金正恩が能登地震のお見舞いメッセージを送ったかと思えば、妹の金与正が岸田さんいらっしゃいと呼びかけてみたりと日本政府はその解釈に戸惑っているようだが、今度は女子サッカーで思ったほどのラフプレーもなく、さらには北朝鮮のサポーターがごみ拾いまでしたそうだ。

 

これらのちょっと意外とも思える一連の流れ、全く関連性がないとは思えない。

 

多くの人は「日本を混乱させるためだ。」、「日米韓分断工作だ。」と思うだろうし、気を付けるに越したことはないのだが、自分は少し違う見方をしている。

 

これは年明けのブログにもそう書いている。

 

馬淵睦夫氏によれば北朝鮮はDSの呪縛を振りほどき(北朝鮮を作ったのも陰から支配しているのもDSだそうだ)、ロシアと手を結んだ。

 

そこでロシアが北朝鮮を通し、日本に秋波を送っているのではなかろうかと自分は見ている。

 

プーチン大統領は対話の窓口は閉じていないと言っている。

 

ただPAC3をアメリカに供与したらその時点で対話の窓口は完全に閉ざされてしまうだろう。

 

今の日本にとってDSに隷属したままと、ロシアと手を組むこととどちらが国益につながるのだろうか。

 

もちろん急激に方針転換などできないし、在日米軍が日本に襲い掛かることも十分あり得る。

 

 

ガザ侵攻が注目を浴びなくなれば今度は東アジアで戦争が起こるともいわれている。

 

馬淵睦夫氏は台湾進攻は基本的になく、起こるとすれば朝鮮戦争だと前々から述べている。別に北朝鮮が南北統一のために韓国に攻め入るのではなく、北朝鮮にちょっかいを出して攻め込ませるようにするのだ。

 

これはウクライナ、ハマス、そして時代をさかのぼれば日本にしたのと同じやり方である。すべては相手に先に手を出させるのがDSのやり方である。

 

仮に北朝鮮が先に手を出せば、在韓米軍があることから大規模戦争に発展する可能性もあるだろう。中国がどう出るかは分からないが、日本は確実に巻き込まれる。

 

北朝鮮は勃発するかもしれない朝鮮戦争を見越して日本に秋波を送ってきていると見ることもできる。

 

北朝鮮やロシアと手を組むなんてとんでもないと思う日本人も多いだろうが、国の存続のためには冷静に客観的に時には冷酷に判断する必要があると思う。それが政治家の仕事だ。

 

まあ、今の政府には無理だろうね。

 

タイは伝統的に八方美人型の外交をする。特定の国に依存しすぎたり、不用意な敵を作ったりしない。しかしもちろん自国にメリットのない国とはあまり関与しない。

 

タイの政治家だってバカじゃないから今の日本政府がどういう状態なのかは十分把握しているはずだ。このままだとタイにも見放される日が来るかもしれない。

 

 

まあ、ド素人の推測でしかないが北朝鮮がどんなメッセージを発信しようとしているのか、政治家や外務省は感情を捨て去り冷静に分析してもらいたいと思う次第である。