半年位前に愛用していた iPod Classic がパソコンとのデータ同期中にいきなり iTunes がフリーズしデータのやり取りどころかソフトそのものがうごかなくなりました。しかし iPod のコネクターを外すと iTunes は再び使えるようになるので、これはメカ的な問題か?と近くの iStudio(apple直営のショップ)に持ち込むと、本体に耳をつけながら、「中でカチカチ音がしている。どうもメカ的な不具合なようだ。この店では直せないから他の店へ行ってくれ。」と言われました。

言われたショップへ行くと、「自分のPCも持ってきていないのにそんな確認はできない。」とつっけんどんな態度。それでも前の店でメカ的におかしいようだと言われたと粘ると、店のPCでソフトの同期をできない設定にしてから iPod をつなぎ、
「ほらみろ、何も問題ない。」
と追い払われてしまいました。

これはタイだからの冷たいサービスなのか世界的にどうなのかはわかりませんが、仕方ないので今回日本に帰ったとき真っ先に修理に出そうと思っていました。この半年間のうちに演奏が途中で止まるは、バッテリーがすぐなくなるは、ボタンを押してもうんともすんともいわなくなるはでほとんど使い物にならない状態でした。

さて日本へ帰った翌日、即朝一でヨドバシカメラにかけこむと、ここではapple製品の修理は受け付けていないとの事。

「ええ~Σ(゚д゚;) 天下の大型家電量販店が修理を受け付けないなんてありえるのか?」

店員に教えられたのはapple直営店かインターネットで問い合わせるしかないとのこと。しかしこの直営店日本には非常に少ないようです。

しかたないので銀座直営店に赴くと、ビルの4フロアを使って商品の陳列から各種サービスまでおこなっていました。びっくりしたのは1階の商品コーナーでは日曜ということもあってかお客さんがびっしり、そして説明員も国際色豊かで外国人が何名もいました。もちろん外国人対応です。

さて、4階の修理・サービスコーナーもお客さんは大勢いましたが、さすが日本のショップですね。対応も店員の技術的なスキルも見事なものでした。

PCと同期できない現象は実は二通りあって、古いiTunesではiPodとつないだとたんソフトがフリーズしたのですが、最新のiTunesでは自動的にもまた同期をクリックしてもなんの変化も起こらなかったのです。

この原因はiTunesの音楽、Podcastなど各種項目それぞれに同期するのチェックを入れてなかったことにありました。
つまりPCとの同期についてはハード的に何の問題がなかったのですが、しかしこれはどう考えてみてもapple側が提供するiTunesのソフトに問題があると考えています。
つまり古いヴァージョンではもうiPodとの互換性をなくしたかサービスを停止してしまった。また新しいヴァージョンに切り替えた時、全ての設定を勝手にリセットしてしまった。どうもそんな気がしてなりません。

ところでバッテリーや動作性の不具合については、部品交換等の修理は行わず、同等商品との交換となるとのことでした。しかもその価格、新品の7割くらいの高価格。(ってふざけるな(`Δ´) )

しかも商品のふたを一度でも開けたらそれは改造品として扱うため修理は受けられない。(タイでバッテリー交換をしている)

ところがこの製品を下取りに出せば新製品が1割引きで買うことができる。


つまり apple (iPod だけ?)の商品は一度壊れたら新製品に買い換えろとのポリシーだとわかりました。

タイでの直営店は店員の教育がまったくなっていないし、
こういう apple 商法、長続きするのでしょうか。

そんなおり、apple の株価が大幅に下落しているとのニュースが流れていたのです。