興味深々なんですね。特に破壊をする、という信念について。
生粋な魔法少女たちは、消滅してもただ消えてなくなるだけ、という考えらしく、消滅に関する恐れや、ましてや破壊への誇り、というのはありません。
この感想ブログの最初の方に魔法少女≒武士のような記載をしていますが、この辺も、=にならない理由の一つ。
というより、この世界の魔法少女というのは、自然に生まれて自然に還る精霊的な意味合いなのかな。
なので、意味があって生まれたわけでもなく、逆に意味があって消滅するわけでもなく、ただ生まれて消えるだけ。(まぁ人間もそうだと言えばそうなのですが…)
その過程で何かしらの使命があったとしても、そのことに拘りがあるわけではないのが、本来の魔法少女なのでしょうね。多分。
なので、消滅をするために、わざわざ破壊を選んで、しかもそれを誉れ!に思う人間出身の魔法少女に興味があるのかなと。
で、前半、その辺の会話を、人間出身の魔法少女たちとする六番隊の面々。
ケイカがホノカに対し、「まさか逃げ出すつもりじゃないでしょうね~?」的なことを言い、そしたら「まさか。逃げ出したら破壊じゃないですか~」とホノカが返したときに、目をキラキラと輝かせる六番隊の3人。
嬉しそうに「破壊、したいんですか?」とミツキは人間出身の面々に問いかける…決して悪気があるわけではなく、単純な好奇心からの質問ですが…返答に困りながらも、堂々と答えるレミーとリオンに対し、ヒナノはハッキリとは言わないものの拒否反応を示す。元々ヒナノは破壊には反対派でしたからね。そんなヒナノを庇うケイカ。
今作の休憩前の前半は、こういった世界観、言葉の説明や、各々の関係性や性格が色々わかるシーン満載。なので、みぶまほ2からでも楽しめる作品となっているわけです。とってもわかりやすい親切設計。
さて、そんな生粋の魔法少女たちにも、それぞれで性格の違いがあったり、得意な魔法も異なります。
まずはミツキ。自他ともに認める、あまり似ていないシヤカの妹。元魔浪士組の六番隊隊長。ただ攻撃よりも防御、というか、この みぶまほシリーズでは珍しい、回復術師です。
劇中では傷を治すシーンはあっても、完治させた、というシーンはありませんし、治せる可能性があるものしか治せない、という制限はありますが…
おそらく、ちゃんと病気や怪我も、自然治癒以上の速度で回復させることができるんでしょう。それだけに、もっと早い段階でレミーの病気に気付けていれば…対処の仕様があったかもしれませんね。
ちなみに学長もレミーに対して回復っぽい魔法を使いますが、そのときのは一時的な痛め止め的なものでした。
ただ本来はミツキと同様に回復までできるけど、病気の進行したレミーに対しては、ミツキの魔法制限と同様の理由で痛み止めが限界だった、のかもしれませんね。
いずれにしても、この物騒な世界では回復魔法が使える者は非常に貴重な存在!しかも魔法なら、医師による治療や自然治癒とは違って一瞬で治せるでしょうしね。治るならば、多少の思い切った攻めも可能。それだけ重要な存在です。
で、もう一個特殊能力というか、マキナの感知能力のようなものなのか、シヤカとミツキの姉妹だけの特別なものなのか…
シヤカの消滅を何故か知ることが出来たミツキ。
穏やかでホンワカした存在でしたが、このときばかりは、「よくも姉さんを!!!」と感情むき出し。
でもこれのおかげで、シヤカの肩当てを餌に魔陵AGE皆殺し、というミリカの中々に残酷な作戦が行われずに終わり、代わりに魔陵AGEと魔浪士組の乱戦が始まったわけですね。リンだけがおびき寄せられた感じになっちゃったわけですが…
性格も元気いっぱい歓迎会大好き、みんなの妹的存在で、オープニングアクトのときのポーズも両腕を顎にもっていって片足を上げる、いわゆるぶりっ子ポーズ。奈央さんのこの可愛いお芝居。
…この公演の約一ヶ月前の同劇場で、某朗読部員を演じた方と同一人物とは思えないw あ、その節は目の保養ありがとうございました。
さて、続いてはレイン。魔具を使わない素手での格闘術、柔術の使い手。ミツキもチカも、レインの指導を受けた、と言っているし、2人からの対応を見ても…六番隊としてはミツキが隊長でしたが、この3人の中では、リーダー格を張っている感じですね。3人の中でも落ち着いたお姉さまという雰囲気ですし。
で、六番隊所属中は、ホノカとリオンに対しても柔術を教えるシーンがあるわけですが、教官となったときのレインは鬼ですね。
容赦なく見えない魔力(おそらく念動力のように見えない手)で2人を投げ飛ばす!
手のひらと指に魔力を集中させることで、細く強く、より強力な魔力を操ることができる!、だそうな。
ちなみに、これ。ホノカはサッパリでしたが、リオンは理屈は解る、と発言。この後のシーンでの、レミーとの修行のとき、レミーも同じようなことを言っていましたしね。強い魔力での戦闘術としては、当たり前の概念なのでしょう。
で、2人の修行の様子を見に来たレミーに対して、レインが語った、この柔術のメリットの一つ。魔具が手元に無い緊急時でも、とっさの対応ができる、的なこと。
これを実際体現したのが、シヤカ暗殺後のシーン。
密偵としての正体を現したネリッサに斬られたレインですが、その見えない手で逆にネリッサを押さえつけ、人質となったミツキを解放し…
ここでも役立つミツキの回復魔法により、レインは回復し、この2人は連携によってピンチを脱し、最終的には魔薩長に保護されたみたいですね。
ちなみに、レミーも学長襲撃の刺客が斬りつけてくる魔具を、素手で受け止めていました。おそらく、手のひらに集中した魔力によって。
教えてもらう必要ない、とレインに言っていたレミーですが、レインほどでないにしても、素手での格闘術は扱えたのかもしれませんね。
既に習得していたのか、一度レインの技を見ただけで自分のものにしちゃったのか。まぁ単なる最強ですし。
さて…あつこさんのお芝居は、他の作品でも観ているのですが…今作では特に、いやね、声がね、すっごく綺麗!最初に聞いたときは声優さんかと思いました。
そして良く通る。ホノカ&レインへの修行時に発した「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!」って声が、よく響くし、そんなセリフなのにメチャ綺麗な声だなって感じました。
そして、ネリッサへの魔陵AGE入隊理由を問う尋問シーン。「魔浪士組を抜けなければならないほどの理由があるのか… … …それを聞きたいの」
このセリフの声としゃべり方と、「あるのか」の後の間!何度聞いても心地よかった。
そしてチカ。本人は嫌がっていましたが、魔陵AGEのヒナノ&ケイカ的な立ち位置らしい。前生徒会にもいましたが、マキナの反応を見る限り、珍しい魔具二刀流の免許皆伝者。
ミリカに、強いかどうかはわからないけどな、的な挑発を受け、すぐに乗りそうになる気の強い性格で…そんな出会いが原因なのか、最後までミリカに敵意を持っています。
でもチカは、ネリッサですら苦戦をした、というよりリオンの助太刀が無ければ勝っていたくらいの腕前なので、ミリカとはまともに戦ったら互角かもしれませんね。ただ、常に目的達成を最優先とするミリカが、まともに戦うとは思えませんけど。
そう。魔陵AGEではいじられ役ですが、気が強く、実力も(おそらく泣きながらつけてもらったレインとの稽古のおかげで)トップクラス。
チカは、ラストバトルがやはり一番印象に残りますよね。今作で唯一といって良い、実力が均衡している同士のバトルシーン。
ネリッサ「あなたはここで消滅するのよ」
チカ「それはどちらのセリフでしょうかね~」
チカとネリッサの一騎打ち。でも余裕のセリフと表情のチカ。ネリッサを圧倒し、援護に駆け付けたリオンの攻撃も躱し、「群れても同じよ~~~」と魔具を両手に構え、仁王立ちのチカはまさに闘神!
とはいえ…さすがにA級二人の魔法少女の連携に、追い詰められ…
「まだまだぁ!!!」と気合いを奮い立たせるも、最後は裏手から現れたミリカに首筋を一閃され…
「悔しい…あなたにやられるなんて…」と、最後のセルフを残し消え去るチカ。
相当悔しかったでしょうね。ずっと敵意も持って、さらにシヤカが暗殺されてしまう前には、いつかミリカと決着をつける、と息巻いていた本人に、しかも不意打ちでやられてしまったなんて。
そう、前述で生粋な魔法少女は、消滅には拘らず、消滅しても単に消えてなくなるだけ、って考えだった彼女たちですが、シヤカも、チカも、消滅時にはかなり感情的に、ついで言えば、シヤカを亡くして怒りを上げていたミツキも、同様に感情を昂らせています。
前作での前生徒会の面々(生粋魔法少女たち)は、消滅するとき、というか破壊をしたときはアッサリしたものだったのに。
これは、魔浪士組で、マキナたちと一緒にいたことで生まれてしまった、人間らしい感情なのかもしれないですね。
美雪さんは魔陵AGEの中では、唯一、《新劇団》さんの過去作に出演されていた方。そこでもかなり喧嘩っ早い性格で、でも幼きゆえにすぐやられてしまう役でしたが、今回は実力も備わって、激しいシーンをたくさん魅せてくれましたね。
それとね、魔陵AGEの敬礼って、脚を軽く曲げ、両手を横にしてお辞儀する上品なスタイルなので、みなさんとっても品のある感じなのですが、特に美雪さんが綺麗でした。
脚を曲げるとき、どうしたって、膝が少しは開くと思うのですが、美雪さんは身体が柔らかいのか、膝を閉じたまま曲げています。かつ背筋がピンっとしているので、この敬礼に上品さが更に上乗せされた感じでした。
で、ラスト!
〈徳川セーナ〉(?級)(モデル: 徳川慶喜)を演じる『大多和愛子』さん。魔法学園のトップ。ということは、いわゆる将軍さま、上様でございます。
ここまでくると、何級なのかわかりませんが、魔力としてはおそらく、Sは…微妙か…ん~…最低でもA級くらいはあるのでしょう。まぁ、ラストで魔薩長の襲撃に合い…立場が立場とはいえ、C級のホノカに護られて逃げていたくらいなので、仮に魔力は高くとも、やはりミツキ同様に戦闘タイプではなく、回復魔法専門なのかも。
しかし油断していると、ホノカ曰くのすっげぇオーラを纏い、太極拳を放ってきますよ!きっと。ホノカに負けないくらい、別の意味での呼吸使いなのです!「こぉぉぉ…」
史実にて、徳川慶喜公は穏健なイメージもありますが(当社比)、今作でも穏やかではありますね。というより懐が深いというか。そして、見識もある。
勝利の勢いに乗り、魔薩長を追撃して滅ぼすべし!というミリカの進言を退け、シヤカの様子見する、という進言を採用した謁見シーン。
周りから魔狼士組が奸賊だと思われないよう、簡単に言えば世間体ですね、が理由。
ただこれは保身のためではなく、敵を滅ぼした後の、未来を見据えてのこと。仮に魔薩長を滅ぼし、せっかく敵がいなくなっても、残った味方が奸賊たちだけだと、今度はいつ自分たちに襲い掛かってくるか…というそんな内部からの不安の種が広がれば、新たな敵を生んでしまいますからね。
争いにおいて大義名分というのは大事。まぁ今の時代はそれらを、自分たちの都合良い解釈で使っている人が多いですけど。
それとこのシーン。そんな学長の決定に、「何でですか?!」と、異議あり!をしたミリカですが、そんなミリカに対しても「いいんですよ。」と、お咎めなし。
時代背景が幕末と同じ感じであれば、お上の決定に楯突くなんて無礼千万。(のはず多分。)
マキナが学長の意図を察して、いち早くミリカを諭したこともありますが、納得のいっていないミリカに対し学長も、「ミリカさんの意見も解ります」とちゃんとフォローを入れる。出来る上司なわけです。
それに、後半では、ヒナノやケイカ、ホ…(誰だっけ?)の若き隊士たちの直談判にも応じて、ちゃんと真正面から向き合い、意見を聞き入れた上で、魔浪士組の今後の在り方について諭す。懐が深海よりも深すぎるでしょう。
まぁこんな、未来を想う若い隊士たちの行動も嬉しかったのかもしれませんね。納得して去るヒナノ&ケイカたちを、満足そうな眼差しで見つめる学長。
流石に勝手に居残り、自分にも激励の言葉をかけて欲しいホ…(誰だっけ?)に対しては、苦笑いしたり、ヤレヤレとボヤいたり…面白い子だ的に嬉しそうに笑って去ったり、学長の、回によって様々に示す反応が面白かった笑
ただ、こんな学長ですが、腹に一物を抱えている感じ…特に学長とシヤカの対談。
学長が言う、"軍事利用に魔法を使う"。それはあくまで自衛のため。
でもシヤカは、何故そのことを皆に説明しないのか、と問うと…「説明?」と、すっトボケる学長。
これ怪しいですよね~
言っている内容も、トボケ方も。
頭の良い学長のこと。何の事前説明も無しに、魔法を軍事利用する、なんて公表してしまえば、皆の不安を煽ってしまう、と解っているはずなのに。
現に、そのことで暴走してしまったのが前生徒会の面々。
あえてそう仕向けたのか、もしくは政治的な理由でそうせざる得なかったのか。
いずれにしても、何かしらの思惑はあって、生徒たちには詳しいことを伝えていない様子。
でもそうしたことからか…
魔法学園への不満分子が魔皇室にも広がり、魔薩長は官軍旗を手に入れ、そのために魔皇室の警備隊である魔陵AGEは、魔薩長と組むことを余儀なくされ…
そして魔陵AGEは、魔狼士組とぶつかることになり…
そんな流れから、自分を守るために奮闘し消滅してしまったレニーを見て、
「私の…私のためにこれ以上あなたたちを傷付けるわけにはいかない…」と、消滅前のレニーの亡骸を抱き抱えてそう呟く。
おそらく、シヤカ消滅と魔陵AGE壊滅までは、同時刻に襲撃されていた学長には、おそらく知るよしもないでしょうが、少なくとも魔法学園、魔狼士組が朝敵、つまり逆賊になってしまったことは周知でしょうから…
それが学長の、魔法を軍事利用する、その方針の結果であり。
自分の持っていた正義の結果が、目の前のこの惨劇なのであれば…きっとこの学長なら自分を責めたてたでしょうね。だからこその、この最後の言葉なのかな、と。
で、おそらくはこの後に、学長職?を退くんじゃないかな。
史実で言う、大政奉還や王政復古の大号令へと続いていく、のだと思います。
細かい描写は無いので、魔皇室や魔薩長との確執がどんなものか、それに軍事利用の目的の自衛とは、どこから守るためだったのか。
ペリーのような外国の魔法界からの圧力があったのか、とかとか…史実とどこまで背景が同じなのか、その辺は解りませんが…
少なくとも今作を観ている限り、私利私欲ではなく、自身の正義のために学長も戦ってきた結果であり…学長も時代の激流に飲み込まれた、哀しき魔法少女の1人だったのかなと。多分。
ホント深い存在の学長さまを魅せてくれました。
あとですね、マキナたちやケイカたちとの謁見シーンでも、きららさんや江里奈さんたちとはまた違った顔芸を魅せてくれる愛子さん。
表情をほぼ変えていないにも関わらず、眉と口元を僅かに動かすだけで感情を表現する、ベテランの技でした!
ちなみに、愛子さんも学長以外の役として、冒頭でリオンに斬られた魔薩長の1人ですよね。
それと影の魔薩長の声も…いや、やはりこちらは自信無いw
というですね、素敵な魔法少女たちを素晴らしい役者さんたちが演じてくれたわけですが…
あ、あとそういう意味ではお1人忘れてた!
声だけですが、主宰の『ゴブリン串田』さんも出演しています。
役としては、学長の側近…というか前作から考えると、"松平セント"先生なんでしょうけど…
いやでも、やけに腰が低い口調だったし、先生とは違うかも。
謁見に来たのが、魔浪士組の隊士とはいえ、ホノカの言う、隊長"ごとき"とそのオマケだから、追い返す言動をする家臣で…
おそらく下の者には滅法強い魔法…少女?でしょう笑
ちなみに、ゴブさんは毎回、前説にて注意事項とかお話してくれるのですが…トイレ行っている人が戻るまで繋ぎの面白い話、という魔法を持っているそうなので…いつか聞かせてほしいw
あと、これは何か意味があったのか、正直解らんかったスーパーマリオ的なキノコのセットですが、三日目くらいに舞台上の上手から下手に移動していたのは、前説の直前に、さり気なくゴブさんが動かしていたから。これも何か意味があったのか…な。
それと、出演はしていないのであえて名前は書きませんが… 最終日以外の受付にて、《新劇団》さんの劇団員も笑顔で出迎えてくれました!
最近出演もしないし、他にも劇団公式のYouTubeチャンネル内でも、全く登場しないどころかいる気配すら消えているので、一体どうなったの!って正直心配もありましたが…元気そうで良かった♪久々に会った気がする!
〆
さて、今回購入した物販たち。
まず、新デザインの劇団員Tシャツ、今回新たに録り直したであろう、主題歌"キミトイウヒカリ"のCD、それと座談会付き版のパンフ。
劇団員Tシャツは…何種類目だっけかな。全種類は持っていますが、勿体なくて結局着れない笑
デザイン可愛いですよね。
で、CDの曲は…パッケージに載っている3人が歌っています。
初っ端のパートはきららさんですね。きららさんは、あまり歌うって印象はないのですが、伸びのある安定している声で…きららさんの声は聴いていると落ち着く。
で、パンフの内容は、演じた魔法少女たちの紹介と共に、役者さんたちへのインタビュー!
あ、今回パンフとかに、ネリッサの劇場周辺甘味屋情報コーナー!とかあっても面白かったかもですね♪
客は枯れたオッサンが多数でしょうが、実はそういう人って甘党も多かったりするので。そーいや自分もだった?!
あ、で、この役者さんたちのインタビュー内容を、より深堀りしたものが、座談会として動画で限定公開されています。
ちなみ、座談会の映像を見るにはパンフに付いていたQRコードを読み込んで、限定公開リンクからアクセスして見ることが可能ですが…
このQRコードが印刷された紙は…値上げしても良いので、ちゃんと何かに貼り付けるか(クリアファイルにパンフと一緒に挟むとかね)、段ボールか何かの厚紙で厚みを持たせるか、してほしかった。
小指ほどの長さくらいな小さな正方形の紙が、パンフに挟まっていただけなので、危うく落として失くすとこでした。ここだけは不満!
そしてブロマイドたち。これは2種類あるうちのバストアップの写真の各一枚ですが、全身のも、もちろん購入済み。しかし…売り切れてしまったため、麻由子さんの全身だけは入手できなかったという…何という失態!
この体たらくは破壊となってもおかしくないわけですが、後日、別途販売される今作の動画とともに購入予定なのでお許しを。
ちなみに、衣装の完全版になる前に撮影してと思われるので、本番時とは衣装が異なります。
でもどの写真も良いですよね。上記では1枚ずつチラ見していますが、実際は各3枚セットです。どれも良きです。
購入していない人は、こんな感想を見ていないで、今すぐ!《新劇団》さんの公式ネット販売ページから購入することを、お勧めしますよ。
今回は、役者さんへの応援プレゼント用と、サイン入りで自身に後日配送してもらえる自分用というのが別々で販売されていて、
どちらも購入できます。で、その自分用のが上記のもの。
私のTwitterでも別途アップしましたが、きららさんの額縁はこれで2種類目。一つは3年くらい前の、S席(超マチ○席特典)でもらったもの。
どちらも今現在は、埃被らないのように、透明袋に入れた上で飾ってあります。
先ほど記載しているとおり、通販として購入も可能ですが…
手に入れられなかった方々、もしくは手に入れようとしていない逆賊は、魔法界ならぬ、魔界に堕ちて後悔すると良いです。
P.S.
今作の、みぶまほ2は、みぶまほ1に比べお遊び要素を減らしていた分、辛いシーンも多かったですが、そのぶん更に濃密な作品だったなぁっと。
けれど合間合間に色々とギャグをぶっ込んではいましたね。
・「コチョコチョ、やめい!」「すんまへん。」「面白いね~」
・「私の魔具、菊一ソードが魔力が足りないと泣いています、あやや~。」「レミー隊長、私の安定も魔力が足りないと泣いています。あやや~。」「「せーの、あやや~」」 ←確かこんな感じだったかな。ちなみに大千秋楽では方言を変えていました。
・なんですって三昧
とかね。元ネタはよくわかりませんでしたが、関西では知られているのか、ゴブさん独自のギャグなのか。面白かったですけどね。
それと、シヤカ暗殺事件直前で、ダンス演出のシーンがありましたが…
ゴブさんの作品で今まで歌で、というのはありましたが、最後の方にダンスで場転をするというのは、何か珍しいなと感じました。
あれ?自分が忘れてるだけかな…
さてさて、今作とっても良かったし、なので続編!というのもあったら嬉しいですが…
でも新撰組としてはこの先、鳥羽伏見、会津、函館の五稜郭…崩壊への哀しきエピソードだらけですからね。
ゴブさんならこの後の重いお話でも、面白おかしく、かつ解り易く創ってくれることに疑いはありませんが…個人的には、ここで一区切りが美しいかな、とは思います。
そもそも、昨年まではシェークスピアを題材にした作品が続き、このまま行くのか、と思えば…
まさか今年は新撰組という、日本の歴史に魔法少女と組み合わせる、という無謀な挑戦をぶっ込んできて笑
でも勝手な予想だけど、来年はまた違うものをやる気がする…
日本の歴史書としても、新撰組のだんだら模様にある憧れの象徴である赤穂浪士とか、古事記、源氏物語…はそれはやったか、HEY!HEY!平家。
海外ももちろん色んな文学とか、お話とかありますからね。三國志、西遊記、アラビアンナイト、ギリシャ神話、グリム童話とか…まぁどんな作品でもゴブさんが創るものなら面白いでしょうから楽しみにしていよう。
更にきららさんも出演するなら、もうそれだけで面白いのは確定なので、あとはこちらがどれだけ、楽しむ心と知識と余裕があるか、ね♪
あと…余計なことだけど、劇団員さん増えるかな。。。
前述したように、涼夏さんは役者さんとしても残念ながら今作がラスト。
今までたくさんの素敵な時間をありがとう。これからの、また新たな人生に幸あることを。
でも、一気に2人も退団してしまったわけで…
…が、そういった事態を乗り越え、劇団員としておそらく相当な多忙さの中で、主演としてこれだけの芝居を魅せてくれた きららさんには感謝しかない!
昨年末の本公演でも、劇団員としては初主演を務め、皆を懸命に引っ張る姿はありましたが…今回は貫禄も付いた上で演じていた印象も。
で、今回は役者さん業の他にも…
主演なのに、開演前には受付も担当していて(しかも全公演!)、それと一度だけだったかな、前後半の休憩中に除菌、いや舞台上に浄化魔法を散布してたり、更に更に終演後は物販担当まで…ついでに言えば、道案内ブログまで作って公開してくれて!
主演なのに、開演前には受付も担当していて(しかも全公演!)、それと一度だけだったかな、前後半の休憩中に除菌、いや舞台上に浄化魔法を散布してたり、更に更に終演後は物販担当まで…ついでに言えば、道案内ブログまで作って公開してくれて!
当然、公演前後の劇団員としての仕事もこなしていたでしょうから、ずっと激務だったはず!
ついで言うと、劇団公式のYouTubeチャンネルでは、きららさんがメキメキ動画編集力をあげつつのゲーム実況も、おそらく稽古の合間に毎週2本くらいのペースで更新しています。こちらも面白いですよ!
その上で、このようなお芝居まで魅せてくれて…何度も言うけど、きららさんには、もうもう、ありがとう、という感謝しかないです。改めてホントお疲れ様でした。
今回そんなきららさんをはじめ、こんな素敵な作品を皆さんが魅せてくれて、そしてそんな作品をたくさん観ることができてホント良かったな♪
このブログのアップ時期は、終演から既に2週間以上が経過しているわけで、でも役者さんスタッフさんを含め、客の方にも1人も某コロ助くんによる体調不良が無かった、という《新劇団》さん公式twitterで発表もされていましたし…
これで本当にお疲れ様でした!
関わった全ての方々に、これからも某コロ助くんに負けない魔法が降り注ぐことを♪



