バンコクは毎日40度近い気温が続く。そういえば先日影のない日があったんだね、(太陽が真上に来る)

 

5年ぶりの日本では運転免許が失効したことに加え、さらに苛烈な状況が待ち構えていた。

 

自分がなぜ運転免許にこだわるかというと、海外在住者は基本的に日本の金融サービスを利用できないことにある。

しかも最近はその締め付けがだんだん厳しくなってきているようで、下手すると銀行口座が凍結されてしまうケースもあるらしい。

 

いざ身分証明書の提示を求められたとき、住所の記載がある免許証は水戸の印籠だったのだ。

 

さてある日銀行の窓口であるサービスを受けることにしたのだが、このサービスには身分証明書の提示が必要ないことを事前に確認してから行った。

 

ところが行員はデスクで誰かと電話で長々と話をした挙句、個人情報の確認を求められ、その後弁護士と電話で話してくれと言われた。

 

すると弁護士から言われたのが

 

あなたは行方不明者です。

 

な、ナヌー( ゚Д゚)

 

頭が真っ白けで話の要領もつかめない。

 

結局銀行のサービスは受けられず、後日新幹線に乗ってその弁護士に話を聞きに行った。

 

するとその弁護士は自分の不在者財産管理人になっているのだとか。

 

不在者財産管理人とは連絡のつかない者の財産を保護するための代理人らしい。自分がどの金融機関にいくらの資産を持っているかをすべて調べ上げ、おかしな取引がないように管理しているようだ。つまり自分は今回この監視網に引っかかったのだね。

 

なぜ自分が不在者扱いになっているかは詳しく書かないが、どうも身内との連絡のすれ違いがこのような状況を生み出したようだ。

 

早速解除の手続きを取ってくれるとのことだが、この不在者財産管理人の手数料の高いこと。

実は昨年口座から意味不明な30万円が引き落とされていて、さてはハッキング被害にでもあったかと思っていたのだが、実はこの手数料だったことが判明した。

 

ということは今回たまたま発覚しなければ、未来永劫毎年30万円ほどがチャリンチャリンと引き落とされていたんだね。

 

何と恐ろしいことだろう。 ガーン

 

さてこの弁護士、監視解除連絡の際金融機関になんて告げるのだろうか。

 

タイに住んでるのが分かりました~ ニヤリ

 

それですべてがおしまいだ。

 

 

それはさておいて最近いろいろ考えるところがある。

 

タイでもうしたいことは何もない。行きたいところもない。

 

それより元気なうちに日本を再認識したいと強く思うようになった。

 

崩壊に向かう日本、もしかしたら戦争に巻き込まれるかもしれない日本。少なくとも現時点ではタイにいたほうが安全かもしれない。

 

でも本帰国をしようという気持ちが年々強まっている。