『鳥居きらら』さんたちが出演していた、【壬生魔浪士組 〜魔法少女と魔法少女〜】(以降、みぶまほ2)の全公演を観劇してきました。
〜〜〜
観劇日:2020年11月11日 19時30分〜
〜
2020年11月15日 16時30分〜
場所:渋谷M-SMILE BOX
劇団/団体:新劇団
料金:4,000円 (事前振込料金)
劇団/団体:新劇団
料金:4,000円 (事前振込料金)
7,000円(VIP席)
情報:《新劇団》さんの公式twitter等
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情報:《新劇団》さんの公式twitter等
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受付すぐ後の、劇場入口に飾られた額縁たち。
昨今の情勢が考慮されて今回はスタンド花等は受け付けておらず、代わりに応援のお花代わりに、役者さんたちに贈られた額縁が飾られることになっていました。壮観!!!
この情勢ですからね。観に行きたくても行けない人たちは、この額縁だけを贈っていた方もいらっしゃったようです。
twitterでの感想はこちら。
トルル@t0rurun03
#壬生魔浪士組~魔法少女と魔法少女~ 初日を観劇。前作の続き!でもきっと、今回からでも…後半には解るはず。前半のノリで雰囲気を和らげ、結末に向けての加速は流石♪終盤の演出は…今までのゴブさんの作品からすると、良い意味でちょい違和… https://t.co/xH50XvwwUU
2020年11月11日 22:38
初日。
2日目。トルル@t0rurun03
#壬生魔浪士組~魔法少女と魔法少女~ 2日目マチソワ観劇。あえて予備知識をほぼ入れて無かったのに…気になって調べちゃいましたよ、新撰組by Wikipedia。知れば知るほど、話の展開や個々の関係性がしっかり描かれて、そして魅… https://t.co/mQvDPLVeio
2020年11月12日 22:45
3日目。トルル@t0rurun03
#壬生魔浪士組~魔法少女と魔法少女~ 3日目マチソワ観劇。一つ一つのセリフや表情で、?ってシーンはいくつかあるので…明日からそこを注視すると共にもう一回前作見直してみよ♪折り返し!公演重ねアドリブや表現を変えてきてますね。皆さ… https://t.co/ggSuTYQsXX
2020年11月13日 22:49
4日目。トルル@t0rurun03
#壬生魔浪士組~魔法少女と魔法少女~ 4日目マチソワ観劇。ここにきて、またもやセリフや動きが追加されてたし、最終日に向けて更なる完成形となっていくね。そう…明日で千秋楽とか…寂し過ぎ…る。残り2公演か。歴史に散った壬生の魔法… https://t.co/CyOnZT4WRB
2020年11月14日 20:18
トルル@t0rurun03
#壬生魔浪士組~魔法少女と魔法少女~ 千秋楽マチソワ観劇。セリフも更に追加され、魔狼士組の生き様の集大成を魅せてくれましたよ!大千秋楽では今回だけのアドリブも突っ込んできましたね笑全9公演、役者さんやスタッフさんたち含め、皆さ… https://t.co/eFOb3jc2QW
2020年11月15日 18:59
千秋楽の5日目!
今回はこれらのスレッドにも追加感想もあり、更にきららさんが公開してくれた道案内についての感想?wもあったりと一杯のツイートをしちゃいましたが…
皆さま、いいね、リツイートありがとうございます😊
注意点
このブログの内容はネタバレを多数というかガッツリ含んでいます!!!
動画販売もあるとのことなので、ネタバレをまだ知りたくないよ、という方は、ソッと画面を閉じることをお勧めします。
今後動画を購入し視聴した上で、もし気が向いた方がいましたら、妄想推測多数の感想ですので、こいつ何言ってんだ、そんなセリフやシーンはねぇよ的なツッコミをしながら、改めて見てってくださいまし。
このブログの流れ
こんなお話
個人的オススメ見どころ
役者さんたちの感想
〆
P.S.
こんなお話
今年7月に《新劇団》さんで公演した【壬生魔浪士組〜魔法少女たちの放課後〜】(以降、みぶまほ1、もしくは前作)の続編となる作品です。
タイトルからも推測できるとおり、新撰組のお話がベース。そこに何と、魔法少女要素をぶっ込む暴挙!、に出たのがこのお話となります笑
ちなみに魔法少女は、魔力のランクがあり、S>A>〜Dという順です。誰が何級というのは、推測もありますが、各役の紹介で記載していきますね。
で、劇中に出てくる言葉も、魔法少女の世界観に置き換えられており、例えば…
・新撰組→魔浪士組
・御陵衛士→魔陵AGE
・日本→魔法界
・江戸幕府→魔法学園
・皇室(朝廷)→ 魔皇室
・徳川将軍→学園長(学長)
・局中法度→局中魔法度
・武士→魔法少女 (ただし世の中に存在は知られていない模様)
・切腹→破壊
・死亡→消滅
などなど…もちろん世界観が全然違うので、完全に=(イコール)ではなく、≒(ニアリー)くらいに思ってください。
この他にも作品中のオリジナル用語も含め、全てではありませんが、ちゃんと当パンに用語解説はあるので、初めて観た方でもある程度は混乱せずに理解出来たかと!
で、主宰の『ゴブリン串田』さんが前説で語られていますが、前作の みぶまほ1は池田屋事件を題材に、そして今作のみぶまほ2は、油小路事件を題材にしています。
この歴史を知っている方は…今作の結末に関しては何となく予測は出来たはず。
ただし、新撰組を知らない人にも解りやすく創られているので、知らなくても充分に楽しめたかと。
更に…
今作は昨今の情勢もあって、換気休憩を挟んでの前後編に分かれていますが、前半は基本的に、前作の出来事、世界観、個々のキャラの関係性などを中心に描かれているので、前作を観ていなくても解り易く、そして楽しめたはず!
題材が題材なだけに…どうしても結末は重く暗くなってしまうわけですが、そこはクスクスコメディのゴブさんが描くお話。
全てが、ず~ん…とならない工夫が随所に散りばめられています。
ちょいちょいギャグを挟んだり、心が温まるエピソードを入れたり…それらに加えて、今回のような豪勢なメンバーですからね、仕草や声やそれらを含めたお芝居が可愛い、と感じるシーンもたくさん!
その上で、新選組のお話にあるエピソードはちゃんと盛り込まれています。
魔陵AGEの面々に藤堂や斎藤が加わっていたり、学長への直訴は永倉、原田、島田が行っていたり、油小路事件にあたるシヤカ暗殺事件では、永倉、原田が藤堂を逃がそうと試みていたり、その暗殺実行犯の一人は大石だったり…
もちろん、役の人数や、物語の都合上、諸説諸々あったりするエピソード満載の新選組なので、全てを盛り込んでいるわけではありませんし、改変している箇所もありますが、新選組ってこんなお話なんだよ、ということを解りやすく伝えたい、というゴブさんの想いがたくさん詰まったお話でした。
ちなみに私は、歴史が好きなので、新撰組や幕末の歴史はある程度知ってはいましたが、個々の人物までは詳しく知りません。
強いてあげるなら、大好きな某流浪人の漫画で得た知識くらい。
あ、でも前説でも言われていた、某YouTube大学はほぼ毎回見ているくらいのファンなので、そこでアップされていた動画での知識もあるくらいでしたね、初日を観るまでは。
二日目には、どうしても気になってWikipediaで色々調べちゃいました笑
個人的オススメ見どころ
・新選組になぞられた魔法少女たちの生き様
・OPとラスト直前の全員ダンス(敵味方の対比演出アリ)
・豪華絢爛の衣装
・個々の心情をまっすぐに伝えてくれる役者たちのお芝居
役者さんたちの感想
さて、トップバッターは当然…
〈近藤マキナ〉(S級)(モデル: 近藤勇)を演じる『鳥居きらら』さん。
ホワイトピンクを基調とした衣装に身を包み、いかにも!といった、魔法少女感ある魔法少女。
そうなのです。《新劇団》さんでのきららさんと言えば、基本は青(一度だけ紫)!
なのですが、今回はなんとピンクです。
といっても、以前観た別作品でのきららさんの役ではピンクを着ることがありますし、ピンクだって当然お似合いです。
で、そんなピンクの衣装に身を包んだ魔法少女役では…
顔をニコニコさせて、指先だけ合わせてパチパチ拍手したり、喜ぶときも全身で飛び跳ねたり、怒るときも腕を前で曲げてプンスカしたり…
ちなみに六番隊を決めるとき、 シヤカたちに手をパチパチしながら後ろに移動しつつ「いいんじゃないかなっ♪」からの、ミリカの返答での「はい、決まり~♪」ってところは、きららさんらしい喋り方でね、何気に凄く好きなシーンです。
他のメンバーとは身長差もあるので、基本 上目遣いになる上に、そこに、きららさんの伝統芸、目力も加わるので…そのため一つ一つの仕草がやたらと可愛い!!!
私と同じく、それらに見惚れた人も多いのでは?←ちょろい
仲間たちの名前を、″ちゃん″付けで呼び、局長という公の立場で号令や指令を出すとき以外は、偉ぶることもなく、むしろ同じ立場、同じ目線という、対等の立ち位置として接する…慕われる人の基本ですね。
しかし、単なる可愛さだけ、親しみやすさだけ、の存在では壬生たちをまとめることはできません。
みんなと一緒に食べたかったスイーツなのに、先に他の子たちだけで食べられてしまったことに対する、絶望からの怒り!
「許さない…みんな…タヒんだらええんのや」
のセリフとともに、魔力を全開放からの手に集中。
惑星ベジータを破壊した魔力球のようなものを出し(多分)…狐の手真似で敵と見做した相手をどこまでも追撃していく…そのまま危うく世界をも滅ぼすところでした。
他にも…人気となったことで魔狼士組の魔具のレプリカが販売され、そして自分のレプリカが売れると貰える見返り料…
しかしマキナの魔具も売れているらしいのに、何も知らされていないマキナは、ミリカに詰め寄ります。
素朴な顔をして、「見返り料は?私、見返り料貰って無いんだけど?」
慌てて取り繕うミリカに「実は貰っているでしょ?」と問い詰めていましたし、たまたまその場にシヤカたちが来なければ、ミリカはそこでリタイア、という大きく物語が変わっていた事件が起きていたかもしれません。
そう!壬生たちをまとめるには、食べ物とお金に意地汚くなくてはいけません!
…なわけはなく…
オープニングで学長謁見の直後、センター奥で羽織りをヒラリと はためかせ、周りにいるメンバーを和か見渡す何気ない仕草からは、落ち着きと穏やかな威厳を感じます。ここも良き!
しかも、そのときに、チラリと副長であるミリカと目配せするところに、2人の信頼感も表れていますね。
魔薩長を討伐!というそんなミリカの進言を学長がやんわり反対したとき…
納得のいかないミリカに対し、学長の意図をいち早く理解し、反対された理由も簡潔に説明し、ミリカを窘める、という…頭の早い回転で最適解を即座に導き出すこともできる。
更には、大事な場面ではしっかり鳥、いや取り仕切る!
普段は和気藹々としていても、隊員に対し指令を出すときの局長モードのマキナは、顔つきは鋭く、声も強く。
これらが組織のトップとして、周りを指揮しつつも、周りから慕われるカリスマ性の表れ。
しかも、誰よりも仲間想い。
レミーが病に冒され、もう永くないことを知ったシーンなんてもう…もうね。
元部下が相手だとしても、立場やプライドなどすぐに捨て土下座して頼むし、さりとて、辛さと悲しみは周りに悟らせまいと、一人で慟哭したり…
あ…このシーンね。芝居だとわかっていても、きららさんが哀しむところは、観てて辛かったな。
でも、哀しみを抑え込み「ヨシ」と、小さく呟き、皆のもとに戻る強さも持っています。
そして、袂を分かったリンに対しても…いや、これは後ほど記載しよう。
そして、敵と見做した相手への態度は徹底する面も。
終盤、シヤカ暗殺のため、合同稽古場?に一堂が会したとき、相手に向ける油断させるための笑顔からの、これから″仕事″を行う仲間に向ける暗殺者としての顔。
そう、クライマックスに向かうシーンは、マキナの感情、揺さぶれまくりでしたね。
すっごく色々思ったことがあるので…ここから終盤のシアカ暗殺事件のシーンにだけに注目していきます。
やはり袂を分かったとはいえ、シヤカは元々は同志。なので、一度だけシヤカにもチャンスを与えていたんですよね。
合同稽古を終え、帰ろうとするシヤカに、
「私に…何か隠していること無い?」
と、すがるような口調と目で訴えるマキナ。
おそらく正直に全て打ち明けて欲しい…という切なる願いがこもっていたのだろう、と。
でも惚けるシヤカに対し、覚悟を決めたマキナの…表情を無くした顔…それは暗殺者の顔。
そのままシヤカに対し、「あなたを成敗するわ」と。
そしてゆっくりと半円を描いて間合いを取り…その上で、かかってきなさい、とばかりに顔を軽く傾げ…
渾身のシヤカの一撃を、魔具を軽く回転させ、いとも簡単にいなすマキナ。
うん…今作は前作と比べて、マキナの戦闘シーンがほぼ無いのは…マキナが強すぎだったからかな。
シヤカはおそらくA級でしょうけど、不意を突かれて動揺していたとはいえ、まるでマキナの相手にならない。
でもですね、その後にシヤカに斬りかかった同じA級と思われる、ミリカとリオンの二人がかりを相手にしても、数手は凌いでいることからも、シヤカだって腕は相当のはずなのに。
みぶまほ1での戦闘シーンは、元局長や元生徒会長とのS級同士のバトルでもあったし、更にvs生徒会では結界でマキナたちの魔力が弱められていましたから、マキナも結構参戦はしていましたが…
今回は、S級であるマキナや万全のレミーが全てのバトルに加わると、アッサリしすぎてしまうので、これで良かったのかも。
そう。
その気になれば、マキナ1人で魔陵AGEを全滅させることができたのでは?、と思えるほど…それだけ格の違いを見せつけます。
ただ、倒すことはできても、一人だけではシアカたちに逃げられる可能性はあるわけで…そして目的は、シヤカ暗殺と魔陵AGEの全滅なので…
卑怯に思えるかもしれませんが、壬生の面々は目的を万全に果たすため、複数人で狩る戦法を採用している模様。まさに狼。
「京都の治安維持が(中略)。いざ尋常に勝負、という訳にはいかなくて当然でござるよ」と、
頬に十字傷のある某流浪人も、新撰組の戦法ことをそう評していましたし。
なので仕留めるための作戦も、念には念を入れて複数人で対処にあたっていたわけですね。多分。
それはそれとして、バトルに話を戻すと…
攻撃をいなしたマキナは、間合いを取りつつ、シヤカに対して更に半円描いて元の位置に戻ると、魔具を持った片手を上げ、頭の上で構える。この姿は、前作でも見せたマキナ独特の構え。
でも今回左手で構えたのは、マキナが左利き、というわけでも、右手を自由にしたかった、というわけでもなく。
おそらくは、こう構えることで客に対し見えやすくする、という演技として手法かな。以前、きららさんがそんな表現もあると言っていましたし。
前作のマキナは右手持ちでしたしね。
そして…ミリカ&リオンに斬られ、瀕死となったシヤカに対して、手を広げ…抱きつくマキナ。
「離しなさい!」と叫ぶシヤカに、マキナは首を振って懸命に離さない。これがそのときのマキナの、精一杯のシヤカに対する愛情だったのでしょう。
ちなみに身長差がかなりある上、シヤカがいたのは一段高い壇上だったので、シヤカのグッタリ具合と、足を伸ばし懸命に支えるマキナが、より映えていました。
そして、ラスト…
消滅したシヤカの肩当てを手にし、佇むマキナのもとに、事の真意を確かめに来たリンですが…
マキナは、その来訪を振り向く前に、ハッとした表情で勘付きます。すぐ表情を戻しますけど。
これね、その前のシーンでも、ネリッサの帰還を、目で見ずとも気付くシーンがありますが、これはマキナの、もしくはS級クラスなら使える能力かな。
前作でも、マキナは既に体得していましたしね。
自身の周囲数十mくらいの範囲で常に結界を張っているのか、気(魔力?)を感知する能力を持っているのか。ただ同じS級でも、レミーにはそんな描写は無いので…学長を守るときに敵に気付いたのは、敵の姿を目視したのか、動く気配を感じたからでしょう…なので多分マキナ独特の能力かも。
で、リンはマキナの持つシヤカの肩当てを見て、シヤカの消滅を確認して…
でもマキナはリンを助けたいがため、リンを説得しようとしますが…
このときのセリフ。公演期間の前半と後半で微妙に変わっていましたが、これ明らかに印象変わりますね。もちろん受け取り方次第ですけど。
初日から2…3日目まで(だったかな)では、「こうしないと自分が消滅していた」というセリフがあり。これは、受け取り方次第では、仕方無かった、自分は悪くない、という言い訳に聞こえてしまう可能性もあり(まぁマキナならそう思うことは決して無いでしょうけど)で…
で、後半ではそれは取っ払われて、「リンちゃんを助けたいの」という、リンを助けたい、ということのみを強調したセリフに変更。
さらに「シヤカちゃんもそう思っている」も付け加えられたのは、千秋楽でだったかな。
公演期間中に、より 心からリンのことを想ってる、というシーンが進化していました。
先に書いた感知能力とか、構えとか…あとは後述するけど、シヤカ暗殺の、作戦会議で付け加えられたマキナのセリフとかとか…
初日から観ていると、特にきららさんの出演する作品では、こうゆう進化が見えるのも、面白いです。
(まぁ同じ作品をリピートしてこんなたくさん観るのは、きららさんの出演作以外では無いんですけどね)
でも結局リンは、リオンに刺されてしまい、で、このときの、リンに対してのマキナの「ごめんなさい!ごめんなさい!…」
ここって、デジャヴがあって…前作のラストでのマキナもこのセリフを言っていた…ような気はしたんですけどね。。。
みぶまほ1の販売動画を見直してもそのセリフは無し…これは前作でも千秋楽だけのセリフだったのかな。それとも私の勘違いだったのかな。
いずれにしてもグッとくるシーンです。
そして、本来マキナ自身が心が折れそうなはずなのに…
リンを刺してしまったことで正気に戻り、自責の念に囚われたリオンを優しく抱きしめ…集まってきた面々をゆっくり見回し、「よかったぁ…みんな無事で…」。
このセリフと表情のマキナがね、凄まじく慈愛に満ちていました。
そしてその後、彼方を見上げて呟く「魔法少女をも護る魔法少女…」。
夢である このセリフをマキナが改めて口にしたのは、夢への決意の表れだったのかな。
そう、前述したようにレミーがもう永くないと知ったとき、シヤカの裏切りを知ったとき、そしてこのラストでの敬礼は…
これらのときのマキナの敬礼ポーズは、普段と微妙に違い、右手を前に、力強く拳を握りしめてから左胸に持っていくという仕草。この握った拳は、きっと…"夢"を表しているんじゃないかな。
どんな苦難があっても乗り越え進み、夢を必ず叶える、という決意も込めての敬礼。
なので…ラストの暗転直前、消滅者たちへの敬礼。
シヤカの肩当てを右手に持ったまま、やはり強く握りしめ、そのまま左胸に手を持っていくマキナ。
その肩当てはシヤカをも表していて、シヤカたちを犠牲にしてしまってでも、夢は必ず叶えるよという決意、それと…同じ夢を持っていたシヤカの夢(想い)も一緒に持っていくよ、という両方の決意が込められていたのでは、と感じました。
ちなみに、レミーが消滅してしまったことを…いた場所は違うのでその現場は見えていないけど…きっと確信はなくとも、マキナだけは察していたのかもしれませんね、もしかしたら。感知能力か、虫の知らせ的なもので。
前述の自身の夢をセリフとして呟いたのは、このレミーが消滅した後でもあるし。
全部自分の推測ですけどね。ただ、この終盤のシヤカ暗殺事件(油小路事件)だけでも、すっごく見どころたくさんすぎて…
特に大千秋楽を観終わった後は、心地良すぎる疲労感が満載でした。
今作はとある事情があって…きららさんの当初の役は、前作同様のミリカ役だったのでしょうけど…
経緯はどうあれ、今回はきららさんが演じたことで、みぶまほ1のマキナとはまた違った魅力が引き出され、元々の可愛さや面白さに加え、落ち着きある威厳をも兼ね備えたカリスマ性と、静かな感情の激流をも魅せてくれたマキナ、になったのだと思います。
あとね、オープニングアクトとクライマックス前のダンス。きららさんって以前はダンスが苦手!ってボヤいていましたけどね、ここ数年の出演作は基本ダンス付きでもあるし、笑顔も込み(クライマックス前のダンスは演出上ありませんが)で、もちろん相当練習もしているのでしょうけど、もう苦手だなんてことはきっと無い感じですね。ちなみにこのダンス、カッコ良いし可愛い!
オープニングアクトの初っ端ソロパートでの振り。身体は後ろ向き、顔だけ笑顔で振り向きで軽く腰を振りながら羽織をひらめかす。ここ凄く好き。
今作はね、きららさんが、昨年末に《新劇団》さんで初主演を務めたときよりも、よりベテラン感を出しつつ、作品を引っ張ってくれた感じがして、個人的にとても嬉しかったな、という思いで一杯でした。
そうそう。
ちなみに きららさんはマキナ以外にも、登場していて…
最初にちょい登場した、顔が見えないくらいの黒コートで全身を包んだ魔薩長のモブ役でも出てきていましたね。
ブーツは変えていたみたいですが、一度だけそのままその後のシーンで…(いや、何でも無いです。)
それとシヤカに苦しい決断をさせた原因ともなった魔薩長の複数人の声…これは正直自信無いですが、ここでもそのうちの一人の声を担当していた…んじゃないかなぁ。
きららさんの役は、特にマキナは、見どころたくさん、色んな顔がたくさん!とっても魅力的でした。
マキナについては、書きたいことまだまだたくさんだけど、それはこの後にも随所に書いていきます。
さて…締めの言葉も一見ありましたが、そこは私のダラダラ長文感想ブログ。
もうちっとだけ続くんじゃ。
ここからは、同じ魔浪士組の面々。
まず〈土方ミリカ〉(A級)(モデル: 土方歳三)を演じる『稲葉麻由子』さん。
前作で きららさんが演じていた役を引き継いだ形、のわけですが…さすがですよ。前作のミリカに勝るとも劣らない鬼の副長!
美しさの中に光る冷静冷徹非情さ。でもね…きっと誰よりも熱い魔法少女でした。
特に仲間のことになると、いつもの冷静さがなくなり、感情のまま相手にぶつけてしまう。
レミーが永くないことを知ったシーンでは、嫌っているミツキたちが相手でも、マキナの後からとはいえ、自分も土下座して「治してくれ」、と頼み込むミリカ。
その後も、「レミーは助からない」と言うミツキたち相手に、激昂するミリカ。普段のミリカからは、想像もつかないような取り乱しよう。
去っていったミツキたちに、無力感を感じての「クソッ!」というストレートな怒りも。
そして、なんとかしてあげよう、という話すマキナに対しても、「医者でもないのに何がしてあげられるんだ!」と声を荒げる。
そこで、マキナの返答。「早く夢を叶えるしか無いよね。」という、自分たちの夢が叶った姿を見せてやることが、レミーへの唯一の花向けの言葉ということを理解し、ようやく落ち着きを取り戻しますが…
この一つ前のシーンで、ホノカのギャグ的な「クソッ!」があるからこそ、このミリカのシーンでの「クソッ」が、より情熱的に映りますね。
ただ…いつも冷静に見えるのは、″副長″という立場で…光のマキナに対して、あえて闇の部分を引き受けて、嫌われ役を買っていたからこそだと思いますよね。
ミリカって実は、先に書いたように感情を露わにすることもあるし、結構お茶目だったりもするので。
局長のマキナの言葉を疑い(当人たちは冗談でやってはいるものの)、窘められ反省していたリンに対し、ミリカは「今更遅いよ…」一瞬凄みを見せるも…「なんてなっ!wwwww」と踵を返し爆笑する冗談を言ったり、正規の警備隊任命の喜びを「シャー!」と表現したり、レミーたちのように今の現状が「めっちゃ楽しいわよぉ!」と素直な気持ちを出したりと…かなりのギャップ萌え要素満載のミリカです。
シヤカに一本取られて膨れっ面したり、指切りげんまんを、マキナに促されつつではあっても、ちゃんと言葉にしたり…まぁ指切ったのすぐ後に、その指を擦ってイライラしてましたが笑
マキナ、レミーと指を合わせ青春していたところ…に他の面々がやってくると恥ずかしいからか、1人何事もなかったかのような顔に切り替えたり…
ホント可愛らしいw
マキナの夢のため、マキナを魔法界の幹部にする!。こんな純粋なことも言ってのけちゃう、優しい面を持っているのが本当のミリカ。
このシーンも好き。
でも、いざ副長モードになると…魔薩長のザコを拷問、は当然!
それを聞いたとき、マキナは一瞬ウワって顔をしていますが、これが闇の仕事としてのミリカの役目。
内通者じゃないかと疑っているシヤカたち魔陵AGEに、ネリッサを密偵として送り込むことを提案したのも、おそらくミリカ。
で、報告を持って帰ってきたネリッサからシヤカの動向を…魔陵AGEが魔薩長とつながっていることや、マキナの首を狙っていると聞いたとき、「泳がせといて正解だった」、「ついに尻尾を表しやがったあの狐め!」、「叩けば埃が出てくるもんだな!」と。
ただ、これは怒りというより、何故か嫌っているシヤカに対して、これで堂々と討つことができる、という嬉々とした感情も口調の節々にあったような…
でも「ミリカちゃんの言う通りだったね」と落ち込むマキナに対し、「人を信じすぎるのが悪い癖」と言いつつも、「それがマキナの良いところ」とちゃんとフォローも入れる。
仲間に対しては、すっごく優しいミリカなのです。
シヤカ暗殺事件で、シヤカの前に姿を現すときも…
「嘘付いた~ら、ハ~リセン、ボン飲~ます」
指切りの約束を破ったシアカに対して、こんなセリフを言いながら、無表情でゆっくりと近寄ってくる怖さ。
その消滅したシヤカの肩当てを餌に、残った奴らの戦意を挫き成敗する、という作戦をマキナたちに平然と言い放つ非情さ。
その後、リオンを追った先でチカを見つけるミリカは…コッソリ近づき、チカの後ろから魔具を首筋に当て、斬る!
更にトドメを刺すとき、悔しがるチカの無念の言葉をサラリと受け流し、「そう。さようなら。」と淡々と斬り伏せるミリカ。
そうここね!赤いライトに照らされたミリカの姿が、正に魔王!的な雰囲気。
それに、このチカにトドメをさすシーン。魔具を振りかぶらないところが、また良いですよね。そんなことをすれば、隙が出来て逆に刺される危険性もあるわけで…一段高いところにミリカはいた、というのもあり、相手に突き付けていた魔具をただ振り下ろすことで、処理できる。余計なことはしない。
そう、何の感情もなく、相手を斬るという、ただ単に相手を葬る仕事をしただけ、という感じが凄く出ていました。
マキナとは、また違った優しさと非情さを兼ね備えたミリカ。
これまでの《新劇団》さんに出演した役でも、常に重要な役割で存在感を発揮し、登場するだけでお芝居として安定感をもたらしてくれる麻由子さん。
麻由子さんの変幻自在のお芝居のおかげで、とても魅力的なミリカを魅せてもらいました。
あと、とても…魔具である大剣を扱うさまがよく似合う!
それと多分…魔薩長の声だけも担当していた…かな。うん、やはりこれは自信無い!
続いては、〈沖田レミー〉(S級)(モデル: 沖田総司)を演じる『田沢涼夏』さん。
このレミー、そしてマキナ、ミリカの3人の青春シーンはめっちゃ好き。
で、魔狼士組の中でも特に、戦闘民族の集まりである一番隊の隊長。
ちなみに新選組の各隊の長を、"組長"、もしくは″組頭″と、他の物語や文献では作品によってバラバラな呼ばれ方をされていますが、今作では、"隊長"です。
S級魔法少女という、今作唯一のマキナと同等のランクという、本来は強力な魔力を秘めたレミー。
しかし…前作のラストバトルから予兆のあったエヘン虫くん。
今作では、もう永く生きることも出来ないくらいまで、病気が悪化しています。(ちなみに、今作においては病名は明かされていません)
ただ本人は、物語途中まで、ちょっと調子が悪い…くらいにしか感じていなかったかもしれませんね。
中盤で血を吐いて、「ビビった」までは。
底抜けに明るく、思ったことは遠慮なくズバズバ言い、自身の強さに絶対的な自信を持っている性格。でもそれを裏付ける実績の持ち主。沖田総司と言えば、美形の天才剣士として描かれることが多いですが、今作でもそれは当てはまる。
レインの素手の柔術も最初は興味津々でしたが、実際見た後だと、自分には必要無いかな~と。
レミーなら長期戦にはならないし、魔具無しの戦いになることもないだろう、と。単に最強なだけなんで。
一見、すぐ調子乗るちょいとおバカ、に見えます、が、愛弟子のリオンのことを非常に気にかけている、面倒見の良い一面も持っています。
ただ物語中盤あたりから、結構お腹を押さえる仕草も増えてきて、自分の身体が相当おかしいことに気づき始めたのか…
終盤のシヤカ暗殺の任をリオンと共に受けたときも…
不安と緊張のリオンをジッと見つめ、あえて自分は身を引いた感もありました。もちろん、本当に身体が辛かったのもあるでしょうけど。
普段はおバカに見えても、そしてそれは、レミーの素だとしても!そこは1小隊を率いる隊長。
部下のことはちゃんと見ています。
物語中盤では、身体の異変も相まって、自分が担当してきた仕事をリオンに回してもらうようマキナにお願いしたときも…
活躍目覚ましく、少々天狗になっていたリオンをちゃんと窘め、しかも頭ごなしに教えたり叱るのではなく、どうしたらリオンにちゃんと伝わるのか、その上でどうしたらリオンの希望に沿うのか…この場合は要人暗殺をこなせば、もっと有名になれると…物騒な話ですが、まぁ魔浪士組は暗殺集団でもあるので…
彼女の性格をちゃんと見抜き解りやすく説明し納得させるという、時には真面目に部下を導く器量を持っています。
あと他には…一応…学長に対しては流石にちゃんと敬語を使いますね笑
隣にいたホノカに対しては、容赦無い口撃をしますけど。
そう。今作のほのぼのした雰囲気は、このシーンが最後。
レミーの最後の戦いは、シヤカ暗殺と同時間帯で発生していた、学長宅の襲撃事件。
学長宅では、リオンにマキナを託し、自分1人(あ、何故かホノカもいたな)で学長の護衛をしていたわけですが、そこに襲いかかる魔薩長の刺客たち。
学長に一時的に回復してもらい(痛み止めレベル?)、その学長をホノカに任せ、一人迎撃を行うレミー。
2人の刺客を相手に、互角以上の戦いを繰り広げ、3連突きで1人倒すも、別の刺客に背後から斬られ、更に病魔も急激に進行し…万全のレミーなら遅れを取ることなど無かったでしょうけど…
次に登場したときのレミーは、血だらけで魔具″菊一ソード″も無く…更にはレミーの戦闘では普段有り得ない長期戦だったのかな、というレインが以前、こうなることを予期していたかのような状況で、それでもおそらく鬼神の如く素手だけでも闘ったものの…既に瀕死の状態。
駆け寄ったホノカにも唸りをあげて一瞬突き飛ばそうと…でもそんな力すらもう無く…
ホノカに抱き止められ正気に戻ったレミーでしたが、もはやその命は風前の灯で…「後は任せた」と言い残し消滅。。。むぅ…
今作で、芸能人としても引退する涼夏さん。
今まで観てきた涼夏さんの役は、今作のラスト以外のような基本明るい感じで、作品全体を照らしてくれた存在でした。
もっとこれからも、観ていたかった俳優さんでしたが…でもね、1人の大人が覚悟決めて決断したことにあれこれと言うのも無粋というもの。
最後の最後で、いつも以上に熱のこもった、でも良い意味で、涼夏さんらしくない内容の素晴らしい演技を魅せてくれました。
本当お疲れ様でした!
続いては、
二番隊隊長の〈永倉ヒナノ〉(A級)(モデル: 永倉新八)を演じる『河口舞華』さん。
…と、今作ではこの2人は基本セットかな。
五番隊隊長の〈原田ケイカ〉(A級(多分))(モデル: 原田左之助)を演じる『江里奈』さん。
ほのぼの集団の二番隊隊長のヒナノ。隊員にホノカもいます。「ハイッ!隊長ぉ〜!」
新撰組の永倉新八は、凄腕の暴れん坊!ってイメージがあったのですが…このみぶまほシリーズにおいては、イジられ愛されキャラ。
魔法少女の間では常識である、魔皇室について知らないなど知識量は、脳筋の一番隊と同レベル!
グロいお話は苦手で、でも見栄を張るのは一人前で、ヤバくなったら勇ましく立って誤魔化すのは一流!
魔具レプリカ"手柄山棒"(だったかな?)も実はちゃっかり販売していて、更に見返り料は後でコッソリと、部下のホノカから受け取ろうという意地汚さ!
レミーを揶揄うと、逆に凄まれ、マキナやミリカにまで「ヒナノに言われると何か腹立つ」と"つい"本音を言われてしまう始末!
ネリッサには二番隊ってそれほど活躍していないとも言われ、毎回酷い言われようから反論するも、可愛がってるだけ、とコチョコチョされ…
そう、ここまで書いたものだけだと、単なるヒナノdisりになってしまうわけですが、実際にヒナノいじりは毎度のことのようで、可愛がられている証拠ですね♪
何ですってざんまい。おかわり?ジエンド?他にもこの進化パターン。
それと大千秋楽で魅せた、往年の寛平ちゃんギャグ!
これら全てを舞華さんが演じるから、可愛らしく憎めない空気感が作られるわけです。
暗いシーンも多い中、ヒナノの癒しはある意味、魔法ですね。さすがムードメーカー!
で、冒頭こそはレミーとわちゃわちゃしていましたが、そこからうるさいコンビとして組んでいたのが、ケイカ。
緊張すると自己紹介を無意識にしちゃうケイカですが、若手の指導員ということで…
作中では、ホノカを厳しく、ひじょーに厳しく教育。エグイわね。
ホノカには自分のことを社長、と呼ばせて土下座させ、そのままオフ芝居でネチネチ魔具による折檻!折檻!…いやこれは教育。
ミツキへの生意気な口調を咎める。。。というよりもはや脅しですが…あ、3日目あたりからは、ケイカの魔具からはビームというか電流みたいなものも出る様子。
もっとも、そんなホノカからはこの後何度も反撃を喰らいまくりで…相手が悪かったんですね…
「腹立つ~」、「ムカつくぅ~!!!」、ホノカにやり返されて、途中からはそんな場面ばかり笑
そして、魔具レプリカも、ケイカのは売れないって、あ、これは皆から思われていたり。
ちなみに売れると見返り料が入ることを知ったとき、
「お・か・ね・入るのぉ~~~」の表情よ。この江里奈さんの顔芸も伝統芸!
そんなギャグ担当が多い二人ですが、ちゃんと真面目なシーンもあります。というかこれを書きたいがために、この二人はセットにしました。
シヤカたちが魔陵AGEを結成し、シヤカたちとリン、そして後からは、ネリッサまでも魔浪士組を抜けて魔陵AGEに行ってしまって、それをマキナはアッサリ許していて…
で、あれ?それって局中魔法度に違反してね?と遅まきながらヒナノが気づいたシーン。
前作では、魔狼士組から脱走した、昔からの仲間である"山南イライザ"を、鉄の掟に従い、涙の破壊を行ったにも関わらず、今回は何故かお咎め無しとして、シヤカたちだけは平然と許すマキナ。(のように彼女たちからは見えている)
それに憤るヒナノ&ケイカ。
ちなみに、ケイカは前作に登場していないので、イライザの破壊現場にはいなかったわけですが…描写が無いだけで、きっとイライザとも仲良かったのでしょう。
で、そんなマキナに不信感を抱くようになってしまった、ヒナノとケイカですが、諜報部隊のホノカ情報によると、他の隊士たちの間にもそんな空気が流れてしまっていると。
そう、掟によって築かれた固い絆は当然、それが綻べば簡単に崩れるもの。ましてや、掟を破れば破壊という、ある意味の恐怖政治においては破っても大丈夫、という空気が一番の命取り。イライザを破壊させてまで、そうならないよう掟を守ってきたのに。
そりゃ、若い隊士たちからすれば、厳しすぎる掟も無く、さらに魔皇室直属の護衛兵!という立場の方が魔法学園の警備隊よりも、憧れがあるのでしょう。
このままでは、魔浪士組が空中分解してしまう!そんな危惧を抱いたヒナノたちは、しかしそれでもマキナに対して意見を言えない。
昔ならいざ知らず、今では局長とその部下、という立場が、知らず知らずに深い溝を作っていたんですね。
よくありますよね。社会人でも、仲良かった同期が売れたり出世したりすると、その同期に対してはいつの間にか距離を置いてしまう。
実に日本人らしい。
でもそんな考えによって、今回、マキナに意見を言えない、言っても聞いてもらえないだろう、という勝手に思い込みが、ヒナノ&ケイカに広がり、溝だけがドンドン深まっていく。
でもでもやはり、このままでは良くない!そんな必死の想いから生まれたのが、局長よりももっと上の立場、学長に直訴しよう!というケイカの発案。
ネガティブ発言(そしてさり気なく二人をdisる)をするホノカに、本来なら立場的に一蹴しても良いものを、本人も自覚している不安からか、「そんなの解ってるよ!」と。というよりも、これは自分を鼓舞するかのようなセリフですね。
このケイカのセリフは結構好き。
で賛同したヒナノに後押しされ、その直後にケイカとホノカは一悶着起こしたもののw そのまま学長に直訴しにいきます。
緊張しまくるヒナノとケイカ、と平然としているホノカ笑
そんな恐れ知らずのホノカが、サッサと言う「最近のマキナ局長の様子がおかしく無いですかぁ?」を口火にヒナノ&ケイカも続く。
マキナは、鉄の掟を蔑ろにして好き勝手やっているのでは、と。
言い換えればこれは、魔法少女に相応しい行動では無い、と。
これって、前作観た人なら何か見たことあるなぁと思いませんでしたかね?
…
そう。
前作でマキナたちが、暴虐武人な振る舞いだった前局長である"芹沢ミミ"に対して、当時、マキナたちを指導していた先生に、ミミは魔法少女らしくない!掟に反している!と、直訴した行為と同じです。
そして、先生の許可を得たマキナたちは、ミミを成敗する…
ただ当時と違うのは、ヒナノたちは、魔狼士組を潰したく無い、という想いと共に、マキナに対する信頼も残っているということ。
そして、そんな想いを見抜いている学長は、ゆっくりと彼女たちを諭す。
誰一人欠けても、今の魔狼士組は存在しない。そして、仲間の意見を聞かないマキナでは無いと。
局長だから意見が言えない、というケイカに対して、「マキナさんがそう言ったのですか?」。
黙り込む3人に「そういうことです。」と静かに諭す学長。このやり取り、渋すぎるでしょ、学長!!!
この後に、ヒナノたちがマキナに対して直接話し合ったかは定かでは無いですが…
こんなやり取りがあった後の、シヤカ暗殺のための軍議の中です。
シヤカは成敗、他の魔陵AGEの面々も皆殺しだ!と息巻くミリカ。
そんな軍議の最後にヒナノ&ケイカに対して、マキナの命令…いやお願い。
「リンちゃんは何も知らないの。リンちゃんだけは助けてあげて…」
これを聞いたときの、ケイカとヒナノの安心した笑顔!と、すっごく安堵した空気が広がったこのシーン!
何度観てもこのシーンが凄く好き!
しかもこの後のヒナノやケイカたちは、笑顔での軽口の返しの中でも、マキナに対してあえて、"局長"という言葉を強調して喋るんですよね。
局長になっても、マキナはマキナなんだ、という安心と信頼感がとても伝わる!
ちなみにマキナの、リンは何も知らない、というセリフは、確か公演4、5日目くらいから足されたもので…本番公演中でもより強く、リンに対する想いを伝えたいがために、進化したんだなぁと。
ここまで長々書いたのは、この一連の流れがすっごい好きなシーンであるため!!!
で、その後の、皆からの、マキナらしい、というセリフに対して、「そっかなぁ~」と言うマキナの返しは前作でもあった仕草で…
前作を観ていた人たちには、ここでもマキナは変わって無いんだなぁ、というのが伝わるやり取りですね。きららさんマキナの場合、ここでも顔芸は入りますが笑
…隙あらば、マキナの話しに流れちゃいますが、また二人の話に戻して…
ヒナノとケイカは、魔陵AGEたちとの最終バトルにももちろん参加。
ただ…シヤカが消滅したことを特殊能力を持っていたミツキによって、おそらく予定より早く魔陵AGEの面々に伝わってしまい…その後の、
「バレてしまっては仕方ない」というセリフは、悪役みたいだな、と思ったのは内緒w
でも二人は魔具をクルンと回し、相手に対して構える様は、それまでのギャグキャラとは思えない凛々しさ。
そう。笑いもシリアスも、その多彩な演技力で表現してくれる、舞華さんと江里奈さんだからこそ魅せてくれた、ヒナノとケイカでした。
さてさて…次はちょいちょい話しに出てきた、今作のホットステーション。
唯一のWキャスト、〈島田ホノカ〉(C級)(モデル: 島田魁)を演じる『MIKI』さん、『しおの』さん。
ネコ耳眼鏡っ子!(ただし眼鏡にはレンズ無し)
どう使うのか、水鉄砲型の魔具。
ヒナノ率いる ほのぼのニ番隊所属にして…
前作では諜報部隊として何気に活躍していましたが、今回は魔力ではなく、全集中し、車両1両分の会話なら全て聴けるという、"盗み聞きの呼吸"を会得しており、それを駆使して活躍します!!!そう、魔法じゃないのです!だからC級なのです。
… いいじゃない、流行ってるんだから…
でも後半では、これはあくまで"魔法"と言い張ります。イッツマジック!
色んな声が聴こえる魔法というのは、かなり便利な補助スキルですが…
これは、ちょっと先の未来まで見えちゃう見聞色の使い手でも無く、心眼と称して本音がバレると「何が可笑しい!」とぶち切れる異常聴覚者でも無く、あくまで魔法(自称)なのです。
そして戦闘になっても、後ろに下がっていることが得意、という劇中最弱の魔法少女ですが、太々しさに関しては劇中No.1!
最初こそ、教官のケイカにヘイコラしていたものの…段々とその本性を現します。
ミツキを堂々と呼び捨てたり…
あと、呼吸のことを全員からdisられイジけ、それを見た皆は面倒臭いから謝る中…ホノカは局長のズレた褒めに対し1番傷付いたからと、局長に謝罪させる…ちなみにあの上下関係に厳しいミリカですら、「局長謝れ!」ってマキナに言うという始末…
そして戦闘になっても、後ろに下がっていることが得意、という劇中最弱の魔法少女ですが、太々しさに関しては劇中No.1!
最初こそ、教官のケイカにヘイコラしていたものの…段々とその本性を現します。
ミツキを堂々と呼び捨てたり…
あと、呼吸のことを全員からdisられイジけ、それを見た皆は面倒臭いから謝る中…ホノカは局長のズレた褒めに対し1番傷付いたからと、局長に謝罪させる…ちなみにあの上下関係に厳しいミリカですら、「局長謝れ!」ってマキナに言うという始末…
穏和なマキナが唯一、感情のみでブチ切れかける、という貴重なシーンを引き出す持ち主のホノカ。
そして、ケイカに対しては後半になるにつれ、段々と大胆になっていきます。
レプリカが売れていないくせに、とか、呼吸を魔法だったと意地でも言い張ったりとか、頭叩かれると「クソッ!クソッ!」とブチ切れたり…
そして、ケイカに対しては後半になるにつれ、段々と大胆になっていきます。
レプリカが売れていないくせに、とか、呼吸を魔法だったと意地でも言い張ったりとか、頭叩かれると「クソッ!クソッ!」とブチ切れたり…
あ…このシーンの直前にヒナノやケイカに対し、「珍しく2人の意見と合った」というセリフを吐いているので…ケイカはもちろんのこと、一見従順な態度をとっていた隊長のヒナノに対しても、どこか小バカにしている節があります笑
ちなみに、学長の前に出ると、一応敬語…というか、ですます調では話しますが、学長に対し、めちゃビビりまくっているヒナノ&ケイカをよそに、不躾な質問を堂々とできる怖いもの知らず。
「それがどうかしたんですかぁ〜?草」
そして、「呼吸が使えるのですね」という、学長の言葉に対しても、「あ、それ魔法だったんです!」と反論出来るすごい子。
更には、この学長に全然名前を覚え貰ってなくても、それでもめげることなく、ヒント…というかほぼ答えを言い、一生懸命に名前を覚えてもらおうとする姿勢。つ、強い!
去るときも、存在を忘れられているわけですが、「私は?私、名前呼ばれてない。」と負けずに残り、名を呼んでもらうために勝手に残る!
これには学長も苦笑いしたり、ため息付いたり、楽しそうに笑ったり。
こんなホノカも、ラストの学長襲撃直前のシーンでは、レミー&学長に、やはり存在を忘れかけられ「え?」って焦ったり、病気のレミーの代わりに頑張る意気込みを見せるも、「何で?」と逆にレミー返されタジタジに。
そして、「呼吸が使えるのですね」という、学長の言葉に対しても、「あ、それ魔法だったんです!」と反論出来るすごい子。
更には、この学長に全然名前を覚え貰ってなくても、それでもめげることなく、ヒント…というかほぼ答えを言い、一生懸命に名前を覚えてもらおうとする姿勢。つ、強い!
去るときも、存在を忘れられているわけですが、「私は?私、名前呼ばれてない。」と負けずに残り、名を呼んでもらうために勝手に残る!
これには学長も苦笑いしたり、ため息付いたり、楽しそうに笑ったり。
こんなホノカも、ラストの学長襲撃直前のシーンでは、レミー&学長に、やはり存在を忘れかけられ「え?」って焦ったり、病気のレミーの代わりに頑張る意気込みを見せるも、「何で?」と逆にレミー返されタジタジに。
まぁ学長は冗談でしたが、レミーは本気だったみたい。「私は…無理だと思う」のレミーに「ええぇ…」ってホノカ笑
ただ、学長パワーで、一時的に元気になったレミーを見て、「見せ場が無くなった泣」と悔しがっているくらいなので、この護衛の任務自体は張り切っていた感じはありますね。任務に対してか、単に目立ちたかったからか、は定かでは無いですが笑
でもだからこそなのか、襲撃された後も…
前線でレミーが奮闘していたとはいえ、下がるのが得意だったからか、呼吸で相手の位置を把握し上手く逃げ回ったのか、ちゃんと学長を護り切ったところは、腐っても魔狼士組の一員!
そしてレミー亡き後、学長の最後の言葉を聞いて、「え?」と驚くホノカ。
ただ、学長パワーで、一時的に元気になったレミーを見て、「見せ場が無くなった泣」と悔しがっているくらいなので、この護衛の任務自体は張り切っていた感じはありますね。任務に対してか、単に目立ちたかったからか、は定かでは無いですが笑
でもだからこそなのか、襲撃された後も…
前線でレミーが奮闘していたとはいえ、下がるのが得意だったからか、呼吸で相手の位置を把握し上手く逃げ回ったのか、ちゃんと学長を護り切ったところは、腐っても魔狼士組の一員!
そしてレミー亡き後、学長の最後の言葉を聞いて、「え?」と驚くホノカ。
こう見えて頭の回転は早いホノカではあるので、学長の真意を何かしら感じ取った、のかもしれませんね。きっとこの後は、魔法界を守るために、鬼殺隊に入隊して、盗み聞き柱として活躍するのでしょう。
さて、このホノカは前述したようにWキャストであり、MIKIさんホノカも、しおのさんホノカも、基本的にはどちらも同じく生意気な態度ですが、演じる2人の芝居により、若干受ける印象は違います(当社比)。
MIKIさんは基本、上から目線の態度、しおのさんは下の立場の自覚はありつつの態度という印象。
あえて二人で分けたのか、演出なのか、はたまたご本人の地なのかw
それと、アドリブシーンでも違いがありますね。
前半、ドヤ顔での呼吸自慢の後、皆にC級だとバカにされ…どちらのホノカも精神が帰郷するのですが…
さて、このホノカは前述したようにWキャストであり、MIKIさんホノカも、しおのさんホノカも、基本的にはどちらも同じく生意気な態度ですが、演じる2人の芝居により、若干受ける印象は違います(当社比)。
MIKIさんは基本、上から目線の態度、しおのさんは下の立場の自覚はありつつの態度という印象。
あえて二人で分けたのか、演出なのか、はたまたご本人の地なのかw
それと、アドリブシーンでも違いがありますね。
前半、ドヤ顔での呼吸自慢の後、皆にC級だとバカにされ…どちらのホノカも精神が帰郷するのですが…
MIKIさんは滋賀の琵琶湖(あれは海水らしい)、しおのさんは和歌山の実家の特産物から奈良漬けを思い出し、最終的には三重に帰ろうとする。
その後の、マキナに謝罪させた後の対応や、ケイカに呼吸を魔法だと言い張るとこや、頭叩かれた後の反応や、vs学長との名前覚えてバトルとか…
その後の、マキナに謝罪させた後の対応や、ケイカに呼吸を魔法だと言い張るとこや、頭叩かれた後の反応や、vs学長との名前覚えてバトルとか…
今後、動画販売され、かつ別々のホノカverがあるならば、見比べると面白いかもしれませんよ♪
しおのさんは、前作でもホノカ役を演じておりますが、相変わらずの妹キャラっぷりでしたね。ネコ耳が似合いすぎている!前作では、途中に挿入歌を客席の目の前で口パクで歌うシーンあり…で、目の前で歌ってもらおうと、来そうな席を選んだのですが…結局隣に行ってしまって目の前で歌ってもらえなかったのは懐かしき思い出。
しおのさんは、前作でもホノカ役を演じておりますが、相変わらずの妹キャラっぷりでしたね。ネコ耳が似合いすぎている!前作では、途中に挿入歌を客席の目の前で口パクで歌うシーンあり…で、目の前で歌ってもらおうと、来そうな席を選んだのですが…結局隣に行ってしまって目の前で歌ってもらえなかったのは懐かしき思い出。
そしてMIKIさんは…知る人ぞ知る、ゴブさんの作品にはちょいちょい出演経歴もあり、更にシレっと《新劇団》さんとしても受付で結構入っているので、お会いしている方も実は多いのでは。
でもこの《新劇団》さんとしては、初の出演となるわけです!
師匠であるききらパイセンとの共演も久々で、嬉しかった(^^)
ゴブさん作品以外でも、MIKIさんの芝居は私も結構観てきていますが…
最近は立場が上がってきたのか、他の若い方々を立てるような役が多かったのですが、今回は大物がゴッソリいる中だからか、活き活きした演技をしているのを久々観たような気がします笑
どちらの方が良い、というのは無いですけど、個人的には今回のような伸び伸びしている演技の方が好きですね(^^)
この感想は以下に続きます。


